空自「異形の新型機」ついに試験映像が公開! 機首には“巨大なタラコ唇”も 日の丸輸送機に新たな派生型
- 乗りものニュース |

「スタンド・オフ電子戦機」試験映像が公開
航空自衛隊・飛行開発実験団は2026年3月17日、C-2輸送機をベースとしたスタンド・オフ電子戦機とみられる新型機の試験映像を公開しました。
C-2輸送機の派生型として開発されたスタンド・オフ電子戦機(画像:航空自衛隊・航空開発実験集団)
「スタンド・オフ電子戦機」とは、強力な電波妨害によって敵のレーダー施設などを無力化し、自衛隊の航空作戦を支援する機体です。
航空自衛隊はこれまで、EC-1やYS-11EAといった輸送機をベースにした電子戦機を主に訓練用として保有していましたが、現在は退役しています。これらは自衛隊機の中でも、秘匿性が高い機体として知られていました。
新型のスタンド・オフ電子戦機は、先代のEC-1と同じく、機体にはコブのようなアンテナフェアリング(覆い)が複数あり、機首にも装着されています。完全に新造された機体ではなく、C-2の量産初号機を改造した機体です。
その異様な外観を見たSNSユーザーからは「まるでカモノハシ」「タラコ唇」などといった声があがっています。今回公開された映像は、岐阜県各務原(かかみがはら)市にある日本最古の飛行場である岐阜飛行場での離陸滑走試験を捉えたものです。
防衛省では、C-2ベースの新たなスタンド・オフ電子戦機を4機調達する予定です。ちなみにC-2輸送機には派生型として、電波情報の収集を目的としたRC-2が開発されており、こちらは既に配備されています。「スタンド・オフ電子戦機」が導入されれば、C-2輸送機の派生型がさらに増えることになります。
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