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小池百合子都知事が登場!東京都庁にて「令和7年度 こどもスマイルムーブメント大賞」の表彰式が開催

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“チルドレンファースト”の実現に向け、社会全体で子どもを大切にしようという気運を広げる、東京都の「こどもスマイルムーブメント」。この活動に賛同し、子どもの笑顔や子育て世代を支える先進的な取り組みを行う企業・団体に贈られる「こどもスマイルムーブメント大賞」の受賞者が決定し、12月1日に東京都庁で表彰式が開催されました。

「子どもの笑顔があふれる社会」を目指す取り組みが勢ぞろい!

「こどもスマイルムーブメント」とは、東京都が掲げる“チルドレンファースト”というビジョンを実現するため、企業や団体と連携して子どもの笑顔があふれる社会を目指す活動のこと。現在、約2200もの企業・団体が参画し、子どもの目線を大切にした取り組みを推進しています。

昨年に続き3回目となる今年の大賞では、「子供部門」「子育て応援部門」の2部門で、先進的で子どもや子育て世代のニーズを的確に反映した企業・団体が選出されました。

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こどもスマイルムーブメント大賞 表彰式

当日は、東京都の小池百合子都知事、「こどもスマイルムーブメント」のアンバサダーを務めるタレントの伊集院光さん、パラアスリートの谷真海さんが参加。表彰式の様子と、今回受賞した企業・団体の取り組みについてご紹介します。

【子供部門】最優秀賞 銀行の出張所が放課後の居場所に!「アトリエ・バンライ-ITABASHI-」(株式会社三井住友フィナンシャルグループ)

「子供部門」の最優秀賞として選ばれたのは、株式会社三井住友フィナンシャルグループです。

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小池都知事(左)からトロフィーを受け取る、株式会社三井フィナンシャルグループ 社会的価値創造推進部長 髙市邦仁さん(右)

同社は、銀行の出張所を改装し、小学生の放課後の居場所「アトリエ・バンライ-ITABASHI-」を開設しました。ここでは子ども食堂に場所を開放したり、学びにつながる体験プログラムを提供したりしています。

銀行業の枠を超えて「体験格差の解消」や「放課後の居場所不足」に取り組んでいる点、そして今年4月の開設から7ヶ月で、利用登録児童者数が300名超、62回のプログラムを提供し、延べ約3000人もの利用があった点が高く評価されました。

小池都知事から受賞トロフィーを受け取った髙市邦仁さんは、「子どもたちが自分らしく成長できる場づくり、地域社会づくりに一層貢献していきたい」と語りました。

【子供部門】優秀賞 子どもたちの運動体験を社会全体で創る共創型スポーツ支援プロジェクト(株式会社biima)

「子供部門」優秀賞を受賞したのは、すべての子どもがスポーツを楽しめる環境を創出する取り組みを行っている株式会社biimaです。

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トロフィーを手にスピーチする、株式会社biima代表取締役の田村恵彦さん

株式会社biimaは、遊びの中から多様性・主体性・創造性をクリエイトする「21世紀型の教育コンテンツ」を提供する会社。事業の一環として、子どもの運動機会の減少と家庭環境による体験格差の解消に向けて、無料の親子スポーツイベントを開催しています。

かけっこ、体操、ダンスなど誰でも気軽に楽しめるスポーツが中心で、さまざまなバックグラウンドの子どもたちが参加しています。公園や体育館に加え、親子が多く集まる住宅展示場等でも開催しており、ユニークな発想と活動の規模を年々広げている点が評価され、受賞に至りました。

代表取締役の田村恵彦さんは、「3歳ぐらいから小学生までの年代は、スポーツへの興味関心の入り口が形成されるとても大切な時期。家庭の事情で習い事がさせられないなどの格差を、少しでもなくせるよう支援したい。現在は年間200~300回開催されているイベント数を、1000回、2000回と増やしていければ」と抱負を語りました。

【子供部門】優秀賞 子供たちが社会とつながる体験型キャリア授業「TERAKOYA Program」(イコールチャンス株式会社))

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受賞の喜びを語るイコールチャンス株式会社代表取締役の小川圭美さん

「子供部門」優秀賞を受賞したもう2団体目は、体験型キャリア授業を東京都内で展開しているイコールチャンス株式会社です。

AI、金融、防災などの専門家による出前授業を、地域企業や行政との連携により子どもたちに無償で提供している同プログラム。そして、実施エリアが会社の所在地である中央区から、今年度は都内6つの区へと展開が拡大していて、区部全体での実施に向けて着実に実績を伸ばしている点が評価されました。

代表取締役の小川圭美さんは、トロフィーを手に受賞の喜びを語りました。
「私たちは社員10人に満たない小さな会社ですが、今年は43校5500人以上の子どもたちに授業を受けてもらうことができました。それは、“社会全体で次世代を育てる”という当社の理念に賛同してくださった、たくさんのプロフェッショナルや専門家の方々のおかげです。これからも子どもたちの未来のため、このご支援の輪をさらに広げていただければと思います」

