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「リクライニングしていいですか?」→「逆に煩わしい」 声掛けない派、実は多い! 声掛ける派のナルホドな理由も集まる!

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実は少数派の声掛け

 乗りものニュースでは2026年1月7日(水)から1月14日(水)にかけて、リクライニングシートに関する読者アンケートを実施しました。特急列車や飛行機、観光バスなどで、「座席をリクライニングするか」について聞いたところ、多くの意見が寄せられました。

Large figure1 gallery21リクライニングシートのイメージ(画像:写真AC)

 リクライニングを倒す際、後ろの人に声をかけると回答した人は「29.4%」にとどまり、「声をかけない」と答えた人は70.6%に達しました。ただ、声をかけられなかったことで、アクシデントにつながった体験談も少なくありません。

「弁当をテーブルに置いてトイレに立ち、帰ってきたら前の人が思い切り倒していて、弁当が床に落ちていた」(70代以上・男性・首都圏在住)
「相手側が急に、背もたれを倒してきて、パソコンが落ちそうになった」(50代・男性・首都圏在住)
「高速バスだけ声を掛けます。背もたれにドリンクホルダーがついてて急に倒すと迷惑かけるので」(50代・男性・首都圏在住)

「声を掛ける派」の理由も、こうした予期せぬトラブルを避ける目的が大きいようです。

「揉めないよう『倒しますよ』と声掛けだけはする」
「無言で席を倒されるのは気持ちがいい物ではない。本当に一言かけるだけでいいのにと思う」(40代・男性・九州・沖縄在住)
「前の人からの声かけには、一段落ついてからなら快く全開をすすめる」(40代・男性・中部在住)

 声掛けなく座席を倒されることを不快に感じる意見も一定数ありました。不快とまではいかなくとも、急なリクライニングに「びっくりしてしまう」という場合もあるようです。

 なかには、「一声かけてから倒しますが、一発で望みの角度にするのが難しく、座ってから微調整しつつ、倒しすぎないよう気をつけています」(50代・男性・首都圏在住)と言う人も。トラブルを回避しつつ、自分の好みの角度に調整しやすくする意味も込めて声掛けをしていることが伺えます。

「『倒していいですか』ではなく『すみません、少し倒します』とやわらかい調子で言う」(50代・女性・首都圏在住)
「『倒していいですか?』ではなく『倒します』と声かけします」(50代・男性・首都圏在住)

 許可を求めるのではなく、倒す意思を伝えることがポイントだとする意見もあります。「倒していいか」と確認したところ拒否された経験があり、最初から倒す前提で声をかけた方が、こうした事態を避けられるというのです。

声掛け以外にもある“配慮のカタチ”

 約7割を占めた「声掛けない派」からは、「なぜ声掛けをするのか分からない」と疑問に感じる声が多く寄せられました。

Large figure2 gallery22急なリクライニングはトラブルになることも(画像:PIXTA)

「よく新幹線を使用していますが、声を掛けられるのが逆に煩わしいです」(50代・男性・首都圏在住)
「寝ている時に、前の座席に座っている人から『倒します』と声を掛けられて起こされ、不快になった」(40代・男性・首都圏在住)
「トラブルはありませんが、赤の他人からいちいち声を掛けられるのは不快に感じます」(50代・男性・中部在住)

 睡眠中などリラックスしている状態や、見知らぬ人から声を掛けられること自体に煩わしさを感じる人も少なくありません。配慮のつもりであっても、不快感につながる場合があるようです。

 こうした「声掛けない派」からは、声を掛けない代わりに別の方法で配慮するという意見も挙がりました。

「後ろ向きになり、後列の様子を見ながら倒せば、声掛けの必要はない」(50代・男性・首都圏在住)
「後ろの席の方には気を遣いますが、声掛けはしません」(60代・男性・中部在住)
「声はかけませんが、後ろの人がテーブルを使っていないか、荷物がないか、床の方に頭を下げていないかは確認します」(50代・男性・首都圏在住)
「倒すときは声を掛けませんが、そっとゆっくり倒します」(60代・女性・首都圏在住)

 声掛けをせずとも、後方の様子を十分に確認すればトラブルは防げると考える人も多く、リクライニングは「ゆっくり慎重に倒すこと」が重要だといいます。こうした配慮は当然の行為だという考えから、あえて声を掛ける必要はないとする考え方です。

「声掛けは状況によります。一段階くらいなら声は掛けません」(60代・男性・近畿在住)
「ほんの少し倒すだけの時は、特に声掛けせずに倒すこともあります」(70代以上・男性・近畿在住)

 リクライニングの角度がわずかであれば、声を掛けないという意見も寄せられました。なかには「声を掛けてくる人は、だいたい大きく倒してくるので嫌な気分になります」(40代・男性・首都圏在住)と、声掛けが「大きく倒す意思表示」と受け取られてしまうケースもあるようです。

「(声掛けは)コロナ以降に多くなった気がします」(60代・男性・中部在住)
「倒されるときに声掛けをされたことはありません」(60代・男性・東北在住)

 そもそもリクライニング時に声を掛けられた経験がない、あるいは最近になって声掛けが増えたと感じる人もいました。特にコロナ禍以降、こうした行動が増え、若い世代を中心に広がっているのではないかとする意見もあります。

 また、「リクライニング論争はSNS投稿をきっかけに議論が始まったと思う」(50代・男性・首都圏在住)という声もあり、SNSを通じて「声掛けがマナー」という認識が広まっている可能性を指摘する声も挙がりました。

●アンケート実施概要

・調査期間:2026年1月7日(水)12時ごろから1月14日(水)12時ごろまで

・調査方法:Googleフォームを利用しての調査

・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど

・有効回答数:201

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