異形の超巨大船が「日本最東端の島」沖へ出航! 高さは超高層ビル並み!? 重要な使命を担う
- 乗りものニュース |

高さは30階建ての超高層ビルに相当
JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)は2026年1月26日、地球深部探査船「ちきゅう」が南鳥島沖でのレアアース採鉱に向けた接続試験を行うため、清水港を出航したと発表しました。
清水港に停泊するJAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」(乗りものニュース編集部撮影)
「ちきゅう」は、海底下を掘削して地層を採取し、地震の発生メカニズムなど、様々な分析や研究を行うために建造された船です。最大で水深2500m、海底下7000mまで掘削可能。大きさは全長210m、幅38m、総トン数は5万7000トン強もあります。
外観の最大の特徴は、船体中央にそびえたつ巨大な「デリック(掘削やぐら)」。これは海底下の掘削ポイントにドリルパイプを降ろすために設けられた設備で、その高さは船底から130mにも達し、30階建ての超高層ビルと同じです。このため、入港可能な港は限られており、静岡県の清水港を母港としています。
今回は、日本最東端の島である南鳥島(東京都小笠原村)周辺海域において、国産レアアースの採掘に向け、水深6000mの海域で試験を行うとしています。
なお、南鳥島は、本土から約1800km以上離れた太平洋上に浮かぶ絶海の孤島です。海上自衛隊が管理する滑走路(延長1370m)があり、島内には自衛官のほか、気象庁や国土交通省・関東地方整備局の職員も駐在しています。一般の旅行者が立ち入ることはできません。
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