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一児のパパ、国山ハセンさんが「育児サミット2024」で育児クイズに挑戦! その結果はいかに?【パーソル 育児サミット2024】

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  • マイナビウーマン
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パーソルホールディングスは11月18日、男性育休をテーマとしたイベント「育児サミット2024」を開催。ゲストとして、元アナウンサーの国山ハセンさん、SCSK、パナソニックコネクト、東京都助産師会のみなさんが参加しました。

「育児サミット」とは?

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【上段左から】パーソルチーム、パナソニックコネクトチーム、SCSKチームの皆さん
【下段左から】パーソルホールディングス 大場 竜佳さん、SCSK 井出 和孝さん、国山ハセンさん、パナソニックコネクト 古山 雄也さん、東京都助産師会 比嘉 美貴さん

育児サミットは、11月19日の「国際男性デー」および「いい育児の日」に合わせて開催されたもので、現在男性育休取得率73.0%のパーソルが、さらなる男性の育休取得率の向上、育児に関する知識の向上、他企業・団体とのネットワーク構築などを目的として企画したものです。

サミットでは、男性育休をテーマとした「企業対抗 育児クイズ王2024」と「パネルディスカッション」が行われました。

実技もあり!「企業対抗 育児クイズ王2024」

まずは国山ハセンさん&パーソルチーム、SCSKチーム、パナソニックコネクトチームの3チームが「育児クイズ王」の座をかけて競い合う「育児クイズ」からスタート。

問題は東京都助産師会が監修しており、

Q:育児休業は分割して取得できる?(答え:分割して2回取得可能)
Q:「愛情ホルモン」と言われ、ママだけではなく、パパも育児をすると分泌されるホルモンは?(答え:オキシトシン)

といった育児に関する知識を問う問題や、赤ちゃん人形を使った「おむつ替え」や「寝かしつけ」などの実技問題も。なかなかハイレベルな出題に、参加者は悩みながらも楽しんだ様子で取り組んでいました。

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おむつ替え実技クイズ

栄えある「育児クイズ王」の称号を手にしたのは、SCSKチーム! SCSKの村田宜則さん(人事本部 人事労務部)は、「なかなか高度な問題がたくさん出てきて難しかったかと思うのですが、我々が日々やっていることが、ある意味証明できたかなというところと、とても勉強になるイベントでした」と語り、チームメイトとともに喜びを分かち合いました。

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優勝したSCSKチーム

国山ハセンさんも参加したパーソルチームは、まさかの最下位! 2023年度の「イクメン 男性育休オブザイヤー(企画・運営:フロンティアインターナショナル)」で男性育休タレント部門を受賞した国山さんは、予想外の結果に悔しそうな表情。2問の実技で0点となってしまったのが尾を引いた形となりました。

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育児クイズの様子

実技の評価をした東京都助産師会の比嘉さんは、「あくまでも教科書的な答えと比較した結果。ベストな寝かしつけやおむつ替えの方法は赤ちゃんそれぞれで異なるので、あまり気にしないでくださいね」とフォローしていました。

各社の取り組みについて議論した「パネルディスカッション」

「『男性育休』がもたらす仕事と育児のウェルビーイングな関係」をテーマに行われた第2部のパネルディスカッションでは、男性の育児参加を促進するための具体的な施策や成功事例について議論が交わされました。

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パネルディスカッションの様子

前半では、自己紹介と自身の育児体験での「育休のdos/don’ts(やるべきこと、しないべきこと)」が紹介されました。

TBSアナウンサー時代に3週間育児休暇を取得した国山ハセンさんの育休の「dos」は「家族会議」。家事や育児の分担、ルーティンについてはほぼ毎日パートナーと話し合い、コミュニケーションの重要性を実感したとのこと。
逆に「don’ts」は「仕事」と「過度なSNS利用」。仕事のことは忘れ、家族に集中することが大事だと感じたのと、SNSに頼りすぎると、他人と比較してしまいネガティブな気持ちになりがちだと感じたからだそう。「SNSよりも地域のコミュニティや友人、家族との協力を大切にすることをおすすめします!」と語っていました。

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パネルディスカッションに登壇する国山ハセンさん

後半では、各社の取り組みを紹介。パナソニックコネクトは、男性の育休取得を当たり前にする企業文化の醸成に力を入れており、独自の取り組みとして、最大で30日間の「出生時育児休業有給化」や、託児しながらパートナーと一緒に参加できる「育休復帰前セミナー」などが紹介されました。

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パナソニックコネクトの取り組み

SCSKは、社員が社会に価値を生み出すことに注力してほしいと強調。国によって制度化される以前から育児休業の分割取得を可能にしていたこと、産休・育休前面談、配偶者出産休暇を20日に拡充するなどの制度が紹介され、さらに出産をした女性社員の配偶者には、社長から育児参加を促す手紙を送付している事例などが紹介されました。

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SCSKの取り組み

パーソルホールディングスは、コミック教材を使った研修サービスや「男性育休推進部」の活動などを紹介し、男性育休推進のためには、身近に育休をとっている社員がいることや仲間の応援があるなどの目に見える施策が必要だと話しました。

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パーソルの取り組み

東京都助産師会は、「夫が育休を終える直前に、『今まで夫も日中に育児に参加できていたが、育休後はどうしようか』という不安の声が妻から多く寄せられます。これに対して、会社が座談会や時短制度を提供している点は非常に素晴らしい取り組みです。これらの制度やサポートが、復職後の不安を軽減し、仕事と家庭の両立を支援する大きな助けになります」と総括しました。

まとめ

男性育休の普及に向けた、各社のさまざまな取り組み。制度の拡充だけではなく、誰もが育休を取得しやすい風土醸成がキーポイントとなることがよくわかりました。

また、育児と仕事を両立させる当事者であるみなさんが、こうした風土や制度の拡充を担っていることがとても心強いと感じました。こうした取り組みが様々な企業に広がり、男性育休が当たり前の世の中になっていけばよいですね。

(取材・文:剛家朋子)

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