カードローンの借り換え先おすすめ13選 | 金利を下げるコツや審査について解説
カードローンの支払いに苦労している人必見!日々の返済を軽減したのであれば、今よりも金利の低いカードローンに借り換えましょう。
この記事では、「金利の低さ」「融資限度額の高さ」「サービスの充実度」などが優れている、借り換えにおすすめのカードローンを紹介。ほかにも、メリット&デメリット、注意点なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。一緒に、今よりもお得な借り入れを目指しましょう。
- カードローンの借り換えとは
- カードローンでの借り換えが向いている人と向いていない人の特徴
- 借り換えにおすすめの消費者金融カードローン6選
- 借り換えにおすすめの銀行カードローン6選!
- カードローンを借り換えるメリット
- カードローンを借り換えるデメリット
- カードローン借り換えを成功させる5つのコツ
- カードローンの借り換えでは総量規制に要注意
- カードローンとリボ払いはどちらがお得?
- 借り換え先はフリーローンもアリ?
- カードローンからキャッシングへの借り換えはおすすめできない
- カードローンを賢く借り換えて、低金利で計画的に返済しよう
カードローンの借り換えとは
カードローンの借り換えとは、現在借り入れしているカードローンを他社のカードローンに変更することです。
つまり、現在借り入れしている金額をより低金利の金融機関から新たに借りて一括返済します。その後は借り換え先に返済をしていけばOKです。これにより、より金利が低い金融機関を利用でき、自身の負担が軽くなります。
カードローン借り換えの流れ
カードローン借り換えの流れは以下のようになっています。
- 現在借りている額と同じ金額を、別のローン会社や銀行から借り入れる
- 現在の借り入れを全額返済する
- 新たに契約した金融機関へ返済を始める
借り換えれば元の契約と借り換え先の金利差の分、返済の負担を減らせます。
おまとめローンとの違い
おまとめローンとは、複数の金融機関からのローンを1社にまとめること。一方、借り換えは1社から借りているローンを別の金融機関1社に乗り換えることです。おまとめローンを利用すると支払い日をまとめられるため返済計画が立てやすく、ローンの管理が楽になります。
おまとめローンでは、複数の金融機関から借り入れている残高の合計金額を1社からまとめて借りてから、それぞれの金融機関に返済します。その後は新しい借り入れ先1社に返済していくようなかたちです。消費者金融によっては、おまとめローン専用の商品を提供しています。
※おまとめローンは返済専用の商品であり、カードローンのように追加借入をすることができません。
おまとめローンの場合、現在の借り入れ先と新しい借り入れ先が同じになる場合も。つまり、もともと借り入れていた複数の金融機関の中の1社が、新しい借り入れ先になることもあるのです。
カードローンでの借り換えが向いている人と向いていない人の特徴
ここでは、借り換えが向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれ挙げていきます。
-
現在消費者金融を利用していて、金利が高く利息額も高いと感じている
-
現在利用しているカードローンのサービスに不満がある
-
毎月の約定返済金額が高く、支払いの負担が大きい
-
過去5年以内に延滞・自己破産を経験している
-
審査に再度通過するか不安がある
借り換えを上手く利用することで、日々の返済額を軽減できますが、自身にどれくらいのメリットがあるのか事前に調べておきましょう。
借り換えにおすすめの消費者金融カードローン6選
消費者金融のカードローンは銀行カードローンに比べて審査難易度が低いといわれています。ただし、金利は消費者金融のほうが高くなりがちな点は要注意です。今の契約よりも低金利の消費者金融カードローンを選ぶようにしましょう。
借り換えにおすすめの消費者金融カードローンは
の6社です。
1.プロミス
プロミスのカードローンは実質年率4.5% ~ 17.8%です。プロミスをはじめて利用する場合は、30日間金利0円の特典を受けられます。
申し込みから借り入れまで手続きのすべてがアプリで完結しカードレスで利用できます。
プロミス 公式サイト
2.アイフル
アイフルの実質年率は3.0%~18.0%です。はじめてアイフルを利用する人は30日間金利が0円になるキャンペーンを利用できます。審査はスピーディで、最短18分※で審査が完了、最短1時間で借り入れ可能です。
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
アルバイトやパートなどで定収入があれば、学生でも融資を受けられます。インターネットで手続きをすれば、申し込みから借り入れまでがWebだけで完了します。アイフルのアプリを使えばカードレスで周囲にバレにくいのも嬉しいですね。
3.SMBCモビット
SMBCモビットのカードローンは実質年率3.0%~18.0%です。公式サイトに簡易審査機能があり、借り入れできるかどうか10秒でチェックできます。
Web完結申込を利用すれば、電話連絡や書類の郵送も不要です。カードレスなので、自宅に届く郵送物はありません。三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行に口座があればWeb申し込みを利用できます。
モビットは電話対応の良さもお墨付き。消費者金融の中で唯一、HDI 格付けベンチマーク「対応記録/クオリティ格付け」で最高評価を2020年・2021年の2年連続で獲得しています。
SMBCモビット 公式サイト
4.アコム
アコムの実質年率は3.0%~18.0%です。アコムの利用が初めての無担保カードローンなら、30日間金利ゼロに!
