ANA アメックス ゴールドの審査を徹底解説|通るためのコツと落ちる原因を紹介
ANA アメックス ゴールドカードの審査が通るか不安だと思われていませんか?この記事ではANA アメックス ゴールドカードの審査のポイント、落ちる原因などをお伝えします。審査に対しての理解を深めて、少しでも審査に通る可能性が上がるようにしていきましょう。
- ANA アメックス ゴールドカードの申し込み条件
- ANA アメックス ゴールドカードの審査基準!3つのポイント
- ANAアメックス ゴールドカードの審査に通りやすくなる2つのコツ
- ANA アメックス ゴールドカードの申し込みから審査までの流れ
- ANA アメックス ゴールドカードの審査に落ちた!考えられる6つの原因
- ANA アメックス ゴールドカードとアメックス ゴールドカードの違い
- ANA アメックス ゴールドカードの審査は今の属性情報が大切
ANA アメックス ゴールドカードの申し込み条件
ANA アメックス ゴールドカードを申し込める人は以下の条件をクリアしている人のみです。
- 満20歳以上の方
- ご本人に安定継続収入のある方
満20歳以上であっても、学生や無職の方など安定継続収入のない人は申し込みできません。
▼ただし、学生で働いている、学生起業をしている人であれば安定継続収入を得ているとみなしてもらえることもあります。一度、アメックスのサポートセンターに連絡して相談してみてもいいでしょう。
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0120-773577
(通話料無料/9:00~21:00/土日祝休)
主婦や派遣社員、年金受給者でも申し込みはできる
主婦や派遣社員、年金受給者でも安定継続収入がある場合は、申し込みはできます。実際にANA アメックス ゴールドカードの申し込みページの職業欄にも選択肢があるためです。
- 役員、経営者(自営含む)
- 会社員(管理職、課長以上)
- 会社員(一般社員)
- 公務員(管理職、課長以上)
- 公務員(一般社員)
- 医師、歯科医師
- 弁護士、会計士、獣医師
- 派遣、契約社員
- 主婦、主夫
- 年金、不動産、利子配当による収入
選択肢にないアルバイトやパートの収入しかない人は申し込むことはできません。個人事業主の方の場合は、「役員、経営者(自営含む)」を選択すれば申し込み可能です。
ANA アメックス ゴールドカードの審査基準!3つのポイント
ANA アメックス ゴールドカードの審査基準で見られるポイントは主に以下の3つです。
- 職業
- 年収
- クレジットヒストリー
順番に見ていきましょう。
①職業
職業はアメックスの審査基準で重要な要素のひとつです。申し込みページの勤務先の企業区分には以下のようなものがあります。
- 上場企業(関連会社含む)
- 非上場で300人以上の企業(関連会社含む)
- その他一般企業
- 個人経営(自由業含む)
- 教育機関(大学病院、専門学校含む)
- 中央官公庁、地方自治体(衆参議員含む)
- 外国大使館、領事館、国連機関
- 上記のどれにも該当しない
申し込み条件にある「安定継続収入」で言うと、上場企業や公務員だと審査には有利であると言えます。
②年収
年収もANA アメックス ゴールドカードの審査において、重要な要素です。どれくらいの年収があれば審査に通るかといった具体的なことはわかりません。
ですがANA アメックス ゴールドカードの申し込みページの年収欄には、例として「500万円」が表示されているので、500万円をひとつの目安として考えておくといいでしょう。
ただし年収がたくさんあることよりもどれだけ安定して継続的に収入を得ているかが大切です。3〜5年ほど継続的に安定して500万円ほどの年収があれば、審査に通る可能性は高いと言えます。
③クレジットヒストリー
クレジットヒストリーもANA アメックス ゴールドカードの審査で重要な指標のひとつです。審査はクレジットカードの発行履歴や利用履歴などの個人信用情報機関に記録されているクレジットヒストリーを照合して行われるためです。
とはいえ、アメックスはクレジットヒストリーよりも今の属性情報を重視する傾向があり、職業や年収などの方が審査の結果に与える影響は大きいと言えます。全く関係がないわけではありませんが、クレジットヒストリーにそれほど自信のない人でも審査に通る可能性は十分考えられます。
多少クレジットヒストリーが悪くても、今の属性情報に自信があれば積極的に申し込みしてみましょう。
その他の要素も見られないわけではない
職業や年収、クレジットヒストリー以外にも、個人信用情報機関にある情報と照合しながら審査は行われます。勤続年数や世帯人数、クレジットカード以外のローンなどの情報も審査では見られると思っておきましょう。
職業や年収、クレジットヒストリーが審査における重要な要素であることは変わりありませんが、クレジットヒストリーだけで審査が決まるわけではありません。ですので、職業・年収・クレヒスに多少自信がなくても申し込んでみることをおすすめします。
