ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査基準!通るためのコツと落ちる原因も紹介
ANAカード(ワイドゴールドカード)を発行したいけど、審査に通るか不安と思われていませんか?この記事では審査に通るコツ、審査に落ちてしまう原因などを徹底解説します。当記事を参考に、ANAカード(ワイドゴールドカード)を保有できるようにしましょう。
- ANAカード(ワイドゴールドカード)の申し込み条件
- ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査基準!5つのポイント
- ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に通りやすくなるコツ
- ANAカード(ワイドゴールドカード)の申し込みから審査までの流れ
- ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に落ちた!考えられる7つの原因
- ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に通るためには実績を積む
ANAカード(ワイドゴールドカード)の申し込み条件
ANAカード(ワイドゴールドカード)は、ANAゴールドカードの中でもマイルが貯まりやすいカードです。
入会時に2,000マイル、毎年のカード継続時にも2,000マイルのボーナスマイルが。また、ANAグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて25%のボーナスマイルがもらえる仕組みになっています。
マイル移行手数料は無料なので、Vポイントからマイルに気軽に移行できるのも嬉しいポイント。さらに、カードの国際ブランドはVisaとMasterCardなので、国際的にあらゆる場面で広く使えます。ANAカード(ワイドゴールドカード)1枚で国内旅行も海外旅行も安心です。
それではANAカード(ワイドゴールドカード)の申し込み条件を見ていきましょう。
ANAカード(ワイドゴールドカード)を申し込める人は以下の条件をクリアしている人のみです。
- 満20歳以上
- ご本人に安定継続収入のある方
安定継続収入とは明確な定義はありませんが、申し込みページには年収を記載する欄があるため、最低でも1年間は途切れずに収入がある人が対象になると言えます。
主婦や派遣社員、アルバイトの申し込みは難しい
ANAカード(ワイドゴールドカード)の申し込みページには以下の職業欄しか表示されないため、主婦や派遣社員、アルバイトでの申し込みは難しいと言えます。
- 会社員・会社役員の方
- 公務員の方
- 医師・弁護士・公認会計士・司法書士・税理士・一級建築士・大学教授の方
- 自営業・自由業の方(不動産収入のある方を含む)
- 年金を受給されている方
明確に主婦や派遣社員、アルバイトの申し込みはできないと明記はされていないため、絶対にできないとは言い切れません。ただしもし申し込めたとしても、審査に通るのは非常に難しいと言えます。
ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査基準!5つのポイント
ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査基準として考えられるのは以下の5つです。
- 就職先と勤続年数
- 年収
- 世帯人数
- クレジットヒストリー
- その他
順番に解説していきます。
①就職先と勤続年数
就職先と勤続年数はANAカード(ワイドゴールドカード)の審査基準として重要な指標のひとつです。申し込み条件に「安定継続収入」とあるので、上場している大企業や公務員で勤続年数が長い人は、審査にも有利であることが予想できます。
申し込みページに必須項目ではありませんが、「入社年月」「資本金」「従業員数」を入力する欄があります。就職先や勤続年数に自信がある人はもちろん、自信がない人も審査に有利に働く場合もあるため、必ず入力するようにしましょう。
②年収
年収も審査基準で大事なポイントのひとつです。審査に通るかどうかだけではなく、カードを発行した後の利用限度額にも関係してきます。
申し込みページの年収という欄は入力必須項目で、例として500万円が表示されています。年収500万円がなければ審査に通らないというわけではありませんが、ひとつの目安として考えておくといいでしょう。
ただし年収は、一時的に高い金額ではあまり意味がありません。申し込み条件にもあった「安定継続的」に得ていることが重要ですので、3〜5年ほど継続して年収が500万円ほどあれば、審査に通る可能性は高いと言えます。
③世帯人数
世帯人数も審査で見られるポイントです。なぜなら、クレジットカードの審査は基本的に「割賦販売法」で支払可能見込額を調査しなければならないと決められているからです。
支払可能見込額は、年収から生活維持費とクレジットカードやローンの債務を足した金額を引くことで算出できます。生活維持費は家族が多ければ多いほど上がりそれに応じて支払可能見込額は低くなるため、同じ年収であったとしても世帯人数が少ない方が審査には通りやすいと言えます。
