JCBゴールドの審査難易度は高い!発行までの流れと落ちる原因についても解説
JCBゴールドを発行したいけど、審査が不安と思われていませんか?この記事ではJCBゴールドの審査基準、審査に落ちる原因など詳しくお伝えしていきます。JCBゴールドの審査に少しでも通りやすくなるように、参考にしてください。
- JCBゴールドの審査難易度はハイステータスの人向け
- JCBゴールドの申し込み条件
- JCBゴールドの審査基準!3つのポイント
- JCBゴールドの審査に落ちた!考えられる5つの原因
- JCBゴールドの申し込みから審査までの流れ
- JCBゴールドの審査は30代以上で安定継続収入がある人なら通りやすい
JCBゴールドの審査難易度はハイステータスの人向け
JCBゴールドはハイステータスの方向けで、審査難易度は一般カードよりも難しいと言えます。年会費は11,000円(税込)と一般カードよりも高く、充実した特典が受けれるため、その分審査も厳しくなっています。
JCBゴールドの特典は主に以下のようなものです。
- 世界各地の空港ラウンジが使える「ラウンジキー」
- 海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯※一部利用付帯 2023年4月1日以降は利用付帯に変更)
- 海外での利用でOki Dokiポイント2倍
また、ワンランク上のゴールドカードである「JCBゴールド ザ プレミア」への招待権利も獲得できます。
20代でJCBゴールドの審査が不安なら「JCBゴールドEXTAGE」を検討しよう
20代でJCBゴールドの審査が不安な人には、JCBゴールドEXTAGEがおすすめです。JCBゴールドEXTAGEは、20代の人だけが申し込めるJCBのゴールドカードです。
JCBゴールドよりも特典は劣るものの、年会費が安いため、20代で年会費が気になる方は検討してもいいでしょう。
JCBゴールドの申し込み条件
JCBゴールドを申し込める人は以下の条件をクリアしている人のみです。
- 20歳以上である(学生を除く)
- 本人に安定継続収入がある
安定継続収入とは、単に収入が多いことを意味するのではなく、収入の上下が少なく、ある程度継続して収入を得続けていることを言います。
会社員であっても短期間に転職をして収入が変動していたり、働き出して1年も経っていなかったりすると安定継続収入とは認識してもらえない場合もあります。最低でも1年間は途切れずに、大きく変動しない収入を得ている必要があるでしょう。
主婦や派遣社員、年金受給者、アルバイトでも申し込みはできる
JCBゴールドは主婦や派遣社員、年金受給者、アルバイトでも申し込みができます。安定継続収入のある人であれば、1度申し込んでみるのがおすすめ。
とはいえ、申し込み条件に「ご本人に安定継続収入」とあるため、審査で職業はある程度重視されていると考えた方がいいでしょう。
JCBゴールドの審査基準!3つのポイント
ここからはより詳しくJCBゴールドの審査について見ていきましょう。JCBゴールドの審査基準として見られるものは主に以下の3つです。
- 職業
- 年収
- クレジットヒストリー
詳しく解説していきます。
①職業
まず審査時に見られるのは、申し込み者の職業です。JCBゴールドの申し込みページには、申し込みができる対象者について以下のような記載があります。
- 一般企業にお勤めの方
- 派遣社員、出向中の方
- 公務員の方
- 学校、医療機関にお勤めの方
- 自営業(経営者)の方
- 自営業(医師・弁護士・会計士等)の方
- 自由業(著述家・芸術家等)の方
- 学生の方
- パート・アルバイトの方
- 年金が主な収入の方
- 不動産などが主な収入の方
- お申込人が無職で配偶者に収入がある方
- 上記以外の方
会社員や公務員として働いている人であれば、十分安定継続収入を得ていると言えるため審査には有利でしょう。一方で、主婦や派遣社員などは収入が必ずしも安定してると言えず、審査に悪影響を及ぼす可能性もあります。
