格安SIMに乗り換えても、今まで通りLINEを使って通話やトークを楽しむことができます。
LINE通話は通信回線を使うため通話料がかからず、格安SIMでLINE通話を使えばさらに節約効果が高まります。
ただし携帯会社の選び方やSIMカードの種類によっては、LINEで今までできていたことができなくなる場合もあります。
格安SIMでLINE通話を使う方法と、使えない場合について知っておきましょう。
なお、LINEをよく使う人の場合はSoftBankの格安プランである「LINEMO」であればLINEトーク、LINE通話、LINEビデオ通話などはGBフリーなので、無制限で使えるのでオススメです。
また全力で作ったランキングもあるので参考にしてください。

LINEで通話をする方法は2種類ある

LINEを使って通話をする方法は、実は2種類あることをご存知でしょうか。
格安SIMに乗り換えても、2種類の通話方法は変わらず使い続けることが可能です。
LINE通話
LINE友だちとのトーク画面の右上、電話のマークを押せば通話ができます。
簡単な方法なので、使ったことがある人も多いと思います。
通信回線を使い通話をするため、通話料はかからず経済的です。
格安SIMに乗り換えてLINE通話を使えば、基本料は安く通話料は無料で使い続けることが可能なため、とても重宝するツールでしょう。
LINE Out
LINE OutはLINEが提供するIP電話のサービスです。
先ほどの「LINE通話」は相手がLINEを使っていないと使えませんが、LINE OutならLINEを使っていない人や固定電話にかけることができます。
通話料は無料ではありませんが、通常の電話より割安となっています。
LINE Outの通話料はコールクレジットと30日プランがあり、プリペイド式のコールクレジットなら通話料は以下になります。
上記のプランの他に、動画広告を閲覧すると無料でLINE Outが使える「LINE Out Free」もあります。
「LINE Out Free」は15秒の動画を見れば、相手が固定電話だと3分、携帯電話なら2分の通話が可能です。
通話SIMならすぐにラインが使える

格安SIMでは「通話付きSIM」と「データSIM」を選ぶ会社もありますが、LINEをしたい人は「通話付きSIM」を選べばLINEがすぐに始められます。
LINEは電話番号で認証する必要があり、携帯電話番号がついているSIMカードである「通話付きSIM」なら電話番号認証が可能となります。
通話付きSIMは他社からMNPした人や、今まで通り一般的に電話と通信を使いたい人に割り当てられます。
料金はデータSIMに比べて高いのが特徴です。
「SIMカードの種類なんて難しくてわからない」という人は、今お使いの携帯でMNPするか、「通話付きSIM」「通話SIM」と書かれているSIMを選びましょう。
データSIMではラインが使えない場合がある
データSIMは電話に対応しておらず、データ通信のみ使えるSIMカードです。
料金が安く、データSIMでもLINE通話やLINE Outは使えるため、通信費の節約に適しています。
データSIMを契約する時、普通のデータSIMを選んでしまうとLINEが使えないため注意してください。
LINEに登録する時に電話番号を使ったメール(SMS)で認証するのですが、普通のデータSIMでは電話番号がなくSMSが届かないため、電話番号認証ができないのです。
そのためデータSIMでLINEを使うためには以下の方法があります。
- SMS付きデータSIMを選ぶ
- 固定電話の番号で認証する
以前はFacebookによる認証もできたのですが、2020年4月に終了しました。
SMS付きデータSIMと固定電話で認証する方法を紹介します。
SMS付きデータSIMを選ぶ
データSIMには通常の「データSIM」と「SMS付きデータSIM」の2種類があります。
「SMS付きデータSIM」は電話番号がついたデータSIMです。
電話番号使った通話はできませんが、SMSを送ることは可能です。
そこで「SMS付きデータSIM」を選んで契約すれば、電話番号認証ができるためLINEが使えるようなります。
「SMS付きデータSIM」は普通のデータSIMに比べて100円程度高い事が多いですが、追加料金無しで使える格安SIM会社もあります。
固定電話の番号で認証する
LINEを使うためには電話番号が必要ですが、固定電話で認証することもできます。
やり方はLINEを登録する時、電話番号の入力画面で固定電話の番号を打ち込みます。
その時「上記の電話番号にSMSで認証番号を送ります」と表示されます。
固定電話ではSMS受信はできませんが、「送信」を選んでください。
その後画面が変わり、「通話による認証」が選べるようになります。
「通話による認証」で「OK」を押せば、固定電話に電話がかかってきて、6桁の暗証番号がアナウンスで流れます。
その暗証番号を入力すれば、電話番号認証は終了です。
【注意】格安SIMはID検索が使えない会社が多い

ここで一つ注意して欲しいのは、SIMの種類に限らず、格安SIMではID検索ができない会社が多いことです。
ID検索を使うためには年齢認証が必要ですが、格安SIMでは年齢認証に対応していないことが多く、ID検索が使えないのです。
ID検索に対応していない会社で契約すると、LINEでID検索することも、相手にID検索で自分を探してもらうこともできません。
年齢認証に対応しており、ID検索検索ができる格安SIMと格安SIMプランは以下の会社があります。
格安SIMのLINEの年齢確認 | |||||
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LinksMate | J:COM MOBILE | QTモバイル(新) | DTI SIM | エキサイトモバイル | |
× | × | × | × | × |
年齢認証ができる格安SIMは少しづつ増えており、この表を見る限り
は2021年9月現在使えるので、LINEでID検索したい場合はオススメできます。
ただし年齢認証ができるのは通話付きSIMだけで、データSIM・通話付きデータSIM・eSIMなど、通話付きSIM以外では年齢認証に非対応となっています。
友だち追加方法はID検索以外にもあります。
使えなくても問題ない人は良いのですが、ID検索が必要な人は注意してください。

格安SIMの選び方に気をつけてLINE通話を使おう
格安SIMに乗り換えてもLINEやライン通話を引き続き使えます。
ですがデータSIMは非対応であったり、ID検索検索ができなかったりと注意することもあります。
SIMカードの種類と携帯会社選びを気をつけることで、今まで通り制限なくLINEを使うことが可能です。