公式サイトの「3秒診断」は3つの質問に答えるだけで借り入れ可能かどうかわかります。年齢・年収・他社かードローンの借り入れ状況を入力するだけでOKです。
インターネットなら24時間・365日申し込みでき、即日借り入れも可能です。審査は最短20分※、楽天銀行口座があれば審査が通ってから振込まで最短1分なので、急にお金が必要になったときに便利ですね。ATMでも24時間借り入れできます。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
5.au PAYスマートローン
au PAYスマートローンは実質年率が2.9%~18.0%です。郵便物が送られてくることは基本的になく、最短30分で審査が完了します。カードもないため、周囲にバレにくいのもメリットです。
auスマホを使っていない人でも利用可能です。au ID発行、au Payアプリのインストール、会員登録をすれば、融資金額をau Pay残高にチャージして利用できます。au Payで決済すると税込200円ごとに1Pontaポイント(1円相当)が還元されてお得です。
6.オリコカードカードローン
オリコカードカードローンの実質年率は4.5%~18.0%です。クレジットカードのオリコカードとは別にカードローンを申し込む必要があり、入会金・年会費は0円。カードレスには対応していません。
インターネットで申し込めばオンラインで手続きが完結するので来店不要です。書類を郵送する必要もありません。借り入れ方法はインターネット・コンビニ・電話から選べます。
返済は登録口座から毎月27日に引き落とされるので、うっかり返済を忘れる心配もありません。余裕がある月は追加返済すれば、支払う金利をおさえることができますね。
借り換えにおすすめの銀行カードローン6選!
銀行カードローンは消費者金融カードローンよりも上限金利が低めなところが多くあります。
審査は翌営業日以降と時間はかかりがち※ですが、金利を抑えたい人には銀行カードローンがおすすめです。一度、審査を受けてみてはいかがでしょうか。
※審査時間は会社によって異なります。
おすすめの銀行カードローンは以下のの7つです。
-
「上限金利の低さ」「融資限度額の高さ」「融資までのスピード」「サービスの充実度」などが優れているカードローンを選定
1.三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の実質年率は年1.4%~年14.6%です。月々の最低返済額は1,000円からと、消費者金融・銀行カードローンの中で最も少額で返済しやすいでしょう。ちなみに、三菱UFJ銀行の口座を持っていなくてもカードローンを利用できます。
Webだけで申し込みが完結&24時間申し込み可能。借り入れは三菱UFJ銀行ATMと提携コンビニATMにてATM手数料無料で利用可能です。ATMなら返済時のATM手数料も無料になります。口座引き落としや振込での返済も可能。
2.千葉銀行カードローン クイックパワー
千葉銀行カードローン「クイックパワー」の実質年率は1.4%~年14.8%。融資金額の限度内なら1円から借り入れできます。借り入れは千葉銀行ATMや提携ATM、インターネットバンキングやテレフォンバンキングに対応可能。
千葉銀行の口座を持っていない人でもカードローンの申し込みが可能です。ただし、千葉銀行の営業地域である千葉・東京・茨城・埼玉・神奈川に在住または勤務している必要があります。
毎月1日に定額で自動返済されるシステムなので、返済忘れの心配もありません。返済金額は2,000円から設定できます。また、余裕があるときにまとめての返済も可能です。
3.みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンの実質年率は2.0~14.0%です。申し込みはWebで24時間、可能。月々の返済金額は2,000円から!毎月10日に口座引き落としで自動返済する設定が可能な他、ATMやインターネットバンキングの「みずほダイレクト」からいつでも返済できます。
