うんっま！コスパもよくてリピ確定【業務スーパー】 完熟冷凍マンゴー

これはもっと早く知りたかった！ と思わせてくれた業務スーパーの冷凍マンゴー。完熟ならではの味わいがいつでも楽しめ、スイーツ作りでも大活躍。今回は気になる味や使い方から、活用レシピまで詳しくレビューしていきます。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

業務スーパーでは冷凍食品が豊富で、一般スーパーでも取り扱っているような身近なものから、ちょっと珍しいものまで販売されています。中でも便利なのが通年安定して手に入る冷凍フルーツ。我が家でもリピートしている冷凍フルーツがいくつもありますが、今回は最近試したら予想以上においしかったマンゴーをレビューします♪

【業務スーパー】冷凍マンゴー

マンゴーは世界三大美果のひとつとされ、南国フルーツの代表的な果物。甘くてとろける食感が魅力の黄色い実は、ビタミン類やミネラル、食物繊維など栄養価も高く、美容や健康のためにもオススメのフルーツです。

日本でも栽培されるようになり、スーパーでも生のマンゴーが手に入るようになってきました。ただ、以前から思っていたのが、マンゴーの食べどきを見定めるのが難しいこと。一番おいしいタイミングを逃せば、本来のおいしさが味わえないですよね。

そんな心配をしなくていいのが冷凍マンゴー。業務スーパーでは使いやすい2種類の冷凍マンゴーが販売されています。

チャンク

食べやすいサイズにカットされている商品です。カットなどの手間が省けるので、そのまますぐに使えて便利。

商品詳細
■商品名：冷凍マンゴ－（チャンク）
■内容量：500g
■賞味期限：購入日より1年10ヶ月
■加熱調理の必要性：加熱の必要はありません。
■保存方法：－18℃以下で保存してください。
■原産国：ベトナム
■価格：429円
■栄養成分表示（100g当たり）
エネルギー 53kcal、たんぱく質 0.8g、脂質 0.2g、炭水化物 13.5g、食塩相当量 0g

ハーフカット

マンゴーを半分にカットしたままを冷凍してあるのがハーフカット。ゴロンと大きいハーフマンゴーが入っているので、好きな量を好きな形状にカットすることができます。

商品詳細
■商品名：冷凍マンゴ－（ハーフカット）
■内容量：500g
■賞味期限：購入日より1年10ヶ月
■加熱調理の必要性：解凍後、そのまま召し上がりください。
■保存方法：－18℃以下で保存してください。
■原産国：ベトナム
■価格：429円
■栄養成分表示（100g当たり）
エネルギー 60kcal、たんぱく質 1.0g、脂質 0g、炭水化物 14.0g、食塩相当量 0g

マンゴーの大きさにはバラつきがあるので、ハーフカットでは何個入っているかは袋によって違いがあり、5～8個程度入っているようです。

冷凍マンゴーは、スーパーで購入すると量が少ないか、たくさん入っているものは結構いいお値段がするので、500gで400円ほどならかなり破格。相当割安ではないでしょうか。

【業務スーパー】冷凍マンゴーの味・特徴

完熟の甘さ
生のマンゴーは通常未完熟の時に収穫し、追熟するのが定番。食べてみたらちょっと青臭さを感じたり、甘味が思ったほどではなかったりしたことはありませんか？

冷凍マンゴーは完熟したものをカットして急速冷凍しているため、青臭さは特になくて甘みと香りが口いっぱいに広がります。マンゴーってこんなにおいしかったっけ!? と思ってしまったほど。我が家では「マンゴーはそんなに好きじゃない」と言っていた人が、これはおいしいと食べたくらい。

やわらかい
元々やわらかい果実を冷凍解凍すると、ちょっと押しただけでも潰れるほどのやわらかさに。口に入れれば溶けてしまうやわらかさで、力を入れなくてもスプーンで潰せてしまいます。

短時間でカット可能
チャンクは冷凍庫から出した直後でもカット可能です。ハーフカットのほうも、少し待てば刃が入ります。解凍してしまうと崩れやすいので、刃が入るようになったらすぐにカットするようにしましょう。

抜き型で可愛い形に抜くこともできます。どんどんやわらかくなってくるので、冷凍庫から出したら素早く型抜きしてみてください。

繊維がある
マンゴーは意外にも繊維の多い果物です。食物繊維が豊富で、これがいい面でもありますが、口に残って食感が悪く感じてしまうことも。個体差もあるので、もしかしたら当たり外れがあるかもしれません。

とろける果肉部分の中には白い繊維がしっかり。濾してみると繊維が目でハッキリわかります。そのまま食べるときは繊維を切るようにカットすれば、あまり気にならなくなります。

