保育園から帰れない!! 走り回る息子に手を焼いて「置いてくよ!」と脅したママを見かねた先生は……
- マイナビウーマン |
子どものイヤイヤ期は、成長の証と思う反面、どうしてもイライラしてしまうことも多いですよね。今回は、イヤイヤ期まっただ中の3歳児に悩む30代ママが、幼稚園の先生の言葉に助けられたというエピソードを紹介します。
走り回って逃げる子どもにイライラ
(※写真はイメージです)
子どもを保育園に迎えに行ったときのことです。
3歳の息子は自我が強くなり、イヤイヤ期のピークとも言える時期でした。
とにかく「やだやだ」ばかりで何も進まず、日々困り果てていた時期。
この日も保育園に迎えに行くと「まだ帰らない」と走り回って逃げる始末で……。
仕事で疲れきっていた私はついイライラしてしまい、思わず「置いていくよ!」「もう知らないよ」と強く言ってしまい、息子を泣かせてしまいました。
「コート着る?」
(※写真はイメージです)
私の言い方もまずかったせいで、「帰ろう」「やだ!」の攻防は続き、事態はなかなか収拾がつかず。
先生方も心配して「ほらっ、ママ来てるから帰ろうね~」等と言葉をかけてくれるのですが、息子は「やだ」の一点張り……。
すると1人の先生が「先生も帰るから一緒に行こう!」と手を差し伸べてくれたのです。
最初はそれでも帰らないと言っていた息子ですが、先生が「コート着る? 自分で着れるところを見せて」など優しくサポートしてくれて、徐々にその気になってきたようで、なんとか無事に帰り支度をすることができました。
落ち込む私を、優しく励ましてくれた先生に感謝
(※写真はイメージです)
さすが先生、と感心すると同時に、私は「母親なのに、なんでもっと子どもの気持ちに寄り添ってあげられないんだろう」と、泣きそうな気持血になったことを覚えています。
そんな様子に気づいたのか、その先生は「うちの子もやだやだばっかりですよ! ママに甘えたいから、反抗するのかもしれないですね」と励ましてくれました。
ママに甘えたいから……そうだったのかもしれません。
たしかに、仕事で朝から晩まで忙しく、いつも存分に甘えさせてあげられていなかったように思います。
私は先生の言葉に本当に救われましたし、今でも感謝しかありません。
親として、しっかり子どもと向き合っていきたいとあらためて誓う出来事でした。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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