「昔は悪いことをして」と“ヤンチャ自慢”する人に「ウンザリ」 他人に「過去の悪事」話したくなる人の“心理”とは?
- オトナンサー |

知人と話しているときに、相手が「昔はヤンチャしてたんだ」「実はこんな悪いことをして…」などと過去の悪い行いを話し始めることはありませんか。しかし、その話を聞いて楽しくなったり、盛り上がったりすることはそれほど多くないと思います。SNS上では「中高年男性の昔のヤンチャ自慢ほど、ウンザリする話はありません」「気分悪いからやめてほしい」などの声が上がっています。他人に自分の過去の悪い行いを喜んで話す人の心理について、心理カウンセラーの平井綾乃さんに聞きました。
自分に自信がない可能性も
Q.「昔、俺(私)はヤンチャをしていたんだよね」などと過去の悪い行いを人に喜んで話す人がいます。その人はどのような心理状態なのでしょうか。
平井さん「まず、どういったときにこのような発言をするのかについてですが、恐らく『ヤンチャなことができる程の大胆さや勇敢さなどがあること』を自慢したい場合に、過去の悪い行いを武勇伝として話すことがあるのではないでしょうか。
その一方で、自信があれば、わざわざ自分を大きく見せる必要はありませんよね。その背景には虚勢を張る必要があるほど、実は自信がない状態と言えるのかもしれません。他にも、自分を大きく見せたい人の心理としては『他人に弱みを見せたくない』という考えもあります。『もし自分が弱いと知られたらどうしよう』『否定されたくない』といった気持ちが隠れている場合もあります」
Q.過去の自分の悪い行いをつい人に話してしまう場合、精神的な病気の可能性はあるのでしょうか。受診の目安も含めて、教えてください。
平井さん「過去の自分の悪い行いを人に話してしまうこと自体は、精神的な病気とは言えません。そのため、受診の必要はないかと思われます。しかし、他人の自慢を聞かされて喜ばれることは少ないのではないでしょうか。自分でも気付かないうちに対人関係に影響し、気付けば周囲の人と距離ができているということが考えられます」
Q.ちなみに、過去の悪い行いを人に話すのをやめることは可能なのでしょうか。
平井さん「もし本人がやめたいと感じているならば、話題を過去の行いではなく『みんなが楽しめるような話題』にして、みんなの注目を集める方向にシフトチェンジするのがお勧めです。これなら、自慢話ばかりの一方的なコミュニケーションから改善されますよね。
あるいは『注目を集めたい』『尊敬されたい』という気持ちから、こういった行動を取る人もいると思います。その場合、自分に注目してほしい一方で周囲に十分に耳を傾けていない可能性があります。
そういった人は、他人の話に十分に耳を傾けていない可能性もありますね。自分を受け入れてもらいたいならば、まずは他人の話を最後まで共感的に聞くなど、相手を受け入れる姿勢を心掛けても良いかもしれません。また、自分を強く見せたがる人が変わっていくには、人と比較するのをやめることも重要ですね。自分の得意分野を磨いて自信をつけるのも、効果的な対策ですよ。
ちなみに、本人がやめるつもりがないならば、改善は難しいと思います。こういった傾向のある人と一緒にいても常に優劣をジャッジされてしまうため、そういう人からは距離を取ったり逃げたりする方が良いですね」
オトナンサー編集部
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