体の「ツボ」押し 効果的なタイミングはいつ? 不調を未然に防ぐ“極意”とは
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東洋医学では、体の中に機能を正常に保つためのエネルギー「気」が巡っていると考えられ、その経路を「経絡(けいらく)」と呼んでいます。経絡に沿って並んでいる体表面のポイントを「経穴(けいけつ)」と呼び、これが一般的に「ツボ」と呼ばれている場所です。世界保健機構(WHO)によって、361個のツボの名称が国際的に統一されるなど、現代においても重要な療法として位置づけられています。そして、ツボを刺激すると「気」の流れがよくなり、経絡で結ばれている脳や内臓に刺激が伝わって、さまざまな不調に働きかけることができるとされています。そこで、ツボ押しに適したタイミングなどについて、「alba(アルバ)暁子鍼灸治療院」(東京都杉並区)の柔道整復師で鍼灸師・山田暁子さんに聞いてみました。
ツボは「未病」に対する治療法の一種
まず、ツボの位置がわからないという人のためにツボの探し方を教えてください。
山田さん「基本的にツボの位置は決まっていますが、あくまで目安であり、個人差もあるため、まずは自分で『見て』『触って』確かめる必要があります。『見る』ポイントとしては、肌の色がくすんでいる、窪んでいるといった感じです。次に、『触る』ですが、こりこりしている、張っている、ざらざらする、冷えているといった感じです。
いつもと比べて、見た目や感触に変化がある場合、体のいずれかに不調があるサインです。また、押すと痛みや心地よさを感じるところを『阿是穴(あぜけつ)』と呼び、ツボを探すときの重要な手がかりとなる場所です。『阿是穴』とは、ツボの一種で、『圧痛点』と言われています。ツボ押しをする際の『反応点』として用いられています」
Q.ツボ押しに適したタイミングなどはあるのでしょうか。
山田さん「不調の前兆として3つの“そう”を意識してみてください。例えば、『とても寒い環境にいたことで風邪を引き“そう”』『たくさん動いたので腰が痛くなり“そう”』『低気圧や女性は生理などによって自律神経が乱れて気持ちが不安定になり“そう”』といった感じです。
ツボは『未病』に対する治療法の一種なので、症状が表れる前、もしくは症状が軽いときに取り入れることが効果的です。特定の部位が『痛い』『つらい』と重い症状を感じたときは速やかに医療機関を受診するようにしてくださいね」
Q.ツボを押す時に注意した方がよいポイントはありますか?
山田さん「あまり強く押さずに“気持ちよい”と感じる程度がベストです。特に顔周りは優しくさする程度の強さにすることを意識してください。流すようにさするだけでも血流が促されます。また、入浴前後や食後30分以内、また、風邪などで発熱の症状があるときは避けるようにしてください。これらのポイントに気をつけながら、正しく効果的なツボ押しを取り入れてみてくださいね」
オトナンサー編集部
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