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射程2800km!? 既存の防空網では迎撃困難な“極超音速ミサイル”「ダークイーグル」米陸軍が訓練で使用する様子を公開

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  • 乗りものニュース
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演習から約1か月後に公開

 アメリカ陸軍は2026年7月20日、極超音速ミサイル「ダークイーグル」を用いた訓練の様子を公開しました。

Large figure1 gallery3ダークイーグルと呼称される長距離極超音速兵器のプロトタイプ(画像:アメリカ陸軍)

 ダークイーグルは、アメリカで開発が進められている、音速の5倍以上で飛翔する地上発射型の極超音速ミサイルです。本格的な部隊配備はまだ行われていませんが、2026年6月22日から7月1日に実施された多国籍演習「ヴァリアント・シールド2026」の期間中、グアムに展開していたようです。

 アメリカ陸軍の公式リリースでは、演習で任務を遂行した第7歩兵師団の将兵が、アメリカ太平洋軍司令官のサミュエル・J・パパロ海軍大将の視察を受ける様子なども公開されています。一方で、防空ミサイルなどの訓練の様子は演習期間中にアメリカ軍や国防総省から公開されていましたが、ダークイーグルに関する情報は演習終了から約1か月後の公開となりました。

 ダークイーグルは射程約1725マイル(約2800km)とされ、極超音速滑空体を搭載する地上発射型兵器システムです。システムはミサイルに加え、発射機(ランチャー)、輸送・支援車両、射撃管制装置などで構成されています。極超音速で飛翔するため、既存の防空システムでは迎撃が困難とされています。

 同ミサイルは2026年6月時点でも能力構築・運用評価の段階にあり、演習中に実弾発射を実施したとの公式発表はありません。そのため、今回の訓練では、ランチャーの展開などの射撃準備や、指揮統制手順の確認が中心だったとみられます。

 アメリカ陸軍と海軍は、この従来型極超音速兵器を、太平洋地域などで想定される長距離の脅威に対し、指揮官が迅速に対応するための重要な能力と位置付けています。両軍は共通の極超音速滑空体(Common Hypersonic Glide Body:C-HGB)を採用した派生システムの配備を進めています。

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