JCBゴールドのメリット・デメリット!年会費や限度額についても解説
JCBゴールドはどんなカードなのかと疑問に思われていませんか?この記事では、JCBゴールドの年会費や限度額などの基本情報から、メリット、デメリットまで徹底解説します。当記事を参考にJCBゴールドが自分に合うカードなのかどうか判断してみてください。
- 【速報】JCBカードが12年ぶりにデザイン変更!
- JCBゴールドの年会費や限度額などの基本情報
- JCBゴールドの6つの大きなメリット
- JCBゴールドが抱える2つのデメリット
- JCBゴールドはこんな人におすすめ!
- JCBゴールドのよくある2つの質問
- JCBゴールドはJCBの上位カードを目指す人におすすめ!
【速報】JCBカードが12年ぶりにデザイン変更!
JCBオリジナルシリーズが、シンプルでスタイリッシュなデザインに生まれ変わりました。それに伴って、タッチ決済・スマホ決済も新登場。
コンビニなどで便利なタッチ決済、Apple Payなどのスマホ決済にも対応したことで、さらに便利になりました。
JCBゴールドの年会費や限度額などの基本情報
JCBゴールドは、学生を除く20歳以上の人が発行できる年会費11,000円(税込)のクレジットカードです。オンライン入会であれば、初年度の年会費は無料です。
以下のような充実した特典を受け取れます。
- 海外旅行傷害保険が最高1億円
- 充実した空港ラウンジサービス
- ゴールド会員専用デスク
- etc......
JCBが発行するプロパーカードなので、JCBゴールドで良質な実績を積むことで、プラチナカードやブラックカードへの招待を受けれる可能性もあります。JCBカードで上位クラスのカードを目指したいという人におすすめのクレジットカードです。
JCBゴールドには他にも2つ種類がある
JCBカードには、他に2つのゴールドカードがあります。
- JCB GOLD EXTAGE
- JCBゴールド ザ・プレミア
それぞれ詳しくお伝えします。
①JCB GOLD EXTAGE
JCB GOLD EXTAGEは、20歳以上29歳以下の人が発行できる20代限定のゴールドカードです。若年層向けのゴールドカードということもあり、年会費は3,300円(税込)とJCBゴールドに比べ1/3ぐらいの金額です。
特典内容はJCBゴールドと同じ部分もありますが、違う部分が多々あります。JCB GOLD EXTAGEだけでしか受けられない特典を以下に載せておきます。
- 入会後3ヵ月間は、Oki Dokiポイントが通常獲得ポイント3倍になる「新規入会ボーナス」
- 入会後4ヵ月目以降、Oki Dokiポイントが通常獲得ポイント1.5倍になる「EXTAGEボーナス」
- 「Okidokiランド」でポイント2倍のショップを利用すると、ポイント3倍
JCBゴールドにしかない特典もありますが、JCB GOLD EXTAGEの方が年会費も安く、審査にも通りやすいと言えるため20代の人にはこちらがおすすめです。JCB GOLD EXTAGEは、初回更新時、自動的にJCBゴールドへ切り替えられます。
②JCBゴールド ザ・プレミア
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールド利用者で以下の条件に合う人のみ発行ができるカードです。
- My JCBにメールアドレスの登録がある
- JCBゴールドの利用合計金額が2年連続で100万円以上ある
利用合計金額の集計期間は、12月16日から翌年の12月15日までの1年間です。対象になる人へのインビテーション(招待)は例年2月〜3月にかけて届きます。
特典内容はJCBゴールドよりも上質な以下のようなサービスを受けられます。
- プライオリティパスに無料申込
- 高級ホテルや旅館などの優待プラン
- JCB Lounge 京都の利用
- etc......