ただ審査内容は公表されてい ず、主婦や派遣社員などであっても審査に通る可能性は0ではありませんので、一度申し込んでみてもいいでしょう。ただし、学生という選択肢がこのなかにありますが、JCBゴールドは学生の申し込みができないので注意してください。
②年収
年収もJCBゴールドの審査で見られるポイント。クレジットカードは後払い制のため、支払い能力がどれくらいあるかを年収などで判断するためです。
JCBゴールドの申し込みページには年収の例として300万円が表示されています。ただし、JCBゴールドよりランクが低いJCBカードWでも300万円が表示されているので、あまり参考にはできないと考えたほうがいいでしょう。
③クレジットヒストリー
クレジットヒストリーもクレジットカードの審査では重要な要素。販売割賦法という法律でクレジットカードの審査ではクレジットヒストリーを必ず確認するように定められているためです。
クレジットヒストリーとはクレジットカードやローンなどの利用履歴のこと。個人信用情報機関というところに、申し込み情報の履歴や取引履歴、返済履歴などが記録されており、審査の時に必ず照合されます。
クレジットヒストリーが傷ついていると、審査に悪影響を及ぼす可能性があり、審査に落ちてしまうこともあります。個人信用情報機関に開示請求をすれば自身のクレジットヒストリーがどういう状態かわかりますので、心配なようであれば一度確認しておくといいでしょう。
その他の要素も見られないわけではない
JCBゴールドの審査は、職業・年収・クレジットヒストリーだけで判断されるわけではありません。勤続年数や家族構成、貯蓄額なども見られる可能性があります。
そのため、ひとつの要素が条件を満たさないから絶対に審査に通らないということはありません。自分で勝手に判断して諦めてしまわないようにしましょう。
JCBゴールドが少しでも気になる場合は、一度申し込んでみることをおすすめします。
JCBゴールドの審査に落ちた!考えられる5つの原因
JCBゴールドの審査に落ちた場合、考えられる原因は主に以下の5つです。
- 申し込み内容に不備や虚偽がある
- 短期間に複数枚のクレジットカードを申し込んでいる
- 過去に支払い遅延や滞納をしている
- 借入額が多い
- 一度落ちてから6ヶ月以内に再度申し込みをしている
詳しく解説していきます。
①申し込み内容に不備や虚偽がある
クレジットカードの申込内容に不備や虚偽があると、審査に落ちる可能性が高くなります。申込内容と自身の情報に間違いがあるとカード発行会社に信用がないと判断されるためです。
クレジットカードは「使った分は返済してくれる」という信用があってこそ成り立つサービスですので、信用を落とすようなことをすると審査に通りづらくなります。例え故意ではなかったとしても審査には悪影響を及ぼしますので、内容に不備がないかしっかりと確認しましょう。
虚偽だと判断された場合にはクレジットヒストリーが傷つき、今度クレジットカードの作成やローンを組むことが難しくなります。くれぐれも嘘の情報で申し込まないようにしてください。
②短期間に複数枚のクレジットカードを申し込んでいる
短期間に複数枚のクレジットカードを申し込んでいることも審査に落ちる原因のひとつです。複数枚のクレジットカードを申し込んでいると、カード発行会社に「お金に困っている人」「払い倒しを考えている人」と判断されるためです。
1ヶ月間に3枚以上のクレジットカードの申し込みをすると、カード発行会社に不審に思われる可能性が高くなります。1ヶ月に1枚ずつ申し込みをするのが理想ですが、どうしても複数枚のカードを急ぎで作らないといけない場合は、最大でも2枚までに留めておくようにしましょう。
③過去に支払い遅延や滞納をしている
過去にクレジットカードやローンなどで支払い遅延や滞納をしていると、クレジットカードの審査に悪影響を及ぼします。クレジットヒストリーが傷ついている可能性があるためです。
クレジットヒストリーは記録されている個人情報信用機関や情報の内容により変わりますが、大体3年〜5年ほど残ると言われています。自分で消すことはできないため、悪いクレジットヒストリーがある場合は消えるのを待つしかないでしょう。
