公共料金を支払いがお得なデビットカードを徹底比較|選び方を解説
・公共料金を支払うためのデビットカードをどうやって選べば良いの?
・公共料金の支払い可能なデビットカードには具体的には何があるの?
・公共料金をデビットカードで支払う時の引き落とし日っていつ?
上記のようなお悩みはありませんか?
上記のお悩みを解決する記事を執筆しました。
普段、金融分野で働く著者が公共料金や税金の支払いにピッタリなデビットカードを紹介します。
この記事を読めば、公共料金や税金を支払うために、どのデビットカードを選べば良いか理解することができますよ。
- 公共料金を支払うためのデビットカードの選び方
- 公共料金の支払いにおすすめのデビットカード5選
- デビットカードで公共料金や税金を支払うメリット
- デビットカードで公共料金や税金を支払うデメリット
- デビットカードの作り方【3ステップ】
- まとめ
- よくある質問
公共料金を支払うためのデビットカードの選び方
公共料金を支払う際のデビットカードを選ぶときに、チェックしておきたい4つのポイントをご紹介します。
公共料金への支払い対応
デビットカードが公共料金の支払いに対応しているか必ず確認しましょう。
なぜなら、デビットカードの中には公共料金(光熱費代や水道代など)の支払いに対応していないものがあるからです。
例えば、ソニー銀行「Sony Bank WALLET」VISAデビット付キャッシュカードは、公共料金の支払いに対応しています。このデビットカードの詳細はこちらをご覧ください。
デビットカードが公共料金の支払い可能かどうかは、必ずチェックしましょう。
ポイント還元率の大小
デビットカードのポイント還元率も確認すべきポイントです。
というのも、還元率が高いデビットカードの場合、ポイントが貯まるスピードが早く、お得さが増すからです。
例えば、1%の還元率の場合、10000円利用すると100ポイントが還元されます。毎月10000円の公共料金をデビットカードで支払うと、年間で1200ポイントが貯まります。
デビットカードを選ぶ際は、必ずポイント還元率をチェックしましょう。
Visaなどの国際ブランドの付帯
デビットカードには「J-debit」と「ブランドデビット」の2種類がありますが、ブランドデビットが付帯できるかどうかを確認しましょう。
なぜなら、VisaやMatercardなどの国際ブランド付帯のデビットカードは、ポイント還元があることと利用できる場所が多いからです。
J-debitでは、ポイントが還元されず、国内の利用可能な一部店舗に限られます。
ブランドデビットでは、利用額に応じたポイントが付与され、また利用できる場所が国内にかぎらず海外でも利用できます。
デビットカードを選ぶ時は、必ず国際ブランドが付帯されているかどうかチェックしてください。
税金への支払い対応
デビットカードが税金への支払いに対応しているかどうかチェックすべきポイントです。
税金への支払いに対応していると、税金の支払いの際にポイントが貯まるので、お得になるからです。
例えば、ソニー銀行「Sony Bank WALLET」VISAデビット付キャッシュカードは公共料金だけでなく税金の支払いにも対応しています。
公共料金の支払いにおすすめのデビットカード5選
公共料金の支払いにおすすめのデビットカード5選を紹介します。
ソニー銀行「Sony Bank WALLET」VISAデビット付キャッシュカード
「Sony Bank WALLET」VISAデビット付キャッシュカードは、キャッシュカードとデビットカードが一体になったカードです。
公共料金と税金が支払い可能で、優待プログラム Club Sのステータスに応じて最大2%のキャッシュバックがあります。
ステージが高いほど、キャッシュバック率が上がります。
公共料金等のキャッシュバックには、月額1万円までの上限があることに注意しましょう。
優遇プログラム Club S (クラブエス)は、特別なお客さまにソニー銀行をより便利、よりおトクにご利用いただくためのサービスです。各種預金はもちろん、投資信託や住宅ローン、FXなどお客さまの取引状況に応じて、シルバー、ゴールド、プラチナの3ステージをご用意しております。 ステージ獲得条件 月末の残高やお取り引き状況に応じ、ステージが決定します。
引用元記事:優遇プログラム Club S|ソニー銀行(ネット銀行)
また、利用できる通貨は11種類であり、海外など幅広く利用できます。
年会費は無料で加入しやすく、多くの方におすすめのカードです。
ソニー銀行「Sony Bank WALLET」ANAマイレージクラブ
「Sony Bank WALLET」ANAマイレージクラブは、キャッシュカードとデビットカードが一体になっているカードです。
カードを利用してショッピングや預金をするとマイルが貯まります。
基本還元率は0.5%です。
また、利用できる通貨は10種類であり、海外で幅広く利用できます。
マイルを貯めたい方には、特におすすめのカードです。
GMOあおぞらネット銀行「VISAデビット付キャッシュカード」
GMOあおぞらネット銀行の「VISAデビット付キャッシュカード」は、公共料金と税金の支払いが可能で、外貨預金にたくさんお金を預けることで還元率がアップします。
最大1.2%の還元率であり、お得感があるカードとなります。
なお、公共料金や税金に対するキャッシュバック率は、一律0.3%です。
GMOあおぞらネット銀行「Mastercardプラチナデビット」
