前川清さん「孫にデレデレ」も3分が限界！長男・次女が「父の理解しがたい行動」を告白

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マイナビウーマン
2025年3月12日10時11分

3月10日放送の『ぽかぽか』（フジテレビ系）に歌手の前川清さん親子が出演。長男・紘毅さんと次女・侑那さんが、子どもの立場から父の仰天子育てエピソードを明かしました。

「一人ずつ公園に連れていき、ふいに姿を消す」父の謎の行動

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（※画像は前川清さんオフィシャルブログより）

「長崎は今日も雨だった」「東京砂漠」など数々のヒット曲を持つ音楽界のレジェンド・前川清さん。3人のお子さんの父親で、長男の紘毅さん、次女の侑那さんも歌手として活動しています。親子3人でコンサートを開催したり、前川さんの地元九州のローカル番組で共演したりと、一見仲の良さそうな家族に見えますが、紘毅さんいわく「かなり独特な父親」のようです。

子どもたちが幼い頃、多忙な芸能活動ゆえ2～3ヶ月家族の顔を見ないということもざらだったという前川さん。しかし久しぶりに自宅に帰って来ても、すぐに自分の部屋にこもっていたのだそう。紘毅さんが「一緒に寝たことがない」と明かすと、前川さんは「その……子どもが嫌なんですよ。好きじゃないことはないけど、横に寝られるというのが、もうダメですね」と正直すぎる衝撃発言。

他にも紘毅さんと侑那さんは「父親として理解できないところがいくつかある」と訴えます。それは、わが子よりも趣味の競馬を優先するところ……。競馬は競走馬を持つほどの熱の入れようで、休日は自分の馬を見るために競馬場へ。運動会など、土日に開催される子どもたちの行事に一度も参加したことがないそうですが、前川さんは「子どものレースより馬のレース」と悪びれる様子もありません。

また前川さんは年に数回、子どもを一人ずつ公園に連れて行き、ふいに姿を消すという謎の行動をとっていたのだそう。紘毅さんは「それも一瞬じゃなんです。しばらくいなくなって隠れてる。意味が分かんないんで、それを聞きたい」とあらためて父に尋ねました。

すると前川さんは「ありましたありました」と思い出したようで、「紘毅、侑那と別の日に（公園に）連れていきます。その時にポンっと隠れます。でも子どものことは見てるんですよ」「その時に泣く子か。この子は（紘毅さん）まずすぐ泣きました。（侑那さん）は泣いてる顔を我慢する。（紘毅さんは）泣いてて、こいつダメだとか（侑那さんは）根性あるなとかね。そういったことで確かめている自分がいました」と、当時を振り返り語ります。

紘毅さんが「それで（戻って）来て帰るんですよ。遊ばないんですよ！」と抗議すると、前川さんは「確認のための散歩ですから。それで連れて帰って仕事に行く」と淡々と答えました。

東京では昭和おやじ、九州でだけ父親らしくなる

理解しがたい前川さんの父親エピソードはまだまだ続きます。

長崎出身の前川さんは、春休みや夏休みを家族一緒に長崎で過ごすことも多くありましたが、紘毅さんは「そこのときだけ、すごいちゃんとしたパパで。魚釣り連れて行ってくれたり、すごい良いお父さんなんですけど、東京帰ってくると昭和おやじに戻る」と、東京と長崎の父のギャップに戸惑ったと言います。

その傾向は今もあるようで、九州のローカル番組での家族共演は穏やかだった前川さんが、全国区の人気番組に出演すると「俺はこいつら（子どもたち）知らねぇ」と“昭和おやじ”に。

紘毅さんが「九州ではご飯一緒に食べに行くんです。東京では行かないんです」と明かすと、前川さんは「家族でいたくない。一緒にいたくない。自分一人でいたい」ときっぱり。この驚きエピソードに伊集院光さんは、「東京砂漠、歌いすぎたのかな？」と思わずツッコミ。

ただ、東京と九州での極端なギャップには前川さんなりの理由があるようで、「歌い手は家族とか出しちゃいけないという、そういった暗黙のルールがあったんですよ。今はパパをしてお手伝いをしてがいいパパだという。昔はいいパパはダメなんですよ」と、東京で寡黙な“昭和おやじ”に変貌するのは、歌手・前川清スタイルを貫くためだったことを告白。

「東京では家族の（共演）がほとんどないんですよ。一人の歌番組が多いからいらないんですよ。（家族が）いると照れくさいんですよね」と本音もポロリ。侑那さんは「いつも仲いいんですよ。一緒に買い物にいったりとか」とフォローし、紘毅さんは「人気番組に弱いんだよな」と笑いを誘いました。

そんな前川さんも、孫にはデレデレ。紘毅さんが娘と一緒にテレビ電話をすると、「き～ちゃんだよ～」と手を振ってくれたり、会ったときには抱っこしてくれたり可愛がってくれるのだそう。しかしそれも「疲れちゃうから」と3分くらいが限界という前川さん。「どこまでも一人が好きです！」と、頑なに前川清な前川さんでした。