「寝相」が悪いのはなぜ? 実は寝具&ストレスが関係 睡眠のプロが教える“改善法”
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家族から、寝相の悪さを指摘されたことはありませんか。中には、寝ているときに寝相が悪くてベッドから落ちてしまったり、掛け布団が大きくずれてしまったりする人もいるようです。睡眠中に寝相が悪い場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。寝相を改善する方法も含め、上級睡眠健康指導士の山本智子さんに聞きました。
睡眠環境の悪さが原因
Q.そもそも、睡眠中に寝相が悪くなるのはなぜなのでしょうか。
山本さん「睡眠中に寝相が悪くなる原因として、まず睡眠環境の悪さが挙げられます。敷き寝具や枕の硬さ、高さが合っていなかったり、掛け布団が重かったり、寝室の温度や湿度、騒音、光の影響を受けたり、さらにはペットが動き回っていたりなど、さまざまな要因で睡眠環境が悪化します。
寝相が悪い場合、自律神経が乱れている可能性も考えられます。ストレスなどで自律神経が乱れると寝つきが悪くなり、眠りが浅くなることがあります。その結果、寝返りを頻繁に打って寝相が悪くなることがあるのです。
このほか寝相が悪くなる背景に、睡眠時無呼吸症候群やレム睡眠行動障害、むずむず脚症候群などの病気が隠れていることもあります」
Q.頻繁に寝返りを打つと、体にどのような影響を与えるのでしょうか。
山本さん「頻繁に寝返りを打つから体に影響が出るというよりは、睡眠環境などの理由で体が頻繁に寝返りを打たざるを得ない状態であるため、寝返りの回数が多くなることが考えられます。
そもそも寝返りは『睡眠中に体の一部に負担がかからないようにする』『睡眠中に体温調節する』という2つの役割を担っています。大人の場合、一晩に打つ寝返りの回数は20~30回が普通であるとされています。先述した寝返りの役割を考えると、実は寝返りが極端に少ないことも良い状態ではありません」
Q.寝相の悪さを改善するにはどうしたらよいのでしょうか。対処法について、教えてください。
山本さん「まずは睡眠環境を整えることが一番手っ取り早いといえます。敷き寝具は適度な硬さのものを使い、枕は自分に合った硬さ、高さのものを使いましょう。掛け布団も重過ぎないものを使い、併せて寝室の温度や湿度を調節することが大切です。夏のように暑い時期は寝返りの回数が増えるとは思いますが、そのときはエアコンを使って室温を適切に保つようにしましょう。
また、自律神経が乱れることは眠りが浅くなり、寝返りの回数が増える要因となるので、普段からストレスをため過ぎないようにすることが大切です。自律神経を整える方法としては、『朝日を浴びて体内時計をリセットする』『ストレッチで筋肉をほぐす』『ぬるめのお湯につかる』などの方法があります」
* * *
寝相が悪くなるのには、さまざまな要因があることが分かりました。寝具が合っていなかったり、寝室の環境が悪かったりといったことだけでなく、睡眠時無呼吸症候群やレム睡眠行動障害などの病気が隠れている可能性もあるということです。
また、自律神経が乱れることによって寝つきが悪くなり、眠りも浅くなることから、日頃からストレスをため過ぎないように工夫する必要があるでしょう。寝相が悪い場合は寝具や寝室の環境、日頃の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
オトナンサー編集部
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