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「トップを取れそうな学校」or「レベルの高い学校」選択の正解は? 元開成学園校長が伝えたい“本当に大事な経験”

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  • マイナビウーマン
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親として、子供にはどうかいつも幸せであってほしいと願うもの。しかし、生きていく上で挫折やトラブルは避けては通れません。

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▶︎ 特集「10歳からの心とからだ」の記事はこちら

今回は思春期の男子に関する
・失敗や負けの体験
・友人関係
などについて、元開成学園校長の柳沢幸雄先生の著書(思春期男子の正しい育て方/宝島社刊)より解説をお届けします。

「負ける経験」は人を成長させる

「初めての負け」はなるべく早く体験させる

物事が上手くいっているときは、振り返ることも反省することもしません。上手くいかなかったときには、どうして上手くいかなかったのかを考えます。これが人を大きく成長させます。思春期男子には今のうちに、上手くいかなかった経験、つまり「負ける経験」をしておいてほしいと思います。

受験でも、男の子の親は特に「鶏口がいいか、牛後がいいか」と悩まれる人が多いようです。つまり、レベルを落とした学校でトップになるほうがいいのか、レベルの高い学校で何とかついていくほうがいいのか、ということです。私の経験からいうと、こうした選び方はあまり意味がありません。いつまでも、一生、誰にも負けないということはまずありません。学校ではいつもトップでも、社会という広い場所に出ればもっといろいろな人がいて、トップに居続けることは難しいでしょう。

「できる子ほどもろい」と言われるのは、負ける経験がないから。負ける経験をせずに大人になると、ちょっとした躓きに大きなショックを受けがちです。「初めての負け」は年齢が上がれば上がるほどダメージが大きくなります。早いうちに負ける経験を積んでおいたほうが、社会に出たときにたくましく生きていけます。負ける経験を得るために、親は子どもが上へ、上へとチャレンジできるようサポートすべきです。

自己肯定感を得るためには成功体験が必要ですが、成功体験とは上手くいった、勝った結果だけではありません。上手くいかなかった自分、負けた自分を認めて、努力や工夫をすることも成功体験なのです。子どもは思春期のうちに必ずどこかで壁にぶつかり、負ける経験をします。それを乗り越えたときの自信や、その経験から得た自己肯定感は、簡単には崩れません。

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思春期男子の子育て対策>>>

・負ける経験は早めにさせる。
・負ける経験を乗り越えることが成功体験になる。

全員と仲良くしなくてもいい!

素の自分を見せられる友だちがいればいい

「みんなと仲良くしてほしい」は、多くの母親が子どもに願うことの一つですが、これは理想でしかありません。実際の社会でも、知り合う人すべてと仲良くできるとはかぎりません。本来、友人関係というのは気の合う限られた人と築けばいいのです。一人の親友と深く付き合う女の子とは違い、男の子は目的別に友だちを作ります。一緒に通学する友だち、部活の友だち、ゲームをするときの友だち、塾の友だちといったように広く付き合うのが特徴ですが、自分にとって心地よい人と付き合えばいい。思春期男子には特に、仮面をかぶらずに素の自分をさらけ出せる人を見つけてほしいと思います。そうしてできた友だちは、一生の友になります。

子どもが友だちとけんかをしても、親は余計な口出しをしないように。子どもには「自分がやってもらって嬉しいことは、人にしてあげる」「自分がやられて嫌なことは、決して人にしない」、この二つの原則を教えましょう。自分が基準になるので理解しやすいはずです。そして、自分が悪いときは素直に言葉にして謝る。これで、友だち同士のトラブルもたいがいは丸く収まります。

いじめも心配な問題の一つですが、残念ながらいじめを100%なくすことは難しいでしょう。もちろん学校も対策を取っていますが、SNSの中でコミュニケーションを取ることも増え、いじめの実態が見えにくくなっています。大人の社会でも大なり小なり、ハラスメントや嫌がらせが存在します。子どもの世界は大人社会の縮図。「いじめはある」という前提で日々、子どもと接することが大切です。

いじめを受けたとき、子どもがそれをすぐに親に話すことはないでしょう。でも、親は子どもの変化に気づくはず。何となく元気がない、上の空でいることが増えた、集中力がない、朝起きられない、服装がときどき汚れている、お小遣いがすぐになくなっている。そんなときは「何か心配事でもあるの?」とさりげなく聞いてみてください。「別に」とか「うるさいな」と避けられるかもしれません。親に心配をかけたくないと思っているからです。自分がいじめられるような人間だと知られたくないという思いもあります。それでも、親は子どもを心配しているんだということを、きちんと言葉で伝えてあげましょう。困ったときには親に相談するよう、常日頃から子どもに話しておくことも大切です。

思春期男子の子育て対策>>>

・「みんなと仲良く」とプレッシャーをかけない。
・困ったときには親に相談するよう、日頃から伝える。

『マンガと図解 元開成学園校長が教える 思春期男子の正しい育て方』(著:柳沢幸雄、マンガ・イラスト:藤井昌子、宝島社刊)より一部抜粋、再編集

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