まずはJCBゴールドをしっかりと利用して、JCBゴールド ザ・プレミアを目指しましょう。
JCBゴールドの6つの大きなメリット
JCBゴールドには、以下の6つの大きなメリットがあります。
- 上位カードへのインビテーションが届く可能性がある
- OkiDokiポイントの有効期限が3年と余裕があり、効率的に貯められる
- 保険が最高1億円と充実している
- 空港ラウンジサービスが充実している
- 電話で色々な相談ができる
- ゴルフなどの優待サービスが充実している
詳しく紹介していきます。
①上位カードへのインビテーションが届く可能性がある
JCBゴールドで良い実績を積んでいると、JCBゴールド ザ・プレミア以外にも、JCBプラチナやJCBザ・クラスへのインビテーションが届くことがあります。良い実績というのは、一定金額以上のショッピング利用を継続的に行い、支払い期日までにきちっと支払うことを意味します。
これだけやればJCBプラチナやJCBザ・クラスへのインビテーションが届くという明確な情報はわかりません。ですが、JCBゴールド ザ・プレミアが年間100万円以上の利用を2年続けることなので、それ以上の利用実績が必要になることは予想できます。
条件として甘くはないと思いますが、ゴールドカード以上のカードへの期待を持ちながら利用できます。
②OkiDokiポイントの有効期限が3年と余裕があり、効率的に貯められる
JCBゴールドならOkiDokiポイントの有効期限が3年と余裕があり、効率的に貯められます。一般カードではOkiDokiポイントの有効期限は2年なので、JCBゴールドの方がより余裕があります。
また、JCBゴールドをショッピング利用すると貯められるポイントは、通常1,000円につき1ポイントです。しかし以下のような様々な店舗でポイントアップされ、効率的にポイント貯められます。
- JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗だとポイント2〜10倍
- JCB海外加盟店だとポイント2倍
- OkiDokiランドを経由して買い物をするとポイント2〜20倍
それぞれ詳しく見ていきましょう。
JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗だとポイント2〜10倍
JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗でJCBゴールドを利用すると、OkiDokiポイントが通常の2倍〜10倍付与されます。以下にJCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗の代表的なお店を挙げておきます。
対象となるお店は他にもたくさんあるので、詳細はJCB ORIGINAL SERIESパートナー公式ページで確認してください。
JCB海外加盟店だとポイント2倍
JCB海外加盟店でJCBゴールドを利用すると、OkiDokiポイントが通常の2倍獲得できます。JCBゴールドが使える海外の国や地域、店舗はそれほど数は多くありませんが、もし使えるお店があれば積極的にJCBゴールドで支払うといいでしょう。
海外加盟店でのポイントが2倍になるには、WEB明細サービス「MyJチェック(登録無料)」に登録しておく必要があります。カードを申し込む際にWEB明細サービスに登録しておくようにしましょう。
OkiDokiランドを経由して買い物をするとポイント2〜20倍
OkiDokiランドを経由してJCBゴールドで買い物をすると、OkiDokiポイントが通常の2〜20倍貯まります。OkiDokiランドに登録されているショップは400店ほどあり、代表的なものだと以下のようなショップがあります。
- アマゾン
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- etc......
ショップ内の店舗によってポイントが何倍になるかは変わってきますので、詳細はOkiDokiランドから確認するようにしてください。
③保険が最高1億円と充実している
JCBゴールドは、保険が最高1億円と充実しています。具体的な保険と保険金の金額は以下の通りです。
海外旅行傷害保険は、日本出国前に「搭乗する公共交通乗用具」または、「参加する募集型企画旅行」の料金をJCBゴールドで支払った場合のみ、最高1億円までの補償される利用付帯です。
その他の保険についても、適用される範囲や条件などの詳細はJCBゴールドが発行されたら、必ず確認しておくようにしましょう。
④空港ラウンジサービスが充実している
JCBゴールドは空港ラウンジサービスが充実しています。JCBゴールドを持っていれば、日本全国各地の空港ラウンジとハワイの空港ラウンジが無料で利用できます。
具体的な空港名は以下の通りです。
フライト前の時間をラウンジでゆったりと過ごせます。具体的にラウンジでどういったサービスが受けれるかは、各ラウンジの公式ページにて確認してください。
「ラウンジ・キー」で世界1,100カ所以上のラウンジが使える
JCBゴールドを所持していれば、世界1,100ヵ所以上のラウンジを利用できる「ラウンジ・キー」というサービスが使えます。無料ではなく、US32ドルが必要ですが、以下のようなサービスが受けられます。
- ドリンクサービス
- 軽食
- 新聞や雑誌の閲覧
- 電話やFAX、インターネット接続
- 会議室やシャワーのご利用
- etc......
