ライカのコンパクトデジカメ「Q3」　タイムレスなデザインにシンプルな操作性

ライカカメラジャパンは、コンパクトなフルサイズ・デジタルカメラ「ライカQ3」を2023年6月3日に発売する。タイムレスで洗練されたデザインにシンプルな操作性などが特長の「ライカQ」シリーズ第3世代モデルが登場。大口径で明るいレンズの搭載やマクロ機能、動画撮影などはそのまま、多彩な新機能を追加した。

動作速度がさらに向上

被写体のディテールや質感を余さず捉える高画素数から、高速性能の十分な活用やファイルサイズのコンパクト化が可能な画素数まで、記録画素数を6000万/3600万/1800万画素の3種類から選んでRAW形式またはJPEG形式で撮影できる。

パナソニックとの協業による技術から誕生した「LEICA MAESTRO」シリーズ最新世代の画像処理エンジンを搭載。動作速度がさらに向上した。

大口径レンズ「ライカ ズミルックスf1.7/28mm ASPH.」を採用。最短17センチのマクロ撮影や、デジタルズームによる撮影も可能だ。

位相差検出方式を追加した「ハイブリッドオートフォーカスシステム」を新採用し、高速かつ高精度なピント合わせや追尾を実現した。空間認識（DFD）技術も新たに取り入れるなど、複数の方式の組み合わせにより被写体をシャープかつ鮮明に捉えられる。

タッチ対応の3.0型液晶モニターはチルト式を新採用。撮影時のアングルの自由度が高まり、自由な写真/映像表現が可能になった。IP52相当の防塵/防滴性能を備える。

動画関連では8K動画を記録できるほか、「H.265」形式や「Apple ProRes」コーデックにも対応する。HDMI、USB Type-Cの両端子を実装し、ジンバルやモバイルバッテリー、外部ディスプレイレコーダーなどと接続可能だ。

安定した接続と高速転送を実現し、専用アプリ「Leica FOTOS」へのデータ転送が前モデルと比べ約10倍速くなったという。動画データもモバイル機器へ転送できる。アップルの「Made for iPhone/iPad」認証を取得しており、付属の「Leica FOTOSケーブル」で接続することでiPhoneやiPadのユーザーもクリエイティブな表現を楽しめる。

ハンドグリップやワイヤレスチャージャー、ハーフレーザーケースなど多彩な別売アクセサリーを用意する。＜J-CASTトレンド＞

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