450名に聞いた結果「本当に効果のあった」節約が判明! 変動費では「食費」、固定費では?
- マイナビウーマン |

セレクトラ・ジャパンが運営する、お金の情報メディア「スマートマネーライフ」では、「一番節約できるもの」「節約に関わる意識やライフスタイルの変化」を明らかにするために、「この1年以内に節約に取り組み、効果を実感した450名」を対象に、独自アンケートを実施しました。
同調査では、「固定費」と「変動費」の両面から、節約の効果があった項目を探り「一番節約できるもの」を明らかに。さらに、節約の効果を実感した450名の「意識やライフスタイルの変化」も深掘りし、節約を続けるための本質的なヒントも読み解きました。
節約に効果があるのは、「手間の少なさ」と「効果の大きさ・持続性」!?
今回の調査は、固定費(毎月同じ金額でかかる支出)と変動費(毎月金額が変わる支出)に分けて聞きました。これらは節約方法が異なるため、450名の節約効果を感じた理由も異なりました。
一方で、固定費・変動費の節約効果に共通するのは「手間の少なさ」と「効果の大きさ・持続性」であることもわかりました。
固定費の節約は、8割以上が取り組んでいる
「節約効果を実感した450名」のうち、370名(82%)が固定費の節約に取り組んでいることがわかりました。
つまり「節約がうまくいっている人達の8割以上は、固定費の節約に取り組んでいる」ということです。一般的に、節約に取り組む際は「まず固定費を見直すのが効果的」と言われていますが、それが実証されるかたちとなりました。
【固定費】一番節約できるものは「スマホ料金」
調査結果から、固定費で一番節約できるもの(効果を感じた人数が多い項目)は、スマホ料金であることがわかりました。 節約効果を実感した450名のうち、185名がスマホ料金の節約に取り組み、うち152名(82%)が効果を感じたと回答しました。
固定費で「一番節約できるもの」5選
対象:節約効果を実感した450名のうち固定費の節約に取り組んだ370名
スマホ料金は、格安SIMの普及や「2年縛り」の撤廃により、変更手続きが簡単、切り替えコストもかからず節約効果も高いという特長があります。手軽さと即効性の両面から「節約しがいのある固定費」であることが実証されました。
固定費で一番節約できるもの5選は、2位以降も電気料金、ガス料金、インターネット料金が続きます。乗り換えや切り替えが簡単にできることや、日常生活で消費をおさえることも可能であるため、多くの人が節約に取り組み、効果を実感できたと考えられます。
一方で、保険料(生命保険・医療保険・地震火災保険)は、意識して取り組んだ人数自体は少ないものの(81名)、6割超(51名)もの人が効果を感じているという結果でした。
【固定費】節約効果を感じた割合が高いものは「自動車費」
固定費の節約は、自動車費や住居費など「取り組む人は少ないが、実は節約効果の高い項目」が「効果を感じた割合が高いもの」として上位にあがっています。
※効果を感じた割合:「効果を感じた」人数÷「取り組んだ」人数
自動車費(マイカー売却・カーシェア活用)、自動車費(自動車保険)、住居費は、見直しの手続きに手間や時間がかかる項目です。「取り組んだ」人数は少ないですが、見直せば節約効果が得られることがわかります。
変動費の節約は、9割以上が取り組んでいる
節約効果を実感した450名のうち、414名(92%)が変動費の節約に取り組んでいました。
【変動費】一番節約できるもの、節約効果を感じた割合が高いものは「食費」
変動費についても「取り組んだ節約」と「その中で効果を感じたもの」について聞きました。
対象:節約効果を実感した450名のうち、変動費の節約に取り組んだ414名
※効果を感じた割合:「効果を感じた」人数÷「取り組んだ」人数
食費は、自炊の徹底や外食の頻度の見直しなど、日々の行動で工夫しやすく、効果も感じやすいです。取り組んだ人数(313名)、効果を感じた人数(264名)が、他の項目に比べて多いため、効果を感じた割合も84%と高くなっています。
趣味・娯楽・交際費(サブスクリプション・大人の習い事)や衣類費も、食費ほど多くの人は取り組んでいませんが、効果を実感した割合は69%でした。
一方で、日用品費や美容代は、効果を感じた割合が6割前後と低いです。生活スタイルや属性、価値観によって支出の傾向が異なるため、具体的な数字で見えにくい分野と言えます。
節約の効果を実感できた理由とは?
