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日英伊の次世代戦闘機←南アジアの大国「仲間に入れて!」ロシア製戦闘機いっぱい持つ国の思惑とは?

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  • 乗りものニュース
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日本がイギリスやイタリアと開発を進める次世代戦闘機GCAPにインドが関心を持っていると一部メディアが報じています。インドは第5世代戦闘機の独自開発を進行中ですが、GCAP参画の意図はどこにあるのでしょうか。

GCAPにインドが興味津々

 2025年4月1日付の産経新聞によれば、日本、イギリス、イタリアの三国が共同で推進する次世代戦闘機開発計画「GCAP(Global Combat Air Programme)」に対し、インドが参画の意欲を示しているといいます。

Large figure1 gallery6インド空軍のSu-30戦闘機。ロシア製だ(画像:インド空軍)。

 報道によると、インド政府が日本政府に対し、参画の可能性を探る予備的な打診を行った模様です。同国が正式にGCAPプロジェクトに加わるか、現時点では不透明ですが、その背後にあるインドの意図に注目が集まっています。

 インドはこれまで「アトマニルバル・バーラト(自立したインド)」という国家的スローガンのもと、戦闘機を含む兵器の国産化を悲願として掲げてきました。その象徴的な取り組みが、国防研究開発機構(DRDO)主導の第5世代戦闘機開発計画「AMCA(Advanced Medium Combat Aircraft)」です。AMCAは、ステルス性を含む最先端技術を備えた国産機の実現を目指す野心的なプロジェクトです。

 しかし、理想と現実の乖離は大きいままです。2010年に始動したAMCA計画は、2025年現在でも試作機の完成まで至っておらず、実用化への道筋は依然として不透明です。なかでも最大の技術的障壁となっているのが、戦闘機用ジェットエンジンの開発です。

 戦闘機の心臓部ともいえるこの分野において、インドはいまだ自力での量産体制を確立できていません。現行の国産軽戦闘機「テジャスMk.2」は、米ゼネラル・エレクトリック社製のF414エンジンを搭載しており、今後も一定程度の対外依存は避けがたいと見られます。

 こうした現実を踏まえると、インドがGCAPへの関心を示していることは、軍事戦略上の合理的判断に基づくものであると考えられます。たとえ正式な共同開発国として参画するに至らなかったとしても、エンジン、アビオニクス、センサー融合技術といった個別分野における協力は、インドのAMCA計画にとって極めて有益な支援となり得るからです。

隣国パキスタンで最新戦闘機導入の動きが

 実際、インドはすでにイギリスのロールス・ロイス社との間でAMCA搭載エンジンの共同開発に関する協議を進めている模様で、GCAPに直接参加しない場合でも、同計画で開発されるエンジン技術へのアクセスを通じて、AMCAにGCAPと共通のエンジンを搭載するというシナリオも現実味を帯びてきます。

Large figure2 gallery7インドが独自開発した軽戦闘機「テジャス」(画像:インド空軍)。

 インドがGCAPに正式参画するとなると、複雑な政治的・運用的調整が必須になるでしょう。長年にわたりロシア製兵器を中核に据えてきたインドの軍事体系は、日本、イギリス、イタリアという西側諸国による共同開発体制とは一線を画しており、価値観や運用思想の差異が共同作業の障害となる可能性は否定できません。そうなると、対等な立場でのプロジェクト参加は困難であろうことは明白です。

 とはいえ、インドに残された時間は多くありません。中国はすでに第5世代戦闘機「J-20」や「J-35」の開発・配備を進めており、さらに宿敵パキスタンもステルス戦闘機の早期導入を模索しているとか。こうした地域の軍事環境を考慮すれば、インドがAMCAに並行して、より確実に配備可能な次世代機の確保を急ぐのは、あり得る選択肢だと考えられます。

 これらを考慮すると、インドがGCAP機の完成型を一定数導入・配備するという選択肢も現実味を帯びてきます。

 おそらく、インドは長期的にはAMCAを中核とした自主自立の道を堅持しつつも、直近の安全保障上の要請に応じる形で、より確実性の高い戦力を確保すべきという思惑から、GCAPへの参画を打診したのではないでしょうか。

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