ホンモノです! 「イルカ」描かれた元ANAの人気旅客機、まさかの販売! お値段はいかに? 2020年に退役
- 乗りものニュース |
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上級国民なら買える…?
お値段450万ドル
2020年6月をもってANA(全日空)グループのANAウイングスから退役したボーイング737-500「スーパードルフィン」。エンジンカバーに「イルカ」が描かれていることが特徴で、ファンも多く存在したモデルです。そして2024年8月2日現在、ANAグループで役目を終えた1機の元「スーパードルフィン」が、航空機販売サイト「Controller」で売りに出されています。
ANAウイングスのボーイング737-500「スーパードルフィン」。ラストフライト時の「JA306K」(2020年6月14日、乗りものニュース編集部撮影)。
Controller公式サイトによると、価格は450万ドル(約6億7200万円※1ドル149.21円で換算)。機体のシリアル番号は「29794」。これは1999年に導入され、2020年6月14日の「スーパードルフィン」ラストフライトを担当した「JA306K」にあたります。同サイトによると、現在の飛行時間は4万5968時間、着陸回数は4万7767回とのことです。
「スーパードルフィン」は1995年、当時のANK(エアーニッポン。後にANAが吸収合併)が導入。ANAグループではおもに国内線の地方路線で使われ、ピーク時には25機が投入されていました。2020年までの25年間でこのモデルが就航した国内の空港は、北は北海道の利尻から南は沖縄の石垣まで、広い範囲にわたります。
ANAの737-500の愛称である「スーパードルフィン」は導入時に公募によって選ばれたものです。ボーイング737-500の全長は約31mで、ジェット旅客機としては短めでずんぐりむっくりとした胴体が「イルカ」を連想させることや、短距離での離着陸が得意なことで小回りが利き、スピード感があることなどが由来といいます。
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