【漫画】「誰か倒れてる！？」　トイレから20分以上出てこない人が…清掃員の“困った体験”に「これは迷惑！」と共感の声【作者取材】

　清掃員のスガ・ミナさんの漫画「生存確認」が、Xで話題となっています。

　清掃員として働き始めたばかりの頃、トイレの清掃をしていると、かれこれ20分以上も出てこない個室がありました。ノックしますが応答がなく…という内容で、読者からは「これは迷惑ですよね」などの声が上がっています。

トイレで長く過ごす利用者に清掃員も困惑

　スガ・ミナさんは、Xで仕事に関してのエッセー漫画などを発表しています。スガ・ミナさんに作品について話を聞きました。

Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。

スガ・ミナさん「働き始めた頃、あまりにも衝撃的な出来事でした。『われわれ清掃員は困っています！』と少しでも伝わればな～と思い、漫画にしました」

Q.応答があったときの心境を教えてください。

スガ・ミナさん「漫画の中では控えめにキレていますが、実際はむちゃくちゃキレていました！　『こっちは心配していたのに、ドアの向こうでほくそ笑んでたんか？』などと思いました」

Q.こういうことはよくあるのでしょうか。

スガ・ミナさん「今の仕事について5年ほどたちますが、全然トイレから出てこない人は結構います。10分以上出てこない人がかなりいて、本当に困ります」

Q.もしあのまま応答がなかった場合、どう対応するつもりでしたか。

スガ・ミナさん「外に飛び出して『誰かー！』と助けを求めていたと思います。そして中で倒れてたりしていたら大変なので、もうドアに体当たりしていたかもしれません」

Q.清掃員をしていて、他にも困ったエピソードはありましたか。

スガ・ミナさん「たくさんあります。他のエピソードはXに描いています。現場でのハプニング、困った出来事なども描いているので、読んでもらえると清掃員の仕事のリアルな一面を感じてもらえると思います」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

スガ・ミナさん「とりあえず漫画を描き続けたいと思います。漫画を描くことは、私自身のストレス発散にもなっています」

オトナンサー編集部

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