カードローン利用にはみずほ銀行の口座が必要で、カードローン申し込みと同時に手続き可能です。みずほ銀行の口座を開設済みでキャッシュカードを持っていれば、審査完了後、すぐに借り入れできます。利用限度額が50万円以下なら年収確認書類の提出も不要です。
4.楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローンの実質年率は年1.9~14.5%です。パソコンやスマホでWeb申し込みが完結します。楽天会員ランクに応じて審査が優遇される※ことも。
※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。
楽天銀行口座を開設しなくてもカードローンの利用は可能ですが、楽天銀行口座なら24時間365日、即時振り込みできます。
新規入会で楽天ポイントが1,000ポイントもらえるのでお得です。
5.横浜銀行カードローン
横浜銀行カードローンは実質年率年1.5%~14.6%(変動金利)。お借入限度額10~1,000万円(10万円単位)となっていますので、まとまった金額をお借り入れしたい方におすすめです。
またローンカードが届く前に返済口座にお金を振込できるため、早急に融資を受けられるのもメリットでしょう。
ATM手数料は何度でも無料(※一部ATMを除きます)で、横浜銀行の口座を持っていない場合も申し込みできます。
来店不要でネットから申し込みがいつでもできるので、融資を急いでいるなら、ぜひ横浜銀行カードローンに申し込みましょう。
6.三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンの実質年率は1.5~14.5%です。三井住友銀行のキャッシュカードを持っていれば、審査完了後、すぐに借り入れが可能です。全国の三井住友銀行や提携コンビニATMから手数料0円で引き出せます。
毎月の返済日は5日・15日・25日・月末から選択でき、余裕があれば追加で返済も可能。返済方法は口座振替・インターネットバンキングで振込・ATM※で入金の3種類です。
※カードレスを選択の場合は(SMBCダイレクト)インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません。
カードローンを借り換えるメリット
メリットがなければ、わざわざカードローンを借り換える必要はありませんよね。ここではカードローンを借り換えるおもなメリット3つについて説明します。
1. 金利を安くし支払額を下げる
カードローン借り換えの主なメリットとは、現在の契約よりも金利が低いカードローンに借り換えることによって、合計支払い額を減らせることです。また、利息負担が軽減されてお財布にゆとりができた分、追加で返済して元金を減らせる可能性もありますね。
金融機関によっては月々の返済金額を1,000~3,000円など低めに設定できるため、毎月の支払いにかかる負担を減らす目的で使用する人もいます。
2. 借り入れ金額を見直せる
カードローンの借り換えをきっかけとして、借り入れ金額を見直す機会を得られることも大きなメリットです。
毎月、何も考えずにダラダラと返済を続けていて、ローン残高や金利分の支払いがいくらになっているかを確認していない人は少なくありません。カードローンの借り換えを検討すれば、否応なしにローン残高を計算して金利をどのくらい支払っているのか見直すことになります。
3. ATMの手数料を減らせる可能性がある
カードローンを借り換えることで、ATMの利用手数料を減らせる可能性があります。コンビニATMなどのATMを利用して返済している場合、ATM手数料だけで毎月200円、1年間で2400円近い金額を余分に支払うことになります。
自身が利用している銀行のカードローンや、家の近くにATMがある銀行などのカードローンに契約すれば、手数料を抑えて返済することが可能です。
繰り上げ返済を考えている人、現在繰り上げ返済を毎月行っている人は、手数料を抑えることができますよ。
カードローンを借り換えるデメリット
カードローンを借り換えるときのデメリットは、ある程度の手間と時間を要することです。
