逆風の中国EV、日本は「まだまだ」? BYD、新型SUVでさらに攻勢 TAS2025
- 乗りものニュース |
幕張メッセで開催の東京オートサロン2025(1月10日-12日)で、中国BYDの新型EV「シーライオン7」が公開されました。
BYD日本4車種目の新EV「シーライオン7」
幕張メッセで開催の東京オートサロン2025(1月10日-12日)にて、中国BYDの新型EV「シーライオン7」が公開されました。
BYDの新型モデル「シーライオン7」(乗りものニュース編集部撮影)。
シーライオン7はBYDの日本導入モデルとしては4番目で、2025年春頃の発売を予定。今回は参考出品です。
そのルックスは、2024年の日本カー・オブ・ザ・イヤー各賞の受賞を記念した特別限定車も同時公開されたセダンモデル「シール」をSUV化した感じです。全長4830×全幅1925×全高1620mmとラージサイズのSUVとなります。
2024年は世界的にEVの逆風が吹きましたが、BYDオートジャパンの東福寺厚樹社長によると、BYDの同年の世界販売台数は前年比+41.3%の約4272万台と好調。ただ、内訳はEVが42%、PHEVが58%と、PHEVの比率が逆転したそうです。
一方、EVのみが導入されている日本では、2024年に2223台を販売。前年比+53.7%の伸びになったといいます。
「(充電の心配が少ない)PHEVは、中国では都市部以外のところで評価され、台数を拡げました。一方の日本では、商品ラインナップを拡げ、事業基盤を固める段階にあります」
東福寺社長はこう話し、年内のさらなる新モデルの投入に意欲を示しました。
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