「この電車は混みそうだよ」と教えてくれる乗換検索アプリ なぜ実現できたのか?
- 乗りものニュース |
乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」に、列車の混雑傾向を教えてくれる、コロナ禍において“密”を避けやすくなりそうな「混雑トレンド」機能が追加されました。列車の混雑を膨大な検索データなどを元に予測し、実現したそうです。
「混みそうだから別の電車にしよう」が検索結果で可能
無料の乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」で、2020年6月から「混雑トレンド」機能の提供が開始されました。検索結果で表示されたルート上に、「混雑トレンド」機能へ対応した路線の列車がある場合、その列車の混雑傾向を教えてくれるものです。
新型コロナウイルスの感染拡大で「密」を避ける行動が大切とされるなか、たとえば「Yahoo!乗換案内」の検索結果に、「混雑トレンド」機能で乗客が多い傾向と表示された列車があった場合、そのルートをやめて別のルートにする、時間を変更して別の列車にする、といった行動が可能になるといいます。
また、検索結果では途中駅ごとに混雑の傾向が表示されるため、どこから混みそうか、空きそうか、という情報を得ることも可能です。
「Yahoo!乗換案内」の画面。緑色の人型が多いほど混雑する傾向(画像:ヤフー)。
アプリ「Yahoo!乗換案内」では、以前から「駅混雑予測機能」や「異常混雑予報」機能など、混雑情報に関する取り組みを行っているなか、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、「混雑トレンド」機能でそれを強化したそうです。
なお「混雑トレンド」機能には現在、首都圏を中心とした114路線が対応。順次、拡大していく予定といいます。
列車の混雑傾向 なぜ乗換案内アプリで分かるのか?
アプリ「Yahoo!乗換案内」の「混雑トレンド」機能は、月間4000万ユーザーによる検索ログをシステムに学習させて、「この時間のこの列車はだいたいこのぐらいの混雑具合が見込まれる」という傾向を、AIが算出しているとのこと。かんたんにいうと、多くの人の検索結果に出ている列車は混雑する傾向、というしくみです。アプリ「Yahoo!乗換案内」のダウンロード数は4000万を越えています。
駅ごとに混雑傾向を表示できる「Yahoo!乗換案内」(画像:ヤフー)。
ただ、過去のデータに従って傾向を算出していることから、「混雑トレンド」機能を見た人が別の列車を使うことになり、「混んでいる」とされた列車が結果としてそうならないこともあり得ます。また、鉄道会社が提供するアプリでは、車両の機能を使ったリアルタイムの混雑情報を出しているものもあります。「Yahoo!乗換案内」では今後、よりリアルタイムな情報を出せるようにするなど、より便利な機能にしていきたいと考えているそうです。
ちなみに、イベント開催や列車の運転見合わせなどによる駅の混雑を予測する「駅混雑予測機能」、イベントなどによる普段とは異なる混雑の発生を予測する「異常混雑予報」機能では、ユーザーの検索結果のほか、SNSの投稿も参考にしているとのことです。
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