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往復しすぎ! 中露の大編隊が列島を何度も横断「最新鋭機」から「機密の塊」まで

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  • 乗りものニュース
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戦闘機に爆撃機、情報収集機に空中給油機まで

空自戦闘機の眼前で空中給油まで

 防衛省・統合幕僚監部は2024年11月30日(土)午前から午後にかけて、中国とロシア双方の爆撃機が日本列島を横切る長距離の共同飛行を実施したと発表しました。

 確認されたのは、中国側がH-6爆撃機2機、ロシア側がTu-95爆撃機2機の計4機で、中国方面から飛行すると、共同で沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に抜けたのち、太平洋上で反転し、再び沖縄本島と宮古島の間を通過して東シナ海へ飛行したそうです。

Large 241202 bomber 01航空自衛隊のF-15J戦闘機(画像:統合幕僚監部)。

 なお、これら爆撃機が共同で沖縄本島と宮古島の間を抜けて太平洋まで飛行する間、中国のJ-16戦闘機4機と機種不明の推定中国戦闘機1機、中国のY-20空中給油機1機が合流したほか、前出の爆撃機が太平洋上で反転し、沖縄本島と宮古島の間を通過して再度東シナ海へ飛行する際にも、中国のJ-16戦闘機2機が合流していたといいます。

 また、これらとは別に同日午前、中国のY-9情報収集機2機も、当該爆撃機の飛行に先立って沖縄本島と宮古島の間を通過しています。

 さらに、中露の爆撃機が共同で飛行した後、ロシアの爆撃機は沖縄本島と宮古島との間を複数回往復する形で飛行し、対馬海峡を通過して日本海を大陸方面に飛んでいったそうで、加えて同爆撃機が日本海上で活動している間、ロシア機と推定される軍用機3機(うち戦闘機は2機)が日本海上をそれぞれ飛行していた模様です。

 これらに対し、防衛省・自衛隊は、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させるなどの対応をとったとのこと。なお、中国とロシアの両国による共同飛行は前日、29日にも行われており、このときは日本海から東シナ海へ向けての長距離飛行でした。

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