節約効果を実感した450名のうち、固定費の節約に取り組んだ370名と、変動費の節約に取り組んだ414名に、効果を感じられた理由を聞きました。
固定費の節約は「いったん見直すだけで効果が長く続くから」
対象:節約効果を実感した450名のうち固定費の節約に取り組んだ370名
この結果は「固定費の節約で長期的に効果が得られること」が評価されているとわかります。
固定費見直し(乗り換え・切り替え)のメリット
✔ 毎月同じ金額でかかる支出なので、一度見直すだけで節約効果が持続する
✔ 月数千円でも、年間にすれば数万円単位の節約
✔ 通信費や光熱費の見直しは、意外と手間もコストもかからない
たとえば、スマホ料金の乗り換えは「2年縛り」による違約金が発生するケースが少なくなり、乗り換えのコストはほぼゼロで手続きも簡単です。
また電力会社の切り替えも、費用や工事は不要で、電気の質や供給が変わりません。それにもかかわらず、7割以上の家庭が大手電力会社と契約し続けている実態があります。
「想像より簡単に見直せたから」という理由が165名いましたが、それはつまり、実は簡単なのに「面倒そう」と感じて、見直しをしないままの人も多いということです。
変動費の節約は「少しの工夫で満足できたから」
対象:節約効果を実感した450名のうち変動費の節約に取り組んだ414名
一方で、変動費の節約は、毎日の生活に密接する支出であるため、固定費のように一度見直せば終わり、というものではありません。そのため「心理的な負担を減らして継続できるしくみ」が効果を感じた理由として挙げられました。
8割以上が「考え方や意識の変化」が関係していると回答
節約効果を感じた450名は、節約がうまくいった背景に意識の変化があったのでしょうか。
368名(82%)が、意識やライフスタイルの変化が関係していると回答しました。
世にあふれる節約術を実践しても、根本的な意識や考え方が変わっていなければ、効果を実感するのは難しいという現実です。
意識の変化、1位は「見栄や物欲を手放した」
では、具体的にどのような意識の変化があったのでしょうか。
物欲やストレスは、どこから?
「見栄や物欲を手放した」が368名中154名(42%)、「健康的な生活を意識するようになった」が121名(33%)、「他人と比べなくなった」が87名(24%)と続きます。
近年はSNSの影響で、他人の生活が簡単に目に入り、物欲が刺激されやすい環境にあります。必要ないものを買ってしまう原因が、実は虚栄心や見栄、ストレスから来る物欲である場合も少なくありません。物欲がどこから来ているのか、根本から見直すことが大切です。
節約の効果を実感した450名のリアルな声!節約を無理なく続けるためのコツ
節約効果を実感した450名に、無理なく節約を続けるためのコツを聞きました。
目的や達成感を見える化する
・目的意識を持って取り組むこと(55歳・熊本県・男性)
・お金が貯まっていくことを目で見て実感できること(48歳・山梨県・男性)
・少しずつでいいので効果を把握すること(63歳・神奈川県・男性)
本当に必要なものを見極める
・価値基準を明確にする(58歳・東京都・男性)
・習慣になっていたものを見直す(50歳・北海道・男性)
・自分の行動に無駄が無いかを見直す(44歳・埼玉県・男性)
他人との比較をやめる
・他人を気にしないようにすること(65歳・徳島県・男性)
・見栄を捨て、質素でも健康的に生活すること(57歳・宮城県・男性)
・見栄を張らない事と、ちょっとした我慢です(64歳・愛知県・男性)
無理しない・ストレスを避ける
・自分や家族への負担が大きくなりすぎない範囲で行う(41歳・兵庫県・女性)
・無理に減らすのではなく無駄をなくす(45歳・青森県・女性)
・ギチギチに我慢するのではなくちょっとやめておこうというぐらいの我慢を積み重ねる(47歳・東京都・女性)
メリハリ・使うところは使う
・現状の生活レベルを変えることなく、保険料や携帯電話の契約の見直しなど支出を抑える(58歳・兵庫県・男性)
・趣味の費用を確保した上で、他の分野で節約に取り組むこと(32歳・千葉県・男性)
・削らないもの、削るもの、を意識するようになった。ちょっとダイエットに似ていると思う(53歳・神奈川県・女性)
楽しむ工夫
・日々のちいさな変化に気づき、喜びをかんじるようにすること(59歳・千葉県・男性)
・時々はプチ贅沢(デザートなど)を食べて無理しない節約を心がける(57歳・沖縄県・女性)
・楽しさや満足感。それがあるものならば続けられる(52歳・東京都・男性)
コツコツと習慣化
・規則正しい生活。準備。行き当たりばったりをなくす(68歳・千葉県・男性)
・生活を丁寧にすごしていくこと(64歳・神奈川県・男性)
・思い立ったらすぐ行動して後回しにしない。コツコツ積み立てる(40歳・沖縄県・女性)
小さな成功体験を積み重ねる
・スモールスタートから始める(43歳・和歌山県・男性)
・小さな金額でも数多くの事をやる(70歳・東京都・男性)
アンケート調査概要
調査URL:https://smart-moneylife.jp/guides/kakei-saving-most
調査期間:
・スクリーニング調査 2025年4月30日(3,000名)
・本調査 2025年5月2日(450名)
調査対象:この1年間で節約に取り組み、何かしらの効果を感じていると回答した450名
調査方法:インターネット調査
調査機関:アイブリッジ
調査の流れ
(1)3,000名へのアンケートを実施(実施日:2025年4月30日)
・「この1年で、節約につながる家計の見直し・削減を行った」と回答した人は、1,697名(57%)
・そのうち「何かしら良い変化や効果があったと感じた」と回答した人は、785名(46%)
(2)785名のうち、450名に対して「効果のあった節約」や「節約を通した意識変化」について、調査を実施(実施日:2025年5月2日)
セレクトラ・ジャパン
https://selectra.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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