JAL・ANAカードでマイルが貯まりやすいのはJAL!還元率&年会費を徹底比較!
JAL・ANAカードはどちらがお得か知りたい人も多いはず。この記事では、これら2つのカードをマイル還元率と基本情報について徹底比較します。さらに、お得にマイルを貯める方法についても解説しているので、参考にしてみてくださいね。
- 【比較】JAL・ANAカードではJALカードがおすすめ!
- 年会費が安いのはJALカード!
- 提携航空会社の数が多いのはANAカード!
- JAL・ANAカードでマイルがお得なのはJAL!
- 海外旅行保険の上限額はほとんど同じ
- どっちがいい?JAL・ANAカードそれぞれのメリット
- おすすめカード紹介
- JAL・ANAカードでマイルを貯めよう!
【比較】JAL・ANAカードではJALカードがおすすめ!
マイルをガツガツ貯めたいなら、ANAカードよりもJALカードがおすすめ。JALカードは年会費が安く、マイル変換効率が良くなっています。詳しく説明していきますね。
年会費が安いのはJALカード!
JALとANAの通常カードとアメックスカードの年会費を比較します。全体的にJALカードの方が年会費が安いといえます。
提携航空会社の数が多いのはANAカード!
世界各国の様々な航空会社を利用するなら、提携航空会社の多いANAがおすすめです。マイル加算のチャンスが増えて、マイル交換で手に入る航空券の幅も広がるからです。
しかしエアラインによってはJALの提携便の方が多いこともあるので、よく使うエアラインがある人はJAL・ANAのどちらの提携便が多いか確認しましょう。
JAL・ANAカードでマイルがお得なのはJAL!
ANAやJALのカードでマイルを貯める方法はフライトマイル、ボーナスマイル、ショッピングマイルの3つがあります。
3種類のマイルはそれぞれANAとJALのどちらで貯まりやすいのか、順に見ていきましょう。
フライトマイルの貯まりやすさは同じ
JALとANAでフライトマイルの貯まりやすさに差はありません。
フライトマイルとは国内線と国際線の搭乗で貯められるマイルです。フライトマイルは次の計算式で求められます。
- フライトマイル=区間マイル×マイル積算率
「区間マイル」はJALとANAのどちらもIATA(国際航空運送協会)のTPM(運賃計算に使用する区間距離)を基準としているので、同じ値です。また、「マイル積算率」は航空会社ごとに定められていますが、国内線と国際線のどちらにおいてもJALとANAで違いはありません。
区間マイルとマイル積算率の両方が等しいので、当然、ANAとJALでもらえるフライトマイルは同じです。
ボーナスマイルをたくさんもらえるのはANA!
JAL・ANAカードは、次の2つの場面でボーナスマイルがもらえます。
- 入会搭乗ボーナス・毎年初回搭乗ボーナス
- 搭乗ごとのボーナス
1. 入会搭乗ボーナス・毎年更新ボーナス
JAL・ANAカードは入会後の初めての搭乗でもらえるボーナスマイル。JALは毎年最初の搭乗で、ANAはカードを保有しているだけで毎年更新ボーナスがもらえます。入会搭乗ボーナスと更新ボーナスは、以下のようになっています。
▼上段:入会搭乗ボーナス、下段:更新ボーナス
ゴールドカードの場合はJALカードの方が入会搭乗ボーナスが多く、プラチナカードではANAカードの方が入会・毎年初回ボーナスともに多くもらえます。
2. 搭乗ごとのボーナス
フライト搭乗時にも、フライトマイルの何%かのボーナスマイルがもらえます。ボーナスマイルの提供割合はカードの種類やランクによって異なりますが、JAL・ANAでほとんど差はありません。ボーナスマイルがもらえるのは、JALカードはJALグループ便(JAL/JTA/JAC/RAC)の搭乗時、ANAカードはANA便の搭乗時です。
▼ボーナスマイル提供割合
JALとANAでほとんど違いがありませんが、プラチナ(プレミアム)カードでは、JALが25%なのに対してANAが50%と高くなっています。
マイルの交換効率がいいのはJAL!
JALマイルの変換効率は一年を通して変化が小さい一方、ANAマイルの変換効率は繁忙期には下がり、閑散期には上がります。閑散期にはANAマイルの方がお得なこともありますが、基本的にはJALマイルの方が変換効率が良いといえます。特に国際便ではマイル変換効率の差は歴然です。
▼特典航空券の必要マイル数
「JALカードツアープレミアム」でさらに貯まる!
JALカードツアープレミアムは年会費2,200円で加入できるサービスです。加入すると、割引航空券やパッケージツアーを利用する際に、マイルの減算がされなくなります。
通常、パッケージツアーに参加した場合、区間マイルは通常の50%になりマイル還元率が半減します。しかしJALカードツアープレミアムに加入していれば、ボーナスマイルが50%追加され、100%のマイルをもらえます。
ショッピングマイルの貯まりやすさは同じ!
JALとANAどちらも通常のマイル還元率は0.5%ですが、追加料金を払ってオプションサービスに加入すると1.0%になります。一般カードの場合、追加料金はJALでは年間3,300円、ANAでは年間6,600円です。
JALカードはカードの利用でマイルが直接貯まりますが、ANAカードはカード会社のポイントが貯まり、それをマイルに変換する必要があります。
マイルの使いやすさは一長一短!
