【実家】「ゴミ屋敷化しないための対策」ランキング　3位「整理整頓をする」2位「アドバイスを送る」…1位は？

　不動産情報メディア「訳あり物件買取プロ」を運営しているAlbaLink（東京都江東区）が、「実家のゴミ屋敷化」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で公開しました。

　調査は2025年5月27日から同月28日、全国の男女500人（女性358人／男性142人）を対象にインターネットで行われました。

2位は「親の困りごとや課題に合わせた」こと

　全回答者に「実家が将来的にゴミ屋敷になるかもしれないと思ったことがあるか」と聞いたところ、「ある」と回答した人が68.8％という結果になりました。ゴミ屋敷がメディアなどでよく取り上げられているため、危機感を持つ人が増えていることがうかがえます。

「実家がゴミ屋敷化しないために取っている対策」を聞くと、3位は「整理整頓をする」（11.8％）でした。家族からの抵抗などで物を大量に減らすことは難しくても、整理整頓は可能なため、回答では「実家に戻る度に、冷蔵庫内の整理と部屋の片付けを手伝っている」（20代男性）、「月に1度は実家に行って、一緒に片付けをしています」（40代女性）、「言ってもダメなので定期的に片付けに行く。また、片付いているわが家に呼び、目が覚めるように仕向けている」（50代女性）といった声が寄せられたとのことです。

　2位には「アドバイスを送る」（18.4％）がランクイン。親の困りごとや課題に合わせたアドバイスが必要なようで「都度『使わない物は捨てろ』と指導しています。勝手に捨てると後で怒られるので、現在は手を出したくても出せない状態でいます」（50代女性）、「ゴミ屋敷のリスク（火災や健康被害、孤立など）を具体的に伝え、早急な対応の必要性を自覚してもらう」（60代以上女性）、「ゴミの出し方を親に説明した」（20代男性）といったコメントがあったということです。

　そして、1位は「不用品を処分する」（33.2％）でした。実家に物を捨てられない家族がいるため、ゴミ屋敷化を懸念している人が多く、「親と一緒に、年に数回程度の頻度で生前整理をして、不用品を捨てています」（40代男性）、「大半は何がどこにあるか把握していないので、両親がいない間にこっそり捨てたり売ったりしていました」（30代女性）、「母は捨てるのは許さないが、お金になるならしぶしぶ手放してくれる。そのため、売れそうな物をフリマアプリに積極的に出品している」（50代女性）などの回答が集まったとのことです。

　調査結果を受け、同社は「『不用品の処分』『整理整頓』『掃除』など、アドバイスやチェック、見守りを重視している人も。『勝手に捨てると親が怒るから、手は出せない』『遠方に住んでいるので、実際に何かできるわけではない』など、家族の性格や環境によって、支援の形が変わると考えられます」とコメントしています。

オトナンサー編集部

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