「戦闘機を造れる国」は世界でもわずか! 韓国の新型戦闘機「KF-21」量産初号機を公開!
- 乗りものニュース |

韓国空軍に初めて引き渡されたKF-21が登場
韓国南部の泗川(サチョン)市で、2026年10月22日から25日まで開催される「2026泗川エアショー」。その会場に、韓国空軍の新型戦闘機KF-21「ボラメ」の量産初号機が展示されました。
韓国空軍に引き渡されたKF-21の量産初号機(布留川 司撮影
KF-21は韓国の航空機メーカー、韓国航空宇宙産業(KAI)が中心となって開発した、韓国初の本格的な国産戦闘機です。
現在の世界では、自国で最新の戦闘機を開発できる国は限られています。戦闘機の開発には、超音速で飛行する機体の設計だけでなく、エンジンやレーダー、電子機器、ミサイルなどを組み合わせる高度な技術が必要です。そのため、アメリカやロシア、中国、フランスなどの航空大国を除けば、独自に本格的な戦闘機を開発できる国は多くありません。
韓国もKF-21によって、そうした国々の仲間入りを果たしたことになります。
今回展示されたのは、機体番号「26-001」の複座型KF-21です。複座型とは、操縦席が前後に2つ並んだ機体のことで、KF-21では単座型と複座型の両方が開発されており、今回展示された機体は2026年9月22日にKAIから韓国空軍へ正式に引き渡された最初の量産機です。
KF-21が最初に配備されたのは、醴泉基地に所在する韓国空軍第16戦闘航空団の第156戦闘飛行隊です。同部隊は以前F-4E「ファントムII」戦闘機を運用していましたが、2012年に解隊され、KF-21の導入に合わせて2026年6月に再編されました。
ただし、量産機が引き渡されたからといって、すぐに実戦任務を開始するわけではありません。今後はパイロットの機種転換訓練や整備体制の確立などを進め、2027年後半から本格的な実戦運用を開始する予定です。
海外技術も活用して開発された国産戦闘機
韓国空軍は長年にわたり、アメリカから導入した戦闘機を主力としてきました。現在もF-15KやF-16、F-35Aなどを運用していますが、一方で老朽化した旧式戦闘機の更新が課題となっていました。
韓国空軍に引き渡されたKF-21の量産初号機(布留川 司撮影)
その代表例がF-4「ファントムII」とF-5「タイガーII」です。F-4は2024年に退役しましたが、F-5は現在も少数の機体がひとつの飛行隊のみで運用が続けられています。こうした旧式戦闘機の後継として開発されたのがKF-21です。
韓国では2001年に国産戦闘機の開発構想が打ち出され、2015年から本格的な開発が始まりました。開発にはインドネシアも参加しています。
2021年4月には最初の試作機が公開され、翌2022年7月に初飛行に成功。その後、空中給油や空対空ミサイルの発射など、さまざまな飛行試験を実施してきました。
KF-21は2基のエンジンを搭載する超音速戦闘機で、最大速度はマッハ1.8。最新のレーダーや電子戦装置などを備え、一般的に「第4.5世代」に分類されています。
ただし、国産戦闘機といっても、すべての部品や技術が韓国製というわけではありません。
例えば、エンジンにはアメリカのGEエアロスペース製「F414-GE-400K」を2基採用しています。このエンジンは韓国のハンファエアロスペースがGEのライセンスを受け、韓国国内で生産しています。
一方、敵の航空機などを探知するAESAレーダーや、敵の電波を探知・妨害する電子戦システムなどは、韓国の企業や研究機関が中心となって開発しました。
韓国は海外メーカーから技術協力を受ける一方、こうした重要装備の国産化を進め、機体の設計や製造、各種装備を組み合わせて機能させる技術を国内に蓄積してきました。
つまりKF-21は、海外の技術を活用しながらも、韓国が主体となって開発した戦闘機なのです。
将来はステルス戦闘機への発展も
KF-21は、最初からすべての任務に対応するのではなく、段階的に能力を向上させていく計画です。
最初に韓国空軍へ配備されるBlock 1と呼ばれる初期型は、敵の戦闘機などと戦う空対空戦闘を主な任務としています。
続いて開発される改良型のBlock 2では、地上の目標を攻撃する能力が追加される予定です。これによって空対空戦闘だけでなく、対地攻撃にも対応する「マルチロール戦闘機」へと発展します。
韓国空軍は2028年までに初期型40機を導入し、その後は改良型の配備とそれまでに配備したBlock 1を改良して、2032年までに合計120機のKF-21を導入する計画です。
さらにメーカーのKAIは、将来の発展型として、ステルス性を持たせた第5世代相当の能力を持った「KF-21EX」も構想しています。
現在のKF-21はアメリカのF-22などのステルス戦闘機に似た外形をしていますが、ミサイルなどの兵装は機体の外部に搭載する方式です。そのため、F-35などの第5世代戦闘機と同等のステルス性能を備えているわけではありません。
一方、KF-21EXでは、ミサイルなどの兵装を機体内部に収納する「ウェポンベイ」を設けることで、レーダーに探知されにくい性能をさらに高めることが検討されています。将来的には第5世代戦闘機に相当する能力の獲得を目指すものですが、現時点では量産や韓国空軍への配備が決定したわけではありません。
韓国では将来の国産戦闘機用エンジンの開発も進められており、KF-21で蓄積した技術や生産基盤が活用されることも期待されています。
量産初号機の引き渡しによって、KF-21は開発段階から実際の部隊運用へと移行し始めました。韓国が独自の戦闘機開発能力をどこまで高めていくのか、今後の動向も注目されます。
実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
| いいね | ![]() |
|
|---|---|---|
| ムカムカ | ![]() |
|
| 悲しい | ![]() |
|
| ふ〜ん | ![]() |







