日本唯一の実物「紫電改」現・展示施設しばらく閉館へ 最後に“ゆかりの漫画家”による感謝イベントを開催!
- 乗りものニュース |

8月末までイベントを開催中
日本で唯一、戦闘機「紫電改」の実物を保管・展示している「紫電改展示館」(愛媛県愛南町)で、建て替え工事に伴う現施設の閉館を前にした2026年7月25日、記念イベント「ありがとう紫電改展示館、こんにちは紫電改展示館」がスタートしました。
国内唯一の「紫電改」現存機。1945年7月24日、来襲した200機の米軍機の迎撃に向かった部隊のうちの1機とされる(綾部剛之撮影)
紫電改(紫電21型)は、日本海軍が大戦末期に投入した局地戦闘機であり、とくに愛媛県松山基地を拠点として本土防空で奮戦した「剣部隊」こと第343海軍航空隊での活躍が知られています。
展示館の機体も同航空隊の所属機で、1945年7月24日に豊後水道上空で米軍機と交戦、未帰還となった機体であるとされています。1978年に愛南町久良湾の海底で発見され、翌年に引き揚げられました。
今回のイベントは、町の観光親善大使であり、第343航空隊の活躍を描いた戦記漫画『紫電改343』の作者である須本壮一さんの発案で開催されました。昨年2025年8月、展示館で『紫電改343』原画展を実施したとき、来場者から寄せられた多くのメッセージに感動した須本さんは、施設解体を前に改めてメッセージを集めるイベントを企画されたそうです。館内には大きなパネルが用意されており、来場者は思い思いのメッセージを残すことができます。
パネルは閉館予定の8月末まで設置され、8月29日には須本壮一さんのサイン会、30日にはゲスト漫画家によるマンガ制作体験などの企画も予定されています。展示館は8月末をもって閉鎖・解体となり、来年2027年秋頃に新施設のもとでリニューアル・オープンするとのことです。
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