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「成人の日」式典後、20歳が「19歳」同級生に酒飲ませた…“傷害罪”に該当するケースも 飲食店が大迷惑を被るワケ

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成人の日に20歳の人が19歳の同級生に酒を飲ませたらどうなる?(画像はイメージ)
成人の日に20歳の人が19歳の同級生に酒を飲ませたらどうなる?(画像はイメージ)

 2026年の「成人の日」は1月12日です。成人の日は多くの自治体で「二十歳のつどい」「二十歳を祝うつどい」といった名称の式典が行われますが、式典に参加した人が、飲食店で小学校時代や中学校時代の同級生と一緒に酒を飲むケースも珍しくありません。

 ところで、式典に参加した段階ですでに20歳になっている人もいれば、早生まれで19歳の人もいます。もし飲食店で20歳の人が19歳の同級生に酒を飲ませた場合、どのような法的責任を問われる可能性があるのでしょうか。佐藤みのり法律事務所の佐藤みのり弁護士が解説します。

親や監督代行者以外の人が20歳未満の人に酒を飲ませても法的責任は問われないが…

 改正民法が2022年4月1日に施行され、成年年齢が18歳に引き下げられましたが、20歳未満の飲酒については、健康面への影響や非行防止、青少年保護などの観点から、「20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律」(旧名は未成年者飲酒禁止法)で引き続き禁じられています。

 この法律では、親(親権者)や「監督代行者」(親権者に準じ、または親権者に代わって一般的、総合的に20歳未満の者を監督すべき立場にある者)に20歳未満の人の飲酒を制止する義務があり、20歳未満の人の飲酒を知りながら制止しなければ、科料(軽微な犯罪に科する財産刑。金額は1000円以上1万円未満)に処すと定めています。

 例えば、式典後に小学校時代や中学校時代の同級生と飲食店で宴会を行ったとします。もし20歳の人が飲食店で早生まれの19歳の人に酒を飲ませた場合、酒を飲ませた人はあくまで同級生であり、「監督代行者」に該当しません。

 そのため、20歳の人が、20歳未満の人に酒を飲ませたとしても、通常、法的責任を追及されることはないでしょう。

 ただし、20歳未満の人に酒を飲ませたり、飲み会で同席しながら飲酒を制止しなかったりする行為は望ましいものではなく、さまざまな社会的責任を追及される可能性があります。

 また、先述の法律は、20歳未満の人の健全な育成を目的としているため、違反した20歳未満の人に対する罰則を定めていません。従って、20歳未満の人が酒を飲んだとしても、法的責任を問われることはないでしょう。

 なお、飲酒を強要した場合、やり方次第では、親や監督代行者であるかどうかにかかわらず、強要罪(刑法223条)といった犯罪が成立し、3年以下の拘禁刑を科される可能性があります。また、民事上の不法行為が成立し、慰謝料などの損害賠償責任を問われる可能性もあるでしょう。

 飲食店で客が20歳未満の人に酒を飲ませた場合、酒を提供した店側が法的責任を問われる可能性があります。20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律では、酒を取り扱う飲食店などの事業者に対し、「客が20歳未満の人であることを知りながら酒を売ったり、提供したりする」ことを禁じているからです(同法1条3項)。これに違反した場合、50万円以下の罰金を科されることがあります(同法3条1項)。

 酒を提供する飲食店には、20歳未満の人の飲酒を防止するため、年齢確認やその他必要な措置を講じる義務が課せられています(同法1条4項)。「20歳未満とみられる人がいて、飲酒するかもしれない」といった程度の認識であっても「知りながら」に該当し、処罰される可能性があるので、年齢確認を徹底する必要があるでしょう。

 また、20歳以上の人が20歳未満の人を連れて来店した際、客側が「2人とも20歳以上」と虚偽の情報を伝え、店側が酒を提供してしまった場合も飲食店が責任を問われる可能性があります。

 なお、20歳未満の人に酒を提供して罰金刑が科された場合、酒類販売業の免許が取り消されることもあります。

 このほか、飲食店での飲酒時に急性アルコール中毒になるようなケースでは、一気飲みなど無理な飲み方を強要されていることも少なくありません。この場合、強要した相手が20歳未満であるかどうかにかかわらず、酒を飲ませた人は、傷害罪(刑法204条)などの刑事責任を問われる可能性があります。また、刑事責任とは別に、民事上、治療費や慰謝料などの損害賠償責任を問われる可能性もあります。

 20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律には、酒を飲んだ20歳未満の人が急性アルコール中毒などになった場合に、飲食店側の責任を重くする規定はありませんが、飲食店が年齢確認を怠り、20歳未満の人に酒を提供して、急性アルコール中毒になってしまった場合、飲食店も民事上の損害賠償責任を問われる可能性があります。

 飲食店でグループで食事をする際は、相手や店側に迷惑をかけないためにも、「20歳未満の人には酒を絶対に飲ませない」「飲酒を強要しない」を徹底しましょう。

オトナンサー編集部

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