「ベンチャー企業に勤めているから」「年収が500万円にも満たないから」と自分で勝手に判断するのはくれぐれもしないようにしてください。
プロパーカードと審査基準はほとんど変わらない
ANA アメックス ゴールドカードとアメックスのプロパーカードであるアメックス ゴールドカードの審査基準はほとんど変わりません。なぜならカード発行会社はアメックスで変わりませんし、年会費や申し込み条件もほとんど変わらないためです。
ANA アメックス ゴールドカードとアメックス ゴールドカードのどちらか迷っていて、審査が甘い方を選びたいと考えている人は、審査の難しさはそれほど変わらないため特典内容で選ぶといいでしょう。
ANAアメックス ゴールドカードの審査に通りやすくなる2つのコツ
ANA アメックス ゴールドカードの審査に通りやすくなるコツは以下の2つです。
- ANA アメックス カードを利用する
- ANA アメックス ゴールドカード所有者に紹介してもらう
それぞれ見ていきましょう。
①ANA アメックス カードを利用する
ANA アメックス ゴールドカードの下位クラスにあたるANA アメックス カードを利用していると審査に通る可能性は高くなります。特に利用頻度も高く、支払いもきちんとしている場合は、審査に通りやすいと言えます。
カード発行会社であるアメックスに「よく利用してくれ、支払いもきちんとしてくれる優良のお客様」と認識してもらえるためです。このように良い実績を積んでいると、ANA アメックス ゴールドカードのインビテーションが届く場合もあります。
インビテーションが届くと、審査に通る可能性は限りなく高くなります。ANA アメックス カードを所持している人はANA アメックス ゴールドカードのインビテーションが届くように、良い利用実績を積み重ねるようにしましょう。
②ANA アメックス ゴールドカード所有者に紹介してもらう
ANA アメックス ゴールドカード所有者に紹介をしてもらって申し込みをすると、審査に通りやすくなります。アメックスには「紹介プログラム」というものがあり、ANA アメックス ゴールドカードを既に所有している人から紹介を受け、カードを申し込めます。
紹介してもらう方法は、紹介用のURLを発行してもらうか、以下の電話に連絡してもらうかのどちらかです。
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0120-007004
(通話料無料/9:00〜21:00/土日祝休)
紹介を受けた人が入会できれば、紹介した人にもポイントが入り、両者にとってメリットがあります。もし知り合いにANA アメックス ゴールドカードを所持している人がいれば、積極的に紹介してもらうようにしましょう。
ANA アメックス ゴールドカードの申し込みから審査までの流れ
ここでは、ANA アメックス ゴールドカードの申し込みから審査までの流れをお伝えしていきます。
- 申し込み
- 入会審査
- カードの受け取り
順番に見ていきましょう。
①申し込み
ANA アメックス ゴールドカードの申し込み方法は以下の3つです。
- オンライン
- 郵送
- 電話
入力内容に間違いがあると、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。本人確認書類などを手元に用意をして、確認しながら入力していくようにしましょう。
②入会審査
審査は、オンラインでの申し込みの場合は通常10日間ほどで完了します。自動審査だけで完了する場合もあり、その際は最短10秒ほどで終わることもあります。
郵送や電話での申し込みの場合、オンラインよりも時間がかかることもありますので、できる限りオンラインで行うといいでしょう。申し込みをした後、審査状況を確認したい場合は、下記の連絡先まで連絡するようにしてください。
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0120-020120
(通話料無料・9:00~17:00・土日祝休)
️③カードの受け取り
審査に通った場合、1週間ほどで本人限定郵便で届きます。本人確認書類が必要になりますので、用意しておきましょう。
審査に落ちてしまった場合は、2週間ほどで香港からAirmailで通知がきます。落ちてすぐに再度申し込みをしても審査に通ることはありませんので、6ヶ月ほど間をあけてから申し込むようにしましょう。
ANA アメックス ゴールドカードの審査に落ちた!考えられる6つの原因
ANA アメックス ゴールドカードの審査に落ちた場合に考えられる原因は以下の6つです。
- 申し込み条件を満たしていない
- 申し込み内容に不備や虚偽がある
- 本人確認や在籍確認が取れない
- 他社のカードとの多重申し込みをしている
- 過去に支払い遅延や滞納をしている
- 借入額が多い
ひとつずつ見ていきましょう。
①申し込み条件を満たしていない
当たり前ではありますが、申し込み条件を満たしていないと審査には落ちてしまいます。「満20歳以上の方」という条件に関しては、満たしていないとそもそも申し込みすらできません。