「Mastercardプラチナデビット」は、年会費3300円はかかるものの、1.2%の高還元率を受けられるカードです。
公共料金や税金に対するキャッシュバック率は、一律0.5%です。
上記の年会費無料のGMOあおぞらネット銀行「VISAデビット付キャッシュカード」と比べ、日頃から多く消費する人向けのカードとなります。
タカシマヤプラチナデビットカード
タカシマヤプラチナデビットカードは、年会費が33000円と高いものの、還元率が最大10%となるカードです。
高島屋でショッピングする際は10%の還元率となります。
公共料金や税金に対する還元率は1%です。
高島屋で頻繁に買い物をする人には、おすすめのカードです。
デビットカードで公共料金や税金を支払うメリット
利用した分だけポイントが貯まる
公共料金等を現金で支払いをしてしまうと、ポイント等に還元されないので、得られるはずだったポイント獲得の機会を失ってしまいます。
公共料金や税金は、私たちが普段生活する中で必ず支払うものなので、お得に支払いたいですよね。
そんな時に、デビットカードを利用すると、ポイントが貯められます。
現金の持ち歩きが不要
現金での支払いの場合、近くのコンビニ等で公共料金や税金を支払うことになりますが、デビットカードを利用すると、現金をわざわざ持つ必要はありません。
これまで現金で支払いをしていた人も、これを機にデビットカードを考えてみてはどうでしょう。
デビットカードで公共料金や税金を支払うデメリット
デビットカードは即時決済であるため、預金口座に残高がないと利用できません。
加盟店からカード会社に公共料金の請求が届く際に、残高がないと利用できず振込用紙等で支払うことになってしまいます。
デビットカードで公共料金等を支払う際には、残高に注意しましょう。
また、デビットカードでは、分割払い、リボ払い、キャッシングはできません。
デビットカードでは一括払いのみ可能だからです。
デビットカードで公共料金を払う際は、一括払いであることにも注意しましょう。
デビットカードの作り方【3ステップ】
デビットカードは基本的にインターネットから簡単に申し込みができます。
カードが届くまでには時間がかかりますが、カードの種類によっては即時でバーチャルカードが発行され、すぐ支払いに使えることも。この項では、デビットカードの作り方を解説します。
①口座を開設する
デビットカードの利用には対応する銀行口座が必須なので、あらかじめ作成しておきましょう。
基本的に、引き落とし先の口座を自由に選ぶことはできず、発行元の銀行しか設定できません。たとえば、三菱UFJデビットの発行には「三菱UFJ銀行」の普通預金口座が必須です。
デビットカードを申し込む際、当銀行の口座を持っているか問われるので、持っていない場合は「口座開設する」を選択しましょう。
なお、口座開設もデビットカードの作成と同じく、基本的にはインターネットから手続きが完結します。
②公式サイトから申し込む
デビットカードの作成方法は3つです。
- アプリ
- インターネット
- 銀行窓口
アプリやインターネットなら、店頭に出向く必要がないので手間がかかりません。そもそも、ネット銀行のデビットカードなどは店頭申し込みできないケースも多いです。
申し込みするデビットカードのホームページにアクセスしたら、必要事項を入力します。
- 氏名
- 暗証番号
- 住所など
デビットカードの申し込みは、基本的に銀行に登録している個人情報が用いられるので、入力項目は少ないです。ただし、住所などが変更になっている場合は正しく配達されない可能性があるので、反映させておきましょう。
③カードが自宅に届く
デビットカードへの申し込みが完了すると、後日カードが自宅に届きます。
申し込みから発行までの日数はデビットカードにより異なり、最短で2日、長ければ数週間程度です。デビットカードに審査はありませんが、申込情報に不備があると発行が遅れる可能性もあります。
デビットカードが手元に届いたら、カード番号・名義人名などが間違っていないか確認したのち、カード裏面に署名します。署名がないと、不正利用された場合でも補償を受けられません。
まとめ
この記事では、公共料金や税金を支払うためのデビットカードを5つ紹介しました。
- デビットカードを選ぶ際は、公共料金や税金の支払い対応が可能なカードを選ぶ。
- ソニー銀行のデビットカードがおすすめ。
- デビットカードは銀行公式サイトから簡単に作成可能。
デビットカードは利点が多いので、大変おすすめです。
これを機会に現金で公共料金などを支払っている人は、デビットカードの申し込みを考えてみてはどうでしょうか。
よくある質問
-
デビットカードで公共料金を支払う時の引き落とし日はいつですか?
JCBデビットでは、加盟店からカード会社に支払い請求が来たタイミングで引き落とされます。それ以外のブランドでは不明です。
参考記事はこちらです。
公共料金等を契約している会社によっても異なるので、具体的な引き落とし日は契約会社に問い合わせてください。 -
JCBデビットで公共料金の支払いはできますか?
カードを発行する機関によって異なります。
カード発行機関に問い合わせる必要があります。
詳細は、こちらをご確認ください。 -
セブン銀行のデビットカードで公共料金の支払いはできますか?
一部加盟店にて支払い可能です。
対応していない可能性もあるので、これからデビットカードを作成する際は、別のカードをおすすめします。
参考記事はこちらです。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。