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22×31がサクッと暗算できる! 東大医学部卒・三大国家資格制覇者が教える「計算好き」になれる“超”秘訣

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  • マイナビウーマン
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ついに始まった夏休み。元気に1学期を乗り切ってくれた子どもたちには、まずはお疲れ様! ですが、親としてはお勉強の方も気になるもの。例えば「算数が苦手」「計算問題を嫌がる」という場合にはどうすればいいものでしょうか。

今回は、東京大学医学部卒で司法試験・医師国家試験・公認会計士試験合格と「三大国家資格制覇者」でもある河野玄斗さんにお話を伺いました。

「算数が苦手」はどこからくる?

――河野さんは『小学生でも99×99まで暗算できるドリル』(SBクリエイティブ)といった子ども向けの計算の本も出されてますよね。算数は小学生の「嫌いな教科 1位」「好きな教科 2位」と両方で上位のようですが[*1]、“算数が苦手”はどんなところから引き起こされると思われますか?
[*1]学研教育総合研究所調べ(2024)

河野玄斗さん(以下、河野) やはり算数は他の科目と比べて特に積み重ねが必要だからだと思いますね。

例えば、九九を覚えていなければ、筆算を用いる掛け算はできないし、割り算もできないですよね。どこかのタイミングで少しでも取り残されてしまうと、その先の授業についていけなくなりますし、そこで挽回しないと取り返しのつかないくらいの遅れをとってしまう可能性がありますから、そういった人が算数に対して苦手意識を持ってしまっているのではないでしょうか。

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河野玄斗さん

河野 しかも計算方法を押さえることって、いわば修行みたいな性質がありますよね。理屈はもちろんあるけれども、最終的には「いかに手際よく計算ルールに従った処理をするか」が重要視されます。

なのでひたすらに計算を繰り返すことが上達の近道になるわけで、その単純作業に苦痛を感じてしまう子どもは多いのだと思います。

算数は「好きな教科」でも上位であるわけですから、計算を押さえた先にある、頭の柔らかさが求められる応用問題にある「パズル的な面白さ」は保証されているんですけどね。そこまでたどり着けずに心折れてしまう子が多いのです。

計算への苦手意識、克服方法は?

――なるほど、算数の面白さにたどり着く前に「計算」にくじけてしまうんですね。そんな子が「計算嫌い」「計算の苦手意識」を克服するためには、どんなことができるでしょうか?

河野 計算は、今後数学を学ぶ上でもとてつもなく重要なので、計算力があるだけで自分の大きな武器になります。一方で、計算はあくまで「問題解決をするための大前提のツール・手段」ですので、単純作業の要素が強いです。

だからこそ、日々の計算練習をいかに「ゲーム化」するかがポイントだと思います。

具体的には、例えば計算ドリルを1ページ解くのにかかる時間でタイムアタックをしたり、親と競争したりする工夫が考えられます。

また、そういった「ゲーム」の成果がよかったときにしっかりと褒めてあげることが大事ですね。褒めることで、もっとこのゲームの成果をあげたいというモチベーションにつながるわけですから。

ほかに有効な方法としては、「計算ができるようになるだけで、今後の学習がものすごく楽になるんだ」というメリットを伝えてあげることなどもありますね。

計算が苦手な子に教えたい『超インド式計算法』

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※画像はイメージです

――タイムアタックや親子で競争、ゲーム性があっていいですね!

河野 僕は旅行に行ったときの車中などで、親から計算問題を出してもらって暗算で解くという「ゲーム」をよく行なっていました。

そのゲームでは2桁どうしの掛け算も出されたので、これをいかに攻略しようかと考える中で生み出したのが『超インド式計算法』なのです。

――2桁どうしの掛け算の暗算……大人の私でも避けて通りたいところです。それって小学生くらいの子どもにもできるものなのでしょうか?

河野 この計算法はぜひ全学生に知ってもらいたいのですが、強いていうなら計算に苦手意識を持っている子どもに知ってもらいたいですね。

『超インド式計算法』の背景には数学が含まれていますので、小学生からしたらそれこそ魔法のように感じるんじゃないでしょうか。

この計算法により普通の人ができない2桁どうしの掛け算の暗算ができるようになれば、「計算得意かも。面白いかも。」と思ってもらえると思います。

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『小学生でも99×99まで暗算できるドリル』(SBクリエイティブ)より

――『超インド式計算法』と聞いてちょっと難しそうかも? と思っていましたが、これで解けると嬉しいでしょうね! 想像よりも楽しそうで、実際に問題に挑戦したくなりました。

河野 そう言っていただけて嬉しいです。

――計算に限らず「嬉しい」「楽しい」など、勉強のモチベーションupにつながることはさまざまあるかと思いますが、子どものやる気を引き出すにはどんなことが重要でしょうか?

河野 「何かができるようになった」という小さな成功体験は、それだけでモチベーション向上につながるものなのですが、実は子どもが自分一人でその成功に気付けない場合も多いです。

そのときは親が「〇〇できるようになってすごいね。」というように、その成長に気付かせてあげた上で褒めてあげることが子どもにはすごく心に響くと思います。

また、親が一緒に勉強を楽しむこともかなり効果的だと思います。僕が小さいころに計算ドリルの問題を解いているときは、親も隣で解いて競争するなど一緒に楽しんでくれたのを覚えています。子どもは親の背中を見て育つので、子どもに勉強を楽しんでほしいのであれば、親が勉強を楽しんでいる姿を見せることは非常に良いと思います。

実は僕自身、YouTubeチャンネル「Stardy-河野玄斗の神授業」で毎週「10時間勉強配信」を行なっています。「勉強はした方がいい」と発信している教育者自身が勉強していなければ説得力は無く、僕が自分の背中で生徒たちに「こうあるべきだ」という姿を見せたいという信念の元です。

「人の振り見て我が身を直せ」ということわざは、教育する側も心に留めておいた方がいいかもしれませんね。

次回は、子ども時代の河野さんの勉強エピソードや、成績を伸ばすためにできることなどを伺います。

(解説:河野玄斗、取材・構成:マイナビ子育て編集部)

\【21×42】がパッと答えられるようになる/
河野玄斗さんが考案した『超インド式計算法』をマスターすれば、九九を習いたての小学2年生でも、99×99までの暗算がたった3秒できちゃう! 夏休みの自主学習の教材にぜひ!

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