航空自衛隊の「見えない長槍」ついに装備へ! 射程500kmのF-35用ミサイル“受領の瞬間”を防衛省が公開
- 乗りものニュース |

ノルウェー製の高性能ミサイル
防衛省・自衛隊の公式Xは2026年3月13日、ノルウェーを初訪問し、F-35Aに搭載可能な対艦・対地巡航ミサイル「JSM(Joint Strike Missile:統合打撃ミサイル)」を受領した様子を投稿しました。
航空自衛隊のF-35A戦闘機(画像:防衛省)
同ミサイルは、ノルウェーの防衛企業コングスベルグ・ディフェンス&エアロスペース(KDA)がノルウェー軍と共同で開発したものです。
公式Xでは「これは、昨年のノルウェー海軍艦艇の日本寄港に続く、防衛協力・交流の深化の象徴です。防衛省・自衛隊は、今後もノルウェーと緊密に連携していきます」と投稿しています。
航空自衛隊では、F-35Aで使用する新たな搭載兵器のひとつとして、このJSMの購入を決定しました。
JSMは基本的には対艦ミサイルに分類されますが、これまで航空自衛隊が装備してきたミサイルとは異なり、ミサイル自体が優れたステルス性を備えているため、敵側から迎撃を受けにくいという特徴があります。また、対艦攻撃だけでなく陸上目標への攻撃にも使用でき、その長射程能力を活用すれば巡航ミサイルとして運用することも可能です。射程は高高度飛翔の場合約500kmとされており、敵勢力の防空圏外から攻撃できるスタンド・オフ防衛能力としての運用が予定されています。
さらに同ミサイルは、F-35Aのウェポンベイに収容できる点も大きな利点です。F-35はレーダーに捉えられにくい高いステルス性を確保するため、搭載兵器を機内に収納するウェポンベイを備えていますが、一般的な対艦ミサイルの場合、サイズがネックとなり、そこに収納することができません。
しかしJSMは、設計段階からF-35A(陸上型)およびC型(艦載型)のウェポンベイに収納できるサイズとすることが考慮されているため、ステルス性を損なうことなく使用することができ、相手の防空システム次第では、発射担当機もミサイルも全く補足されずに攻撃することができます。
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