そのため支払い遅延や滞納などはできる限りしないようにし、良いクレジットヒストリーが残るようにしましょう。
④借入額が多い
他社での借入額が多いと、クレジットカードの審査に受からない可能性が高まります。借入額が大きくなってしまうと、返済能力がない人と判断されてしまうためです。
ただし、借入をしていても年収が高く借入額の割合が低ければそこまで影響はありません。借入額が生活を圧迫していなければそれほど問題ないでしょう。
借入額だけでなく借入先が複数に及ぶ場合も、審査に悪い影響を与える可能性があります。できるだけ借入先が少なくなるようまとめておくといいでしょう。
⑤一度落ちてから6ヶ月以内に再度申し込みをしている
一度審査に落ちてから6ヶ月以内に再度申し込みすると、審査に落ちてしまうことがあります。クレジットヒストリーに記録されている申し込み履歴は最低でも6ヶ月間は個人情報信用機関に保存されているためです。
6ヶ月以内に再度申し込むと「以前審査したときの情報とそれほど変わりないだろう」とカード発行会社に判断され、自動的に審査に落とされてしまいます。6ヶ月の間に転職や、借入の返済を行ったりして変化があるかもしれませんが、焦らずに6ヶ月期間を空けて申し込むようにしましょう。
おすすめゴールドカードは他にもたくさん
審査に落ちてしまった時は、他のゴールドカードも検討してみましょう。編集部おすすめのゴールドカードを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
JCBゴールドの申し込みから審査までの流れ
JCBゴールドの申し込みから審査までの流れを解説します。
- 申し込み
- 入会審査
- カードの受け取り
順番に見ていきましょう。
①申し込み
JCBゴールドの申し込み方法は以下の2種類です。
- オンライン
- 郵送
オンラインから申し込みをすると、年会費が初年度無料になるのでおすすめです。また支払い口座の設定もオンライン上でき、本人確認書類や口座設定書類の提出が不要になります。
オンライン上で口座設定できる金融機関は以下の通りです。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- ゆうちょ銀行
それ以外のオンライン上で口座設定できる金融機関は公式ページにアクセスして、詳細を確認しましょう。
申し込み方法によって選べるカードデザインも変わる
JCBゴールドには以下の3種類のデザインがあり、申し込み方法によっても選べるデザインが変わります。
- 通常
- ディズニー
- WEB限定
郵送での申し込みだと通常かディズニーのデザインしか選べませんので、WEB限定デザインがいい人はWEBから申し込むようにしましょう。
②入会審査
申し込みが完了したら、クレジットカードの入会審査が開始されます。平均的な審査期間は1週間前後で、一般的なクレジットカードと期間は同じくらいです。
支払い口座の登録方法によってはそれ以上かかる場合もあります。審査状況が気になる場合は、入会メッセージボックスにアクセスして確認しましょう。
入会時に送られてきたメールに記載されている「入会受付番号」と、入会申し込み時に自分で決めた「判定状況確認用キーワード」があれば確認できます。
️③カードの受け取り
審査に合格した場合、オンライン申し込みだと最短3日で発行、1週間程度で手元に届きます。郵送の申し込みだと、約3週間でクレジットカードが発行されます。
JCBゴールドの審査は30代以上で安定継続収入がある人なら通りやすい
JCBゴールドの審査は30代以上で安定継続収入がある人なら通りやすいと言えます。20代の人でも申し込みはできますが「JCB GOLD EXTAGE」があるため、30代の人の方が通りやすくなります。
また主婦や派遣社員、年金受給者、アルバイトで申し込みはできますが、会社員や公務員などの安定した職業についている人の方が審査には有利です。
とはいえ、明確な審査基準は公表されていませんので、勝手な判断はせずに一度申し込んでみるといいでしょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。