日本最速!新たな新幹線「専用検測車」のデザインが決定 2029年度中にデビューへ 愛称は「ソアー」に
- 乗りものニュース |

E926形「East i」の後継に
JR東日本は2026年7月14日、新たな新幹線専用検測車「E927形」のデザインを公表。愛称を「SOAR(ソアー)」に決定したと発表しました。今後、2029年度中に検測を開始する予定です。
新たな新幹線専用検測車(E927形)(画像:JR東日本)
この車両は、同時開発となる次期秋田新幹線の車両(E6系の後継車)をベースとしており、新幹線と在来線の直通運転を行うことができる「ミニ新幹線」車両となります。編成は7両編成で、最高速度は320km。JR東日本管内は東北、上越、北陸、山形、秋田新幹線を検測します。
デザインは、JR東日本グループ社員の応募作品から選定し、デザイン監修は東北新幹線の次期車両となるE10系のデザインを手がけるtangerine社が担当しています。
今後、デザインを考案した社員とE10系のデザインを担当したtangerine社が連携し、2026年秋頃を目指して実車デザインの細部を仕上げる予定。愛称に関してもロゴなどを検討するとしています。
車体は現行の新幹線専用検測車であるE926形「East i」の白を基調としたデザインを継承。赤と緑が配され、側面は非対称なカラーリングとなります。
線路の予防保全に向け、車輪とレール間に作用する力を推定する「PQ推定システム」や、検測車の周囲をカメラで撮影し、設備の状態や沿線環境の変化を把握する「新幹線車上撮影装置(仮称)」を搭載。これらの装置を用いて最高速度320km/hで検測を行うことは、日本初の取組みになるとしています。
「PQ推定システム」は、台車に複数のセンサを取り付け、台車の揺れや傾きなどを測定することで、車輪とレール間に作用する力を推定する技術です。整備箇所や優先度をより明確にし、さらに効果的な予防保全と安全レベルの向上が期待できるといいます。
「新幹線車上撮影装置(仮称)」は、車体に設置した計48台のカメラによって高精細な画像を連続して撮影することにより、設備の状態や沿線の環境を詳しく記録する技術です。検査の更なる効率化や、列車の運行に支障をきたす沿線木などを調査することで、沿線環境をより正確に把握することが可能になるとしています。
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