「ご本人に安定継続収入のある方」という条件は、具体的にはどこからがダメかという点はわかりません。ですが、就職したばかりの方であったり、フリーランスで年ごとに年収が大きく上下していたりする方などは安定継続収入と呼べないため、審査に落ちる可能性が高くなります。
もし申し込み条件を自分がクリアしているかどうか判断が難しい場合は、ANA アメックス ゴールドカード入会窓口に一度連絡して聞いてみましょう。
②申し込み内容に不備や虚偽がある
申し込み内容に不備や虚偽があった場合、審査に落ちてしまうことがあります。クレジットカードの審査では個人信用情報機関に記録されている情報と照合するため、違いがあると審査に落ちてしまいます。
また申し込み内容が虚偽であった場合は、カード発行会社からブラックリストに載せられてしまうこともあります。ブラックリストに載せられてしまうと、他のカード発行会社のクレジットカードも審査に通りづらくなるため、気をつけましょう。
例え故意でなかったとしてもカード発行会社に虚偽だと認識されてしまうこともあるため、申し込むときには間違いのないように丁寧に入力するようにしてください。
③本人確認や在籍確認が取れない
審査期間中に本人確認や在籍確認がくることもあります。本人確認は、カード申込者本人の電話番号に、在籍確認はカード申込者が所属する会社などの電話番号に電話がかかってきます。
カード申込者の電話番号が正しいか、会社に所属しているかが分かればいいので、電話の内容は本当に簡単な質問だけです。場合によっては、非通知でかかってくることもあるようですので、カードに申し込んでから数日は知らない番号でも出るようにしてください。
会社にも一応在籍確認の電話がかかってくるかもしれないことを伝えておくと、在籍確認が取れないという事態を防ぎやすくなるでしょう。
④他社のカードとの多重申し込みをしている
短期間に他社のカードも合わせて、複数枚申し込みをしていると審査に落ちてしまうことがあります。というのも、カード発行会社に「何か緊急でお金を用意する必要がある?」「お金に困っているのでは?」と不審に思われてしまうためです。
何枚までならOKかという厳密な枚数はわかりませんが、できれば1ヶ月の間に1枚、2枚ほどに留めておくといいでしょう。どうしても緊急で複数枚作りたい人は、1ヶ月ほど間を空けて3枚目、4枚目を申し込むようにしてください。
⑤過去に支払い遅延や滞納をしている
審査に落ちる原因の一つに、過去にクレジットカードやローンなどの支払いで、遅延や滞納をしていることが挙げられます。というのも、クレジットヒストリーが悪い評価になっている可能性が高いためです。
クレジットヒストリーの評価が悪い状態とは、いわゆる「カードを発行しても支払いがきちんとされないのでは?」とカード発行会社に信用されていない状態のことです。アメックスはそれほどクレジットヒストリーを重視していないと紹介しましたが、審査に全く関係ないわけではありません。
審査に落ちてしまった場合はクレジットヒストリーが、悪影響を及ぼしている可能性もあるので、クレジットヒストリーが回復するように今持っているクレジットカードを遅延や滞納なく利用するようにしましょう。
⑥借入額が多い
金融機関や消費者金融などから借り入れをしている人で、借入額が高額だとクレジットカードの審査にも落ちてしまうことがあります。というのも、それだけ借り入れをしているということは支払ができなくなる可能性が高いためです。
クレジットカードは、カード発行会社に信用してもらえて初めて利用できるものです。例え他の会社からであっても借入額が高額になっていると、返済能力が乏しい人だと認識され、カード発行会社に信用してもうのも難しいでしょう。
現在借入額が多い人は、まず借入額を少しでも減らせるように返済していきましょう。
ANA アメックス ゴールドカードとアメックス ゴールドカードの違い
ANA アメックス ゴールドカードとアメックス ゴールドカードの大きな違いは特典の部分です。ANA アメックス ゴールドカードは、アメックスとANAの特典が受け取れますが、アメックスで受け取れる特典は一部になります。
アメックス ゴールドカードはアメックスの特典をフルに受け取ることができます。それぞれの特典についての説明は別記事で紹介していますので、そちらを参考にしてください。
ANA アメックス ゴールドカードの審査は今の属性情報が大切
ANA アメックス ゴールドカードの審査は職業や年収などの今の属性情報が大切です。職業や年収などに自信があれば積極的に申し込むようにしましょう。
またクレジットヒストリーはそれほど重視されない傾向にありますが、審査に全く関係がないわけではありません。審査に落ちてしまった場合には、クレジットヒストリーが悪い評価になっている可能性もあります。
クレジットヒストリーが回復するように、今持っているクレジットカードを延滞や滞納などせずに利用し続けるようにしましょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。