「今日も歩いてきたんか」毎朝決まった日課をこなす息子に、近所のおじいさんが声をかけてきて……
- マイナビウーマン |
自然豊かな土地で子育てをしたいと希望する人は少なくありません。今回は、「かなりの田舎」暮らしをしているという二児のお母さんが、地域とのつながりを実感したというエピソードを紹介します。
小学生のお姉ちゃんと一緒に学校へ行きたがる息子。毎朝の日課は……
(※写真はイメージです)
私が住んでいるところはかなりの田舎で、近所付き合いも密にある土地柄。ここで小学生の女の子と4歳の男の子の育児中です。
毎朝、集団登校するお姉ちゃんが出発する時間になると、弟も「自分も学校へ行くんだ」と言って、登校班の後ろを私と一緒に歩くのが日課。しかし弟は歩くのがまだ遅いので、だんだんと離されてしまいます。
その後は途中にある小さな商店で一休みをして、2人で家に帰るというのが毎朝の流れです。
お姉ちゃんを見送った後、ご近所さんの集う商店へ
(※写真はイメージです)
そこの商店は近所のお年寄りの憩いの場になっていて、缶コーヒーを飲んでいるおじいさんに、「おはよう、今日も歩いてきたんか」と声をかけてもらうのがお決まりに。
息子はちゃっかり憩いの場に混ざり、たまに顔見知りのおじさんにジュースを買ってもらったり、駄菓子売り場の前で毎日毎日どのお菓子が食べたいか見たり、踊ったりと大忙し。
お菓子は毎日買うわけではないし、いつも騒がしくてすみませんと私は申し訳ない気持ちでいっぱいになるのですが、店主のおばあさんは「いいのいいの」と温かく迎えてくれます。
「昔はみんなで子育てしてた」を実感
(※写真はイメージです)
このような様子を見ると、「昔は地域みんなで子育てをしていた」というのはこういうことなのかなと、ほっこりした気持ちに……。
田舎の暮らしは不便なことも多いですが、住まいの関係で祖父母の温かさを日常的に感じれない子どもにとっては良い居場所になり、とっても良いことだと思います。
そして私もまた、毎朝の散歩道で子どもが日々成長している姿を楽しむことができています。
安心して子育てが出来るのは、地域の皆さんの優しさのおかげです。本当にありがとうございます。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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