通勤ラッシュってまだあるの? 東京メトロの朝 1年で様変わり
- 乗りものニュース |

新型コロナウイルスの流行から1年が経過し、テレワークなども定着するなか、朝の通勤ラッシュはどう変わったでしょうか。東京メトロへの取材から、具体的な数字とともに、ある傾向が見えてきました。
コロナ前は平日5日間で計144万人 朝ラッシュの2時間
新型コロナウイルスの流行から1年以上が経過し、テレワークなどの働き方も定着しました。朝の通勤電車が以前より空いたと感じる人もいれば、変わらないと感じる人もいるかもしれません。今回、東京メトロへの取材で、具体的な数値とともに人の動きの変化がわかりました。
東京メトロではかねてから、混雑緩和のため「オフピーク通勤」を促す様々な施策を行ってきました。このピーク時間帯は、7時30分から9時30分までの2時間とされています。ピークの2時間と前後の1時間で利用者数がどう変化したか、まずコロナ前の輸送状況を見てみましょう。
鉄道朝ラッシュのイメージ(画像:photolibrary)。
●2020年2月第1週目の平日(2月3日~7日)
・6時30分~7時29分:約22万人
・7時30分~9時29分:約144万人
・9時30分~10時29分:約40万人
※利用者数は東京メトロ全線、5日間の合計。以下同。
この後、1度目の緊急事態宣言が発出されていた2020年5月に、ピーク時間帯の利用者数が前年比で40%まで減り、そこから徐々に利用者数が増えていました。2度目の緊急事態宣言が発出される前、感染者の増加で「第3波」が懸念され始めた2020年11月末から12月初頭の利用状況は、次の通りです。
●2020年12月第1週目の平日(11月30日~12月4日)
・6時30分~7時29分:約20万人
・7時30分~9時29分:約102万人
・9時30分~10時29分:約28万人
2度目の緊急事態宣言中はどうだったか
そして、先に挙げた「コロナ前」の1年後、2度目の緊急事態宣言中だった2021年2月第1週は、次のように変化しています。
●2021年2月第1週目の平日(2月1日~5日)
・6時30分~7時29分:約17万人
・7時30分~9時29分:約84万人
・9時30分~10時29分:約24万人
数字からは、ピーク2時間は状況による変動が大きい一方で、特に6時30分から7時30分の早朝時間帯は、変動が比較的小さいことが伺えます。
事実、東京メトロによると早朝の1時間は2020年5月の「底値」でも利用率は前年比の60%程度でした。その後の「回復率」も、ピーク2時間とその後の1時間がほぼ同程度なのに対し、早朝1時間は最も高いのだそう。「早く出社し、早く帰宅するお客様が増えている」と話します。
こうした利用者の減少は、鉄道会社の収益を直撃していますが、鉄道会社は朝ラッシュ時の需要に応えるべく設備投資を行っており、閑散時間帯にはその輸送力が過剰になりがちです。ピーク時間帯からの利用分散により、設備投資を効率化できる可能性があります。
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