あらためて別の金融機関に申し込み、再び審査を受け契約を行う必要があります。また、申し込んだからといって、必ず審査が通るわけでもないのです。審査基準の厳しさは金融機関によって異なるため、A社では審査を通過したのにB社では拒否される可能性も。
審査が通らなければ時間と手間をかけた分、無駄な労力を使ったと感じることもあるでしょう。
在籍確認を徹底される
消費者金融カードローンでは、職場への在籍確認の電話をなしにし、書類での在籍確認への変更に応じてくれることがあります。しかし。借り換え可能なカードローンを利用する場合、在籍確認を回避することはできません。理由は2つあります。
借り換え可能なカードローンの場合、高額融資になる可能性が高く、返済能力を詳しく調査をする必要があり、その一環で勤務先の会社に電話をかけて在籍確認をするといったように徹底されるためです。
また、借り換え可能なカードローンの場合は、借り入れした後の利用先が決まっているので、ほとんどの場合在籍確認の電話があり、電話に出なければ審査に落ちてしまう場合も。ちなみに、銀行カードローンば必ず在籍確認の電話をおこなうことになっています。電話確認をなしにする対応は、一切してもらえないので覚えておきましょう。
今まで利用していたカードローンと仕組みが変わる
借り換えのデメリットととして、今まで利用していたカードローンとサービスが異なるため、利便性が損なわれる可能性があります。
例えば、利用できる提携ATMは各社で異なるため、今まで利用していたATMが利用できなくなるということです。
カードローン借り換えを成功させる5つのコツ
借り換えを成功させて毎月の支払いを楽にするには以下のようなコツがあります。
1.今よりも低金利のカードローンを利用する
せっかく借り換えをしても返済額が減らなければ意味がありませんよね。借り換えるなら現在のカードローンよりも、金利が低い貸金業者や銀行と契約することがおすすめ。一般的に、消費者金融よりも銀行のほうが上限金利が低めな傾向です。
ただし、銀行のほうが消費者金融よりも審査には時間がかかります。申し込んだその日からの利用はできません。
2.同時に何社ものカードローンに申し込まない
複数社のカードローンへの同時申し込みは避けましょう。複数社へ申し込めば必ず審査に落ちるわけではありませんが、マイナス要素にはなります。これは、カードローン審査で信用情報が調査されるとき、他のローンの審査状況についてもチェックされるためです。
審査の進め方は金融機関によって異なるため、同日に申し込んだとしても他社へのカードローン申し込みを把握される可能性があります。ローンの申し込み数が多い=お金に困っている=返済能力が低い人と判断されかねません。
3.返しやすさもチェックする
カードローンを借り換える際は、返しやすい返済方法を利用できるかどうかもチェックしましょう。
カードローンの返済方法は、一定の日に一定額を口座から自動で引き落とし・ATMから返済・インターネットバンキングでの振込など、金融機関によって異なります。金融機関によってはスマホアプリからコンビニATMで24時間・簡単に返済できる場合もあるでしょう。いつも持ち歩くスマホで返済できれば、忘れることもありませんよね。
カードローンを借り換えることで返済方法が以前よりも不便になると、返済を忘れたり遅れたりする原因になりかねません。借り換えの前に返済方法もチェックしておきましょう。
4.毎月の返済額だけではなく返済合計額も確認する
カードローン借り換えの際は、返済合計額がいくらになるかもチェックすることが大切。なぜなら、返済方式によって返済合計額も変わってくるからです。
返済方式には元利定額返済や元金定額返済、残高スライド方式などがあります。元利定額返済とは、毎月同じ金額を利息込みで返済する方式。一方、元金定額返済は毎月の同じ返済額+利息を支払う方式です。残高スライド方式では月々の返済金額がローン残高によって変わります。
カードローン借り換えによって毎月の返済額を低く抑えても、返済期間が長くなれば結果的に返済合計額が増えてしまうこともあるので要注意です。借り換える前に、返済合計額がいくらになるかも計算して借り換え先を選びましょう。
