話題の「電動トゥクトゥク」が消防車に!? 三輪車をあえて防災車両にする利点とは 用途によってはかなり優秀?
- 乗りものニュース |

「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2025」で、特殊車両開発メーカーであるトーハツがEV三輪車(エレクトライク)タイプの消防車を公開しました。
低コストで特定の状況では優れた性能を発揮
2025年10月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催されている「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2025」において、特殊車両開発メーカーのトーハツが、EV三輪車(エレクトライク)タイプの消防車を公開しました。
公開されたエレクトライク消防車のフロント部分(斎藤雅道撮影)
今回発表されたEV三輪消防車は、ビークルファンのEVトゥクトゥク「トランスポーター」をベースに開発された車両です。主な用途としては、初期消火活動を担う先行車としての活用が想定されています。担当者は、「三輪車なので小回りが利くのが利点です。狭い道が多い住宅地でも柔軟に対応できます」と話します。
車幅が通常のポンプ車よりもコンパクトなため、住宅街や工場敷地内など、アクセスが難しい場所での火災にも迅速に対応できる設計です。また、このEV三輪車は総排気量250cc相当の側車付三輪車として分類されるため、普通運転免許で運転が可能です。
三輪であるにもかかわらず、二輪車と比較して走行時の安定性は高いとのことです。速度はリミッターによって時速50kmに制限されていますが、本来はより高速走行も可能な設計で、車両全体の重心バランスも良好です。
消火機能としては、通常のポンプ車と同様に消火栓にホースを接続して放水する形式を採用しています。三輪車ながら四輪のポンプ車と同等の使用が可能でありながら、調達コストや運用コストを大幅に抑えられる点がこの車両の大きな特長です。
担当者は、「軽二輪扱いのため、車庫証明や車検が不要で、維持費も比較的安く抑えられます。したがって、消防署での本格運用というよりは、工場や施設内の自主防災用車両、小規模な消防団向けの消火車両としての使用を想定しています」と説明しています。
充電は家庭用電源で行うことが可能で、フル充電には約8時間を要します。ベース車両であるトランスポーターの航続距離は60〜90kmとされており、装備品の搭載状況により多少の変動はあるものの、そもそも短距離での出動を前提としているため、実用上の問題はないようです。
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