海自と中国海軍が近距離で睨み合い 西太平洋に出現した中国空母を護衛艦が“徹底監視”する様子が明らかに
- 乗りものニュース |

中国メディアは「妨害」と主張も日本は反論
中国中央電視台(CCTV)や人民網などの中国メディアは2026年6月22日、西太平洋に展開した同国の空母「遼寧」を中心とする艦隊から捉えた海上自衛隊の護衛艦の映像を公開しました。
対潜能力に優れた護衛艦「あさひ」(画像:写真AC)
中国人民解放軍は、空母「遼寧」を旗艦とする任務部隊が南シナ海と西太平洋で約40日間の遠洋戦闘訓練を完了し、22日に青島市の母港へ帰還したと発表しています。
海上自衛隊は先月、沖ノ鳥島の南西約800kmの海域で、空母「遼寧」とレンハイ級ミサイル駆逐艦「無錫」、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「開封」、ジャンカイIII級フリゲート「漯河」、フユ級高速戦闘支援艦「呼倫湖」の計5隻を確認していました。
中国メディアが公開した映像には、警戒監視・情報収集のため接近してきた海上自衛隊の護衛艦「あさひ」、P-3C哨戒機、EP-3電子情報収集機が写っており、日本側から妨害を受けたと主張しています。海自機に対して、空母の艦載戦闘機を発進させたことも映像から確認できます。
海上自衛隊トップである齋藤聡 海上幕僚長は23日の記者会見で「海上自衛隊は国際法を始めとする関係法規に基づいて適切に対応している」とした上で、「警戒監視・情報収集などの態勢を緩めることが、力による一方的な現状変更やその試みをますます助長させてしまうことになると認識しており、隙のない警戒監視を堅持していく」と述べています。
また、防衛省・統合幕僚監部も24日、中国メディアの主張は事実ではないとする異例のコメントを公式Xアカウントに投稿しています。
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