具体的にどの空港のラウンジかは、ラウンジ・キー公式ページで確認してください。
⑤電話で色々な相談ができる
JCBゴールドを所持していると、電話にて色々な相談ができます。具体的には以下のようなサービスがあります。
- カードに関する相談ができる「ゴールド会員専用デスク」
- 健康・介護・育児の相談ができる「ドクターダイレクト24」
- 税務・年金・資産運用についての相談ができる「JCB暮らしのお金相談ダイヤル」
カードを所持しているだけで、無料で利用できるため、健康やお金のことで気になることがいつでも相談できます。JCB暮らしのお金相談ダイヤルは、税理士・ファイナンシャルプランナーにも相談できるため、クレジットカードのよりお得な使い方などを聞いてみてもいいかもしれません。
⑥ゴルフやグルメなどの優待サービスが充実している
JCBゴールドの特典には、ゴルフやグルメなどの優待サービスもあります。具体的には以下のようなサービスです。
様々な特典があるため全てを利用するのは難しいかもしれませんが、自分がよく使うものなどはチェックしておくとお得なサービスを受けられます。
JCBゴールドが抱える2つのデメリット
JCBゴールドのデメリットは以下の2つです。
- 海外だと使える範囲が限られてくる
- もともとのポイント還元率が低い
それぞれ見ていきましょう。
①海外だと使える範囲が限られてくる
JCBゴールドは国内でのシェア率は高いものの、海外では使える範囲が限られています。JCBカードが使える国や地域、店舗はアジアの国やハワイ、グアムなど日本人に人気のある観光地に集中している傾向にあります。
海外に行く際には、JCBゴールドだけではなく、海外でもシェア率の高いVisaやMastercardなどのクレジットカードも持っていくようにしましょう。
②もともとのポイント還元率が低い
JCBゴールドは、もともとのポイント還元率があまり高くありません。通常1,000円つきOkiDokiポイントが1ポイント貯まり、OkiDokiポイント1ポイントあたり、4円〜6円ぐらいの価値です。
ポイント還元率で言うと、0.5%ほどです。他のカードではポイント還元率最低1%のところもあるので、そういったカードと比べると見劣りするかもしれません。
しかしメリットのところでもお伝えしましたが、もらえるポイントがアップするサービスが多々あるため、うまく活用できればもともとのポイント還元率の低さを補えるでしょう。
以下の記事では、他にも人気のゴールドカードを詳しくご紹介しています。「別のカードも知りたい」という方はぜひチェックしてみてくださいね。
JCBゴールドはこんな人におすすめ!
JCBゴールドは以下のような人におすすめです。
- 将来的にJCBザ・クラスの発行を考えている人
- 国内での利用をメインに考えている人
- 日常生活の特典が欲しい人
JCBゴールドを利用していると、JCBゴールド ザ・プレミアのインビテーションが届くだけではなく、プラチナカード、ブラックカードへのインビテーションが届く場合もあります。ステータス性の高いカードの発行を考えている人にはおすすめです。
またJCBカードが使える海外の国や地域は限られているため、国内での利用をメインに考えている人向けと言えます。国内でもうまく活用できれば、日常生活で役立つ充実した特典を受け取れます。
JCBゴールドのよくある2つの質問
最後にJCBゴールドについてよくある質問をまとめておきます。
- 家族カードの発行はできる?
- ETCカードも作れる?
それぞれ見ていきましょう。
Q1.家族カードの発行はできる?
A.1枚まで無料で作れます。
生計を同じくする18歳以上の家族(高校生は除く)を対象に1枚まで無料で作れます。2枚目からの年会費は1,100円(税込)です。
My JCBから申し込めば、大体1週間ぐらいで郵送してもらえます。
Q2.ETCカードも作れる?
JCBゴールドはJCBの上位カードを目指す人におすすめ!
JCBゴールドはJCBゴールド ザ・プレミアやJCBプラチナ、JCBザ・クラスなどの上位カードを目指す人におすすめです。JCBゴールドで良い実績を積んでいけば、インビテーションがくることもあるでしょう。
一定金額を継続的に利用し、支払いをきっちりと行っていれば、良い評価のクレヒスを貯められます。特典も充実したものが多いため、国内での利用をメインで考えている人であれば持っていて損はないカードです。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。