創立10周年「ANAウイングス」 その歴史とは? 副社長が語る コロナ禍で重要な役割も
- 乗りものニュース |

ANAグループで国内線を担当するANAウイングスが、創立10周年を迎えました。記念デカール機を前に実施された記念イベントでは現役機長の副社長が登壇。同社のこれまでの歴史やいまの役割などを話しています。
北は稚内から南は石垣まで
ANA(全日空)グループにおいて国内線を担当するANAウイングスが2020年10月1日(木)、創立10周年を迎えます。これにともなって、羽田、中部、伊丹、福岡の4空港で、スタッフなどによる出発便の見送りなどのイベントが実施されました。
羽田空港で実施されたANAウイングス10周年イベント(2020年10月1日、乗りものニュース編集部撮影)。
ANAウイングスは2010(平成22)年に、エアーニッポンネットワーク、エアーネクスト、エアーセントラルの3社が統合して生まれた航空会社で、ANAグループの中でも席数の少ない、ボーイング737型機やボンバルディアDHC8-Q400型機などの小型機を用いて北は稚内から南は石垣まで、100近く(計画時)の路線を運航しています。過去には「スーパードルフィン」こと737-500型機や、DHC8-Q300型機なども保有していました。
今回、創立10周年を迎えるにあたり、ボーイング737-800型機とボンバルディアDHC8-Q400型機それぞれ5機、計10機の最前部ドア周辺に、10周年を記念したデカールを貼っています。これら10機は2021年10月まで、デカールを付けて運航される予定です。
なお羽田発能登行きのNH747便では、羽田空港出発に際し、現役の機長でもあるANAウイングスの小林 明副社長も駆けつけました。
「現役機長」副社長が語るANAウイングスの歴史&役割
2020年10月現在もDHC8-Q400の操縦桿を握る小林 明副社長は、ANAウイングスの歴史を次のように話します。
「ちょうど10年前、ANAブランドの新たな航空会社として、23機の小型機と871名の社員からなる、この会社が誕生しました。それから10年間、皆様から頂くご愛顧と信頼の声に応えるべく日本中を縦横無尽に飛び続け、現在は、ANAグループ国内線運航便数のおよそ50%を担う会社に成長しました。この間に、およそ6900万人ものお客様をお迎え出来たことは、何よりも私たちの誇りです」(ANAウイングス 小林 明副社長)
羽田空港を離陸するNH747便(2020年10月1日、乗りものニュース編集部撮影)。
一方、いまだ衰えそうにない新型コロナウイルスの影響については、創立から10年の2020年を「試練の年」としつつも、「本領発揮」の時期とも話します。
これはコロナ禍で航空需要が減退したことで、ANA便の運航機材もこれまでより客席数の少ないものが使われる傾向にあり、このことでグループ内でも「小型機」を保有する同社の強みが、より生かされるようです。小林副社長も「今後も公共交通機関としての使命を果たしていきたい」と話します。
NH747便は午前9時ごろ、88人(幼児含む)を乗せて羽田空港を出発。この便では、10周年記念デカール付きのボーイング737-800型機(機番:JA89AN)が使用されました。この機は9月28日(水)の深夜、10機のデカール機のなかでも最後に貼り付けが実施されたものです。
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