アレルギーに注意
マンゴーはウルシ科の植物です。「ウルシ（漆）」といえば触ると痒くなったりすることで有名ですが、マンゴーも特に皮の部分にアレルギー成分が多く含まれており、アレルギー皮膚炎になる可能性があります。

また、アレルギーも1～2日後に発生する遅延型のタイプもあるため、まだ消化機能が未発達な子どもには少量だけ食べてみて様子を見るようにしたり、過剰に食べないように気をつけてください。

アレルギー成分だけでなく、炭水化物やたんぱく質を分解する酵素も含まれています。これは肉などをやわらかくしてくれたり、消化を助けてくれたりするメリットがありますが、やはり消化機能が未発達な子どもの摂りすぎには注意。

【業務スーパー】冷凍マンゴーの使い方

そのままを味わう
冷凍のままでもカチンコチンではないので、冷凍庫から出してすぐにパクっと食べてもおいしい冷凍マンゴー。自然解凍しても、半解凍でも美味。大胆にハーフカットをスプーンですくってシャーベット感覚て食べてもよし、ヨーグルトをかけて食べてもよし。

デコレーションに使う
マンゴーの鮮やかな色は、デコレーションとしても映えます。チャンクをそのまま使ったり、ハーフカットなら薄くスライスしてバラの形にしたり、使い方はいろいろ。解凍するとやわらかくて扱いにくいので、できるだけ凍ったままカットしてデコレーションしてしまうのがキレイに仕上げるコツ。

濾して使う
やわらかいけれど繊維が多いマンゴーは、濾してピューレ状にして使えば色と甘味、フルーティーな香りを存分に活かせます。自然解凍してから濾すと、やわらかくて簡単に濾せます。口に残る繊維も取り除けるので口当たりもよくなります。

混ぜ込んで使う
チャンクのまま、カットして、ピューレにして、生地に混ぜ込んで使うのもオススメ。マンゴーの鮮やかな黄色がパッと明るい印象にしてくれます。

加熱して使う
南国フルーツはたんぱく質分解酵素が含まれるため、ゼラチンで固めるようなスイーツを作ったときに固まらないことがあります。それを防ぐためには加熱して酵素を変化させることが大切。60℃以上に温めることで酵素の力は失われるので、香りが飛ばないように適度な温度で加熱すると◎

【業務スーパー】冷凍マンゴー活用レシピ

冷凍マンゴーは色もキレイで甘みや香りも強く、スイーツの材料としては申し分なし。今回はこの魅力を生かしたレシピをご紹介します。

マンゴーピューレ

まずはアレンジ幅の広いピューレを作ってみましょう。これがあればさまざまな使い方やスイーツ作りに使うことができます。ピューレのとろみは素材本来のもので、ジャムのとろみはペクチンが糖や酸と反応してできるもの。ピューレはジャムに比べて糖分が控えめなので、長期保存には向きません。冷蔵保存して早めに使い切るようにしましょう。

材料
・冷凍マンゴー……作りたい量
・砂糖……重量の7％程度
・レモン汁……お好みで

※マンゴーは濾して繊維を取り除くと重量が減るので、濾してから計量して砂糖の分量を決めます。
※レモン汁は香りづけと色をきれいにするために加えますが、なくても大丈夫です。

作り方
① マンゴーを解凍してから濾す。
② 鍋にマンゴーと砂糖を入れ、弱火で10分くらい加熱。
③ 火を止め、レモン汁を加えて混ぜる。
④ 消毒した清潔な瓶に入れて冷蔵保存。

※加熱時は沸騰しない程度に温めるようにします。

とろとろっと流れ落ちるくらいの軽いとろみです。加熱することで水分も減るため、カサは少し減ります。

ジャムよりも緩く、ソースとしてみるとOK。ヨーグルトやアイスにかけたり、パンに塗ったり、スイーツの材料として使ったり、アイデア次第で活用できます。

マンゴーラッシー

マンゴーピューレを活用した簡単レシピ。インドカレーにつきもののマンゴーラッシーがおうちで作れてしまいます。

材料（2人分）
・マンゴーピューレ……大さじ2～3
・プレーンヨーグルト……100g
・牛乳……100ml
・砂糖……大さじ1～2
・レモン汁……小さじ1

▼トッピング
マンゴー、生クリーム、ミントの葉

作り方
① 材料を全部混ぜる。
② 氷を入れたグラスに注ぐ。
③ お好みでトッピングをのせる。

マンゴーピューレの分量はお好みでプラスしてみてください。砂糖の代わりにはちみつでもOKです。ラッシー以外にも市販の飲み物にマンゴーピューレを加えて味をアレンジしたりしてもイイですね♪