5.ローン借り換えシミュレーションを試してみる
カードローン借り換えの前に、借り換えたほうが本当にお得になるかどうかのシミュレーションをしてみましょう。一般社団法人全国銀行協会がローン借り換えシミュレーションを提供しています。試してみてください。
シミュレーションに入力する項目は以下の通りです。
- 現在のローン残高
- ボーナス払いの金額
- 残りの返済期間
- 現在の借り入れ金利
- 借入金利適用期間
- 次回金利
- 借り換えた場合の借り入れ金利
- 適用期間
- 次回金利
わからない項目がある場合は、ローン残高と残りの返済期間・借り換え前後の金利だけでも入力してみましょう。借り換えの効果がどのくらいあるかを試算できます。
カードローンの借り換えでは総量規制に要注意
総量規制とは貸金業者から借り入れるお金の総額を年収の1/3に上限を設ける法令です。消費者金融・クレジットカード会社・信販会社が貸金業者にあたります。
総量規制は多重債務から消費者を保護するために定められています。そのため、信用情報がどんなに優良であっても、総量規制を超えた借入申込みは審査を通過できません。
ただし、除外貸付や例外貸付など、貸金業者からの借り入れであっても総量規制の対象にならないものもあります。
※なお、銀行は貸金業法上では総量規制に縛られませんが、各行で同様の規制を設けています。
除外貸付
除外貸付とは不動産・自動車・高額医療費を支払うための貸付、例外貸付とは利用者だけに有利な借り換え・利用者本人と配偶者の年収を含めた年収の1/3以下の貸付や緊急の医療費・個人事業者への貸付です。
カードローンとリボ払いはどちらがお得?
ぜひ一度、リボ払いとカードローンの金利を見比べてみることをおすすめします。毎月の支払額が増えるとしてもリボ払いからカードローンに借り換えたほうが、結果的には合計返済額を減らせる可能性もあります。
リボ払いとはクレジットカード利用分を毎月、一定額で支払う方式です。クレジットカードの支払いにリボ払いを利用している人は、いつ完済するか・合計支払い金額はいくらになるかがわかりにくいため、不安に感じることが多いのではないでしょうか。
場合によっては金利分ばかり支払っていて、なかなか元金が減らないケースも少なくありません。
借り換え先はフリーローンもアリ?
ローンの金額や毎月の返済に充てられる金額によっては、フリーローンに借り換えるほうがお得かもしれません。実は、フリーローンのほうがカードローンより金利が低い傾向にあります。返済期間内にローンを完済できる見込みがあれば、フリーローンを借り換え候補に入れてみてもよいでしょう。
ただし、フリーローンはカードローンよりも制約があります。カードローンは限度額の範囲なら何度でも好きなときに好きな金額を引き出せますが、フリーローンの借り入れ可能回数は審査を受けるときの1回のみ。また、カードローンは返済期間がないことに対し、フリーローンには返済期間が定められている場合もあります。
今後も必要に応じてお金を借りる可能性がある場合は、自由度の高いカードローンのほうが便利でしょう。
カードローンからキャッシングへの借り換えはおすすめできない
返済を楽にしたいなら、キャッシングへの借り換えはおすすめできません。カードローンからキャッシングに借り換えると、金利が上がる可能性が高くかえって損することになります。
キャッシングとはクレジットカードに付帯されたサービスです。クレジットカード入会時にキャッシング枠の設定も済ませておけば、利用限度額の範囲で審査を受けずに現金を引き出せます。急に現金が足りなくなったときなどには確かに便利でしょう。
しかし、キャッシングの金利はカードローンよりやや高め。たとえば、楽天銀行ではカードローンの金利年1.9%~14.5%に対し、キャッシングの金利は15.0%~18.0%と割高ですね。
カードローンを賢く借り換えて、低金利で計画的に返済しよう
現在の契約よりも金利が低い、あるいは、月々の返済金額が少ないカードローンに乗り換えれば、もっと返済しやすくなる可能性があります。