【子供部門】優秀賞 学生がともに学びを深める金融教育動画コンテスト「FESコンテスト」(一般社団法人 日本金融教育支援機構)

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一般社団法人 日本金融教育支援機構 共同代表理事 平井梨沙さん

続いて「子供部門」優秀賞として選ばれたのは、中高生が小学生向けのショート動画で金融を教え競い合うというFESコンテスト(Financial Education Support Contest for Student )を主宰する、一般社団法人 日本金融教育支援機構です。

このコンテストの目的は、中高生がお金や経済社会について主体的に学び、理解を深めること。
使う・稼ぐ・納める・貯める・備える・贈る・借りる・増やすというお金の8つの力をテーマに、小学生にも伝わる言葉で中高生がショート動画を制作します。制作をサポートするのは現役の大学生で、完成した動画は小学生が実際に視聴し、わかりやすさなどの観点から審査。都内のみならず日本各地で展開され、コンテストの応募数や事前ワークショップの開催数が大幅に増加している点が評価されました。

トロフィーを受け取った共同代表理事の平井さんは、「金融はちょっと難しいというような偏見があるかもしれませんが、中高生が作った動画をきっかけに、日本全体が変わっていけば」 と語りました。

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アンバサダーの伊集院光さんは、受賞者の皆さんに向けて次のような祝辞を送りました。
「現代社会ではタイパやコスパばかりが重視される中、“私たちは良い仕事をしている”と胸を張れるような、仕事や人生における本質的な価値を見失いがちです。受賞された皆さんは、多忙な日々の中で“そもそも自分は何をしたかったのか”という原点を忘れずに課題に取り組み、明るい未来を見せてくれています。僕もその力の一助になれるよう努力したい」

【子育て応援部門】最優秀賞 産前に取得可能な特別休暇を付与「プレママ・パパ制度」(スパイスファクトリー株式会社)

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小池都知事からトロフィーを受け取った後、コメントするスパイスファクトリー株式会社 取締役CSO流郷綾乃さん

「子育て応援部門」の最優秀賞として選ばれたのは、子どもを産む前に取得できる特別休暇制度を整えたスパイスファクトリー株式会社です。妊娠が判明した時点から最大20日間の有給休暇が付与され、妊婦はもちろんパートナーも対象としているところが画期的。自治体が開催するパパママ学級に夫婦で参加できるなど、メリットが大きいと言います。

この制度の導入がきっかけとなり、同社の男性育休取得率は100%に上昇。制度活用を支援する社内文化醸成にも注力している点が大きく評価されました。

取締役CSOの流郷さんは、受賞の喜びとともに「今の子どもたちは働くことにネガティブなイメージを持っている。誰もが育休を取りやすい社会にしていくことで、次世代の支援になれば」と期待を語りました。

【子育て応援部門】優秀賞 複数の家族が支え合う旅「OLITABI(おりたび)」(株式会社おりおり)

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自身の育児をふり返りながらスピーチをする株式会社おりおり 代表取締役の堀真菜実さん

「子育て応援部門」優秀賞には、初対面の子連れファミリー同士に向けた旅行プランを提案する、株式会社おりおりが選出されました。

同社の「OLITABI(おりたび)」は、複数の子育て中の家族が支え合いながら共に旅行するという、新たな旅のスタイルを提案。旅行前から親同士がSNSで交流し、宿泊施設の貸切やお昼寝時間への配慮など、子連れでもが安心して楽しめるよう細やかに設計されている点が評価されました。また、自然体験や他の家族との交流により、子どもたちの非認知能力向上も期待できる取り組みです。

代表取締役の堀さんは、受賞トロフィーを手に熱い胸の内を語ってくれました。「私はコロナ禍で2人の子どもを出産し、孤独の中で育児をしてきたという、つらい体験から生まれたのがOLITABIです。参加者の方からいただいた、こんなに思いきり遊んだのいつぶりだろうという言葉がとても印象的でした。これまで800人を超える方が参加してくれましたが、さらに多くの親子に旅という体験を届けていきたいです」

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アンバサダーの谷真海さんは、「OLITABI(おりたび)」が育児中の孤独から生まれたというエピソードに共感し、自身の子育てをふり返って感極まったとコメント。
「子連れの旅の不安を解消する、ありそうでなかった斬新なアイデアです。私はトライアスロンの遠征などで世界中を巡っていますが、子どもが一歩外に出ることで未知の世界に触れ、視野が広がっていくことの大切さを日々感じています。こうした取り組みがさらに広がっていくといいですね」

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祝辞を述べた小池都知事

表彰式の最後に小池都知事は、各受賞団体に対して祝辞を述べるとともに、「都内の出生数が10年ぶりにプラス0.3ポイント伸びた」というニュースに触れ「皆さんの知恵と工夫が、社会全体で子どもを支える流れを作っていることに感謝します」と締めくくりました。

来年度以降もどのような画期的なアイデアが生まれるのか、ぜひ期待したいですね。

東京都 こどもスマイルムーブメント
https://kodomo-smile.metro.tokyo.lg.jp/

(取材・文:田中亜紀子)

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