④クレジットヒストリー
クレジットヒストリーもANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に影響を与えるポイントです。今までのクレジットカードへの申し込み状況や利用履歴を見て、審査に通していいかどうか判断されます。
クレジットヒストリーは個人信用情報機関というところに記録されていて、どのクレジットカードの審査でも情報の照合が必要です。定期的にクレジットカードを利用し、支払日にきちんと支払をしていればクレジットヒストリーは良い評価がつきやすくなります。
クレジットヒストリーは個人信用情報機関に「登録情報の開示請求」を行うことで確認することができますので、気になる人は請求してみてください。
⑤その他
貯蓄額や住まい、ローンの残高などそれ以外の情報も審査に関係ないわけではありません。申し込み情報や個人情報信用期間に記録されている情報などを総合的に見て、判断されます。
そのため、どれかひとつ自信のないものがあったとしても審査に通る可能性はありますし、一方でどれかひとつに自信があったとしても審査に通らないこともありえます。
審査の基準は明確にはわからないため、自分で勝手に判断せずに一度申し込んでみるといいでしょう。
ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に通りやすくなるコツ
ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に通りやすくなるコツは以下の通りです。
- 別の三井住友カードを利用する
- 申し込みページの任意と書かれている欄もしっかりと入力する
それぞれ見ていきましょう。
①別の三井住友カードを利用する
ANAカード(ワイドゴールドカード)とは別の三井住友カードを利用していると、審査に通りやすいです。三井住友カードに「この人はよくカードを利用してくれる」「ちゃんと支払能力がある」と信用してもらえるためです。
特にANA VISAワイドカードを利用していていて、クレジットヒストリーが良い評価であれば、ANA VISAワイドゴールドカードへのインビテーションが届く可能性もあります。
インビテーションが届けば、審査に通る可能性は非常に高いと言えます。いきなりゴールドカードの審査は自信がない人は三井住友カードの一般カードから利用してみるといいでしょう。
②申し込みページの任意と書かれている欄もしっかりと入力する
申し込みページの必須欄だけではなく、任意と書かれている欄もしっかりと入力をすると、審査に通る可能性も高まります。審査に使える情報が増え、よりカード発行会社に信用してもらえるためです。
任意で記入する項目としては、「入社年月」「資本金」「従業員数」「預貯金額」などがあります。どれも調べればわかるものですので、よっぽどのことがない限りは入力するようにしましょう。
ANAカード(ワイドゴールドカード)の申し込みから審査までの流れ
ここからANAカード(ワイドゴールドカード)の申し込みから審査までの流れを見ていきましょう。
申し込み
ANAカード(ワイドゴールドカード)の申し込みは、基本的にインターネットからです。必要なものは以下の通りです。
- 運転免許証または運転経歴証明書(お持ちの方のみ)
- 口座番号がわかる書類(金融機関の通帳やキャッシュカード)
以上の2点を用意した上で、申し込みページに必要な情報を入力していきましょう。入力間違いがあると審査に時間がかかったり、審査に落ちてしまう可能性が上がるため、丁寧に確認しながら入力してください。
入会審査
入会審査は、最短3営業日で行われ、カードが届くのは約1週間ほどです。以下の場合は3営業日より長引く可能性が高いです。
- 審査に問題があった
- 19時30分以降に申し込んだ
- キャッシングを希望した
- 交通系IC機能付きカードを申し込んだ
- オンラインで金融機関を設定しなかった
また申し込みをした後に審査の状況を確認したい場合は、「審査状況紹介ページ」から審査状況や結果を確認できます。申し込み番号が必要になるため、申し込み時に届いたメールを確認してから、審査状況紹介ページにアクセスしましょう。
ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に落ちた!考えられる7つの原因
ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に落ちた場合に、考えられる原因は以下の7つです。
- 申し込み条件を満たしていない
- 申し込み内容に不備や虚偽がある
- 本人確認や在籍確認が取れない
- 他社のカードとの多重申し込みをしている
- 過去に支払い遅延や滞納をしている
- 借入額が多い
- 一度申し込んでからの期間が短い
ひとつずつ見ていきましょう。
①申し込み条件を満たしていない
申し込み条件を満たしていないと審査に落ちてしまう可能性は高くなります。年齢はもちろんですが、「安定継続収入」というところに当てはまっていないと判断されると審査には通らないでしょう。
会社員であったとしても1年間も働いていない状態だったり、転職を繰り返していて年収が上下していたりすると安定継続収入とは言えないため、審査に悪影響を及ぼします。
