【知ってた?】「破天荒な人」って、実はとんでもない褒め言葉だった?
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「あの人って本当に破天荒だよね!」なんて、ちょっと型破りで豪快な人を指して使ったりしませんか?でも、その使い方、実は本来の意味とは少し違うかもしれません!今回は、聞けば誰かに話したくなる「破天荒」という言葉の、かっこよすぎる本当の意味をご紹介します!
■「豪快で大胆」…だけじゃない!本当の意味とは?
「破天荒」と聞くと、大胆不敵で常識にとらわれない、ちょっとハチャメチャな人をイメージすることが多いですよね!もちろん、そのニュアンスで使われることも多いのですが、実はこの言葉、とてつもなく壮大なストーリーが隠された、最高の褒め言葉だったんです!
その語源は、なんと中国の昔の物語にありました。
昔の中国に、官僚になるためのとっても難しい試験「科挙(かきょ)」がありました。 ある「荊州(けいしゅう)」という地域は、長い間この試験の合格者を一人も出せずにいました。そのため、人々から「天荒(てんこう)」、つまり「未開の地」とか「地の果て」なんて呼ばれていたそうです。
そんな中、ついに!劉蛻(りゅうぜい)という人物が、その荊州から初めて科挙に合格したんです! これはもう、地域にとって歴史的な大ニュースですよね!人々は彼の偉業を「天荒を破った!」と大絶賛しました。

このエピソードから、「破天荒」とは「今まで誰も成し遂げられなかったことを初めて成し遂げること」、つまり「前人未到の偉業」を指す、とっても名誉な言葉になったんです! なんだか、本来の意味を知ると、言葉の重みが全く違って聞こえませんか?
■どうして意味が変わってきたの?
では、どうして「前人未到の偉業」という素晴らしい意味が、「豪快で型破り」というニュアンスで使われるようになったのでしょうか?
それは、もともとの中国の物語が時代と共にあまり知られなくなり、人々が「破」「天」「荒」という漢字の字面から意味をイメージするようになったからだと言われています。
- 「天」を「破る」ようなスケールの大きさ
- 「荒々しい」勢い
こんな漢字のイメージから、だんだんと「常識破り」「大胆不敵」といった意味合いで使われることが増えていったんですね!言葉の意味が、時代に合わせて少しずつ変化していくのは、なんだか不思議で面白い現象だと思いませんか?
■まとめ
今回は、「破天荒」という言葉の、壮大でかっこいい本来の意味をご紹介しました! 今まで「ちょっと型破りな人」くらいのイメージで使っていた言葉が、実は「歴史的な偉業を成し遂げた人」への最大級の賛辞だったなんて、本当に驚きですよね!
もちろん、現代での使われ方が間違いというわけではありません。言葉は生き物のように、時代と共に意味合いが変化していくものですから。 でも、その言葉が生まれた背景や本来の意味を知ることで、普段の会話がもっと豊かになったり、日本語の奥深さに気づけたりするような気がします!
忙しい毎日ですが、ふとした瞬間に「この言葉ってどういう意味だろう?」と調べてみると、世界が少し広がるような、素敵な発見があるかもしれませんよ!
皆さんが「え、本当はこういう意味だったの!?」と驚いた言葉があったら、ぜひ教えてくださいね!
【引用ソース】
- 故事成語を知る辞典:破天荒
- 精選版 日本国語大辞典:破天荒
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