JALもANAもマイルの有効期限は3年間です。ポイント移行に手間をかけたくなければJALカード、ポイントをマイル以外にも使いたかったらANAカードが適しています。
JALはカードの利用で直接マイルが貯められます。ポイントを移行する手間が省けられるのがメリットです。
ANAカードはカード会社のポイントが貯まり、それをマイルに移行します。よってポイントをマイル以外にも変換できます。また、ANAカードはポイントの有効期限が2年あるので、貯めたポイントをマイルに移行するタイミングを工夫しましょう。
海外旅行保険の上限額はほとんど同じ
旅行によく行く人が重視したいのが海外旅行保険。海外旅行保険の上限額はJALとANAでおおよそ同じです。ゴールドカードの上限額はJALの方が5,000万円高く、アメックスゴールドはANAの方が5,000万円高くなっています。
どっちがいい?JAL・ANAカードそれぞれのメリット
これまで様々な項目でJAL・ANAカードを比較してきました。それぞれのメリットをまとめておきますね。
マイルをザクザク貯めたいならJAL
JALカードのメリットは4つです。
- ANAよりも少し年会費が安い
- カード利用でマイルを直接貯められる
- 割引チケットやパッケージツアーでもマイルをたくさん貯められる
- マイルの変換効率が良い
JALカードは年会費が安くマイルが貯まりやすいのが特徴。カードの利用で直接マイルが貯まるので、ポイントをマイルに移行する手間を省けます。マイルの変換効率も良いので、マイルをガツガツ貯めたい人におすすめ。
ポイントをマイル以外にも使いたいならANA
ANAカードのメリットは3つありました。
- JALより提携航空会社が多い
- 搭乗をしなくても毎年ボーナスマイルがもらえる
- ポイントをマイル以外にも使える
ANAはポイント移行をする手間はかかりますが、ポイントをマイル以外に変換したり、JALよりもオプションサービスの出費を抑えられたりします。提携会社も多く、世界中のエアラインでマイルが加算されます。
おすすめカード紹介
JAL・ANAカードのおすすめカードをそれぞれ1枚紹介します。
CLUB-Aゴールドカード
JAL CLUB-A ゴールドカードは、JALのフライト便をよく利用する人におすすめのカードです。JAL CLUB-A ゴールドカードには様々なメリットがあります。
- JALカードショッピングマイル・プレミアムに無料で入会できる
- ボーナスマイルがたくさんもらえる
- トラベルサービスが充実
それぞれ説明します。
1. ショッピング・プレミアムに無料で入会できる
JALカードのショッピングによるJALマイルは通常0.5%です。年会費3,300円を払ってショッピング・プレミアムに入会すると、ショッピングでの還元率が1.0%になります。
JAL CLUB-A ゴールドカードは、この年会費3,300円が無料になり、カード取得時にショッピング・プレミアムに自動入会します。よってショッピングによるJALマイルの還元率は常に1.0%です。
2. ボーナスマイルがたくさんもらえる
JAL CLUB-A ゴールドカードは入会後の初搭乗で5,000マイル、毎年の初搭乗で2,000マイルがもらえます。また、搭乗の度にフライトマイルの25%のボーナスマイルがもらえます。
3.トラベルサービスが充実
JAL CLUB-A ゴールドカードは空港ラウンジサービスや旅行保険が付帯しています。最大補償額は、海外旅行保険は1億円、国内旅行保険は5,000万円です。
ANA・アメックス・ゴールドカード
ANAアメックスゴールドカードは、ANAとアメックスが提携して発行しているクレジットカードです。ANAマイルがとにかく貯まりやすいのが特徴です。メリットを4つ紹介します。
- トラベルサービスがかなり充実
- ポイント還元率が高い
- ポイントの有効期限がない
それぞれ解説していきます。
1. トラベルサービスがかなり充実
ANAアメックスゴールドには豊富なトラベルサービスが付帯しています。
- 空港ラウンジサービス
- 手荷物無料配達サービス
- SKIPサービス
- オーバーシーズアシスト
ANAアメックスゴールドは事前にチケットの予約を済ませると空港での手続きを省略できるSKIPサービスや、海外旅行先で日本語でサポートを受けられるオーバーシーズアシストが付帯しているのが特徴です。
また、旅行保険も付帯しており、最大補償額は国外旅行保険で1億円、国内旅行保険で5,000万円です。
2. ポイント還元率が高い
ANAアメックスゴールドの基本還元率は1.0%です。ANAグループで利用すると、還元率は2倍の2.0%になります。
3. ポイントの有効期限がない
本来はポイントの有効期限は3年ですが、ANAアメックスゴールドは貯めたポイントを無期限で使えます。また、ポイントの移行も無料で行えます。
▼ANAアメックスゴールドカードについてはこちらもチェック
JAL・ANAカードでマイルを貯めよう!
これまでJAL・ANAカードの比較をしてきました。JALとANAのそれぞれの特徴を理解して、自分に合ったカードを選びましょう。よく使うエアラインが、JALとANAどちらの提携便が多いのかをチェックすることも大切です。
JAL・ANAカードを使ってお得な空の旅を楽しんでくださいね。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。