マンゴーチーズケーキ

マンゴーピューレをチーズケーキの生地に混ぜ込み、ソースとしてデコレーションにも使用。パッと明るく元気なビタミンカラーに、フルーティーな香りが華やかなチーズケーキに仕上げました。

材料（4人分）

▼チーズケーキ生地
・マンゴーピューレ……100g
・クリームチーズ……100g
・生クリーム……50ml
・プレーンヨーグルト……80g
・砂糖……20g
・レモン汁……大さじ1
・ゼラチン……5g
・水……大さじ2

▼土台
・ビスケット……50g
・無塩バター……30g

▼デコレーション
・マンゴーピューレ……50g
・冷凍マンゴー……適量
・ブルーベリー……12粒
・生クリーム……50ml
・砂糖……小さじ1
・ミントの葉……お好みで
・パンプキンシード……お好みで

作り方
① ビスケットをポリ袋に入れて、袋の上からめん棒で細かく砕く。
② バターを溶かして加え、よく混ぜる。
③ 容器の底にしっかりと敷き詰め、冷蔵庫で冷やす。

④ クリームチーズを室温に戻してクリーム状に練り、砂糖を加えて擦り混ぜる。
⑤ ヨーグルトを加えて混ぜる。
⑥ 生クリームを加えて混ぜる。
⑦ マンゴーピューレを加えて混ぜる。
⑧ ゼラチンに水を加えてふやかし、電子レンジ600Wで20秒程度加熱して溶かしてから⑦に加えて混ぜる。
⑨ ③に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

⑩ トッピング用の生クリームに砂糖を加えて泡立て、口金をセットした絞り袋に詰める。
⑪ ⑨が固まったらマンゴーピューレを上にかけて広げる。
⑫ 生クリームを中心に絞り、星形に抜いたマンゴー、ブルーベリー、刻んだパンプキンシード、ミントの葉を飾る。

クリームチーズの酸味と相性のよいマンゴー♪ 爽やかさと華やかさを合わせ持った味わいに。生地はほんのり香りを感じる程度ですが、ソースと一緒に食べるとマンゴー強めの味に。よりマンゴーの味わいを前面にしたい場合は、生地に加える分量を増やしてみてください。

カッサータ風マンゴーチョコアイス

冷凍マンゴーをそのまま活かすレシピとして、カッサータ風のアイスにマンゴーを入れ、チョコレートで包んだチョコアイスにしてみました。加熱しないマンゴーの強い甘味と香りがアクセントとなって、存在感のある味わいが楽しめます。

材料（6個分）
・冷凍マンゴー（チャンク）……8～9個
・チョコレート……90g
・クリームチーズ……100g
・生クリーム……100ml
・ビスケット（オレオビッツサンド）……8枚
・ミックスナッツ……20g
・砂糖……20g

シリコン製の型を使うと、簡単きれいに作ることができます。今回は見た目も可愛いダイソーのカヌレ型を使用しました。

作り方
① チョコレートを湯煎で溶かし、カヌレ型の内側に塗ってから冷蔵庫で冷やす。
② ビスケットを手で大きめに割り、ナッツは細かく刻む。
③ クリームチーズを室温に戻してクリーム状にする。
④ 砂糖を加えて擦り混ぜる。
⑤ ②を加えて混ぜる。
⑥ 七分立てにした生クリームを加えて混ぜる。
⑦ マンゴーを冷凍庫から出してすぐにサイコロ状に切り、⑥に加えてやさしく混ぜる。
⑧ ①に詰めて上にラップを被せて冷凍庫で冷やす。

※マンゴーは解凍しないように素早く切って加え、崩さないように混ぜてください。

チョコレートでコーティングしているので、型からはつるんとキレイに外すことができます。たっぷりマンゴーを入れたのでカットしてみると黄色がキレイ♪ フルーティーな味をしっかり楽しめます。ナッツやビスケットの食感もアクセントになって◎

マンゴーをカットせずに、チャンクのマンゴーをそのまま詰めて作ってもOK。マンゴーのシャリシャリとろ～っとした食感がより味わえます。

まとめ

業務スーパーの冷凍マンゴーは、完熟したものを急冷凍してあるため、甘味と香りがしっかり味わえるおいしいマンゴーです。使う用途に合わせて選べるよう、食べやすいサイズにカットしてあるチャンクと、半分にカットされたハーフカットの2種類があります。

冷凍庫から出した直後でもそこまで固くないので、薄くスライスしたり、型抜きも可能。そのまま食べたり、スイーツの材料としても使いやすいですよ♪

ぜひお試しください。

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