「名古屋の外環道の“下道”」鬼の渋滞ポイントの解消まもなく? “踏切オサラバ”に続け! 4車線化の状況は
- 乗りものニュース |

4車線化の「完成形」が見えてきた!
国土交通省 愛知国道事務所は2026年9月1日、国道302号「名古屋環状2号線」に関する最新の工事状況を公表しました。鉄道の連続立体交差事業とあわせて4車線化が進められている、東北部の区間の完成形が見えてきました。
4車線化が進行する国道302号「名古屋環状2号線」東北部(Google Earthを加工)
国道302号名古屋環状2号線は、名古屋市中川区富田町を起終点とする延長58.6km(海上部除く)の道路です。高速道路(専用部)である名二環(名古屋第二環状自動車道)の一般部として名古屋市の外周部を環状に結びます。専用部・一般部の上下が入れ替わりつつ並走する、立体的な「複断面構造」なのも特徴です。
一般部については2011年までに全線開通しました。しかし、東北部(5.0km)と西北部(5.2km)、西南部(4.2km)の3区間あわせて14.4kmは暫定2車線で残っており、4車線化の事業が進められています。
このうち東北部は、春日井市から名古屋市守山区を経て、名二環の上社JCT方面へ向かう部分にあたります。本区間は途中で庄内川や白沢川などを越えるほか、南端では名鉄瀬戸線の線路とも直交しています。
このため、4車線化工事は名鉄瀬戸線の小幡駅から大森・金城学院前駅付近まで、約1.9kmの高架化や踏切除却とあわせて進行。当該部では2025年7月に線路が高架へ切り替わっており、事業も本年度中に完了となる予定です。
そして名古屋環状2号線では、2026年度も橋桁の整備や盛土など4車線化工事が行われていますが、唯一途切れていた白沢川に架かる橋の上部工が年度内にも完成の予定です。4車線から2車線へ減少する箇所や、高架化前の名鉄の踏切が強烈なボトルネックとなっていましたが、解消に近づいているようです。
なお名古屋環状2号線では、あま市甚目寺~清須市一場間を結ぶ西北部でも鉄道の連続立体交差事業と連携した4車線化が進められています。こちらは名鉄名古屋本線と踏切で交差する区間となっており、当初は線路が高架で国道だけを越える計画だったものの、地域全体の交通の円滑化や踏切事故の解消などを目的に、前後2.8kmにわたる連続立体構造に変更されるなどしています。
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