安定継続収入が今はまだないという人であれば、1年〜2年間は安定した収入がある状態になってから申し込むようにしましょう。
②申し込み内容に不備や虚偽がある
申し込み内容に不備や虚偽があると審査に落ちてしまいます。クレジットカードの審査は個人信用情報機関に記録されている情報と照合して行われるため、不備や虚偽があると正しい情報が得られず審査を正常に行えなくなります。
そのため、故意で間違ったわけではなかったとしても、不備や虚偽だとカード発行会社に判断されると審査に通る可能性は極めて低いです。審査に通らないだけではなく、カード発行会社からの信用度も落ちてしまうため、今後新しくクレジットカードを作るのも難しくなることもあります。
不備や虚偽と判断されないためにも、申し込みの際には細心の注意を払って入力するようにしましょう。
③本人確認や在籍確認が取れない
クレジットカードの審査では、本人確認や在籍確認を行うこともあり、確認が取れないと審査が落ちてしまう可能性が高くなります。本人確認は申し込み時に記載した電話番号に、在籍確認は申し込み時に記載した会社宛に電話がかかってきます。
誰にどのタイミングで電話がかかってくるかは定かではありません。またカード発行会社とは違う電話番号や非通知で電話がかかってくることもあります。
クレジットカードを申し込んで数日間は、知らない番号であったとしても電話に出れるようにしておきましょう。一度だけなら問題ありませんが、何回か連続で電話に出れないと、審査に落ちてしまう可能性が高いです。
④他社のクレジットカードとの多重申し込みをしている
他社のクレジットカードとの多重申し込みをしていると、審査に落ちやすいと言えます。というのも、短期間に何枚もクレジットカードを申し込んでいると、「お金に困っている?」「借りるだけ借りて払い倒すつもりでは?」とカード発行会社に不審がられてしまうためです。
他社のクレジットカードも申し込んでいる場合は、1ヶ月〜2ヶ月ほど期間を空けてから申し込むようにしましょう。どうしても複数枚申し込みたい場合は、最大でも2枚までに留めておくようにしてください。
現在保有しているクレジットカードにも気をつける
申し込みだけでなく、現在保有しているクレジットカードがあまりに多い場合は、審査に悪影響を与える恐れがあります。特に所持しているだけで利用をほとんどしていないクレジットカードを複数枚所有している場合は、審査に落とされやすくなります。
カード発行会社に「カードを発行しても利用してもらえないのでは?」と思われてしまうためです。できる限り保有するクレジットカードは現在利用するものだけにし、他のカードは解約しておくようにしましょう。
⑤過去に支払い遅延や滞納をしている
過去にクレジットカードの支払いで遅延や滞納をしていると、審査に落ちる恐れがあります。クレジットヒストリーに悪い評価がついてしまうためです。
クレジットカードの返済は必ず支払日に支払うようにしましょう。一度でも遅延や滞納をしてしまうと、3年〜5年ぐらいはクレジットヒストリーに残ります。
またクレジットカードだけではなく、ローンの返済でも遅延や滞納はしないようにしましょう。
⑥借入額が多い
支払いをきっちりとしている場合でも、債務額が多いようだと審査に落ちてしまいます。審査の時に必ず算出される支払可能見込額が低くなるためです。
クレジットカードやローンなどのある人は、なるべく債務額を減らしてから、新規でクレジットカードを申し込むようにしましょう。分割払いやリボ払いをしている場合も、なるべく一括で払い、残高を減らしてから申し込むようにしてください。
借入先もできるだけ減らす
借入額だけではなく、借入先が複数ある場合も審査に悪影響が及びます。それだけお金に困っている人、返済能力がない人とカード発行会社に思われやすくなるためです。
借入先が複数ある場合はなるべくひとつにまとめて、借入先を減らしてから新規でクレジットカードを申し込むようにしましょう。
⑦一度申し込んでからの期間が短い
ANAカード(ワイドゴールドカード)に一度申し込んだことがあり、再度申し込んだのに落ちてしまった場合、再申し込みしたタイミングが早すぎたという原因が考えられます。個人信用情報機関に審査に落ちた履歴が6ヶ月〜1年間ほど残っているためです。
個人信用情報機関にある審査に落ちた履歴が消えない限り、再度申し込みをしたとしても審査に通る可能性は低いです。再申し込みをする場合は、6ヶ月〜1年間は期間を空けて申し込むようにしましょう。
ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に通るためには実績を積む
ANAカード(ワイドゴールドカード)の審査に通るためには、いま保有しているクレジットカードでクレジットヒストリーが良い評価になるように実績を積むことが大切です。
とはいえ審査基準はわからないため、少しでもANAカード(ワイドゴールドカード)に興味があれば、一度審査を受けてみることをおすすめします。
審査に落ちてしまった場合は、6ヶ月ほど期間を空けて再度申し込むようにしましょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。