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伝説の豪華寝台車両「夢空間」が完全復刻!? 東京の公園で車内を実見 “伝統のチャイム”も“厨房”もバッチリ! 車内で食事提供へ

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  • 乗りものニュース
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修復を終えたダイニングカーとラウンジカー

 JR東日本の元・豪華寝台車両「夢空間」が、東京都清瀬市の公園に移転し、このほど車両の修復を終え、メディア関係者に公開されました。外観に加え車内も往時のきらびやかな姿が復活しています。

Large figure1 gallery23清瀬中央公園へ移転し、修復を終えた「夢空間」(柴田東吾撮影)

「夢空間」は、上野と札幌を結んだ寝台特急「北斗星」の成功を受け、次世代の寝台列車の方向性を探るべく試作された客車です。ダイニングカー(食堂車)、ラウンジカー、豪華寝台車の3両が造られましたが、2008(平成20)年の引退後、ダイニングカーとラウンジカーは埼玉県三郷市の大規模商業施設「ららぽーと新三郷」で1両ずつ別の場所に置かれて活用されていました。

 このほど、清瀬市が清瀬中央公園の再整備にあたり、新たなシンボルとして「夢空間」の客車2両を譲受。連結した状態に戻し、車内も現役当時の使い方に近い姿に戻して展示されるようになりました。

「夢空間」は、24系25形寝台客車の一族です。この24系25形は国鉄時代に製造されましたが、「夢空間」の3両はJR東日本発足後の1989(平成元)年に登場しており、JR世代の客車としても珍しい存在です。ダイニングカーは「オシ25 901」、ラウンジカーは「オハフ25 901」という記号・形式があります。

 ダイニングカーの車体は緑色で、列車の最後尾に連結される前提で造られていますが、上野駅の行き止まりのホームに推進運転で入線すべく、窓にワイパーを備えています。「夢空間」は1両ごとにメーカーが異なりますが、ダイニングカーは東急車輛(現在の総合車両製作所横浜事業所)製で、内装は東急百貨店が担当しています。

 車内は、食堂と厨房(料理室)に大きく分かれています。内装は、パリのビストロをイメージしたポスト・モダン調のデザインで、今回の修復で床のカーペットを交換していますが、現役当時の姿を再現しています。食堂は4人用のテーブル席と2人用のテーブル席が3つずつあり、加えて4人用の個室が1室設けられています。テーブル席の窓の先は西武線の線路があり、西武の列車が行き交う姿も見えます。

 今回の修復では、食事の提供も可能とすべく厨房も整備されました。上下水道が接続され、電子レンジやコンロなどが新調されています。「夢空間」の現役当時は電気コンロでしたが、修復に際しては今どきの電磁調理器(IHコンロ)に更新されています。

車掌室が残るラウンジカー

 もう一方のラウンジカーは、赤茶色とクリームの車体色です。こちらは富士重工業(後に車両製造部門は新潟トランシスに移行)製で、内装は百貨店の松屋が担当しています。

Large figure2 gallery24「夢空間」の設備を稼働させるべく、車両用のケーブルやホースを用いて地上側と接続されている(柴田東吾撮影)

 元のラウンジカーは、寝台列車の乗客であれば誰でも利用可能なフリースペースです。寝台特急「北斗星」が現役だった頃、ロビーカーというフリースペースの車両が連結されていましたが、これをアップグレードした形といえるのかもしれません。客室の大半はラウンジのスペースで、これ以外には電話室・トイレ・洗面所、運転関係の設備として車掌室があります。

 ラウンジスペースは「知的空間」をテーマに、アール・ヌーボ風のデザインが施されています。このスペースには豪華なソファがテーブル席の形に配置され、中央部には円形のカウンターがあります。カウンターは飲食物を提供できるよう、カウンターの中には流し台や冷蔵ケースも備えています。冷蔵ケースも今回の修復に合わせて交換されていました。

 カウンターの上にはグラスが吊り下げられていますが、今回の修復に際して現役当時の姿に直しています。ラウンジ内もカーペットを交換して現役当時の姿を復刻しています。ラウンジ部分のカーペットは模様の種類が豊富ですが、「ららぽーと新三郷」の時代に床を交換したために模様が失われ、当時の模様を集めるのに苦労したそうです。

 カウンターの脇には、ピアノ(ヤマハ製)も備えています。自動演奏が可能ですが、フロッピーディスクからデータを再生するもので、今となっては珍しいのかもしれません。

 ラウンジに隣接するトイレ・洗面所は、通路を片側に寄せてスペースを広く取っています。この奥に出入口と車掌室がありますが、これらの部分の床は今回修復されたものです。木目を組み合わせたものが再生されています。

 車掌室は、放送設備や行先設定の装置、運転関係だと「車掌スイッチ」と呼ばれる扉の開閉スイッチや、列車を停止させるための緩急設備があります。こちらの設備は現役当時のままで、寝台特急の現役時代を知っていると、懐かしさを感じさせます。

 放送設備や車掌スイッチは使用できる状態に整備され、車内にBGMを流すことも可能です。車内放送で話したり、チャイムを鳴らしたりも可能で、国鉄の客車のチャイムで有名な「ハイケンスのセレナーデ」を聴くこともできました。

車内の一般公開はもうちょっと先

 こうした車内設備を稼働させるために外部から電源が供給され、専用の電源設備もあります。また、扉の開閉等に使用される圧縮空気を供給するコンプレッサーも用意されています。これらの電源と圧縮空気はケーブルやホースで車両に接続され、ラウンジカーを介してダイニングカーにも供給されています。

 さらに、「ららぽーと」時代では床置きだった空調も整備され、車両の空調装置(冷房装置)などが使用できる状態になっています。保存車両として高度な水準に修復され、手の行き届いた整備が行われています。

 車内へはホームから出入りする形ですが、ホームの上には照明、時計、音響設備が整備され、(実際に車両は動きませんが)列車が出発できるときに点灯する出発反応標識も用意されています。車両は日没から23時まで外部の照明でライトアップされます。

 移転・修復後の「夢空間」は、西武池袋線の清瀬→秋津間で進行左側の車窓からも見ることができます。常時見学できるのは外観のみですが、今後は清瀬中央公園の複合施設と連携して、イベントの開催や車内飲食の提供を予定しています。

 車内での食事の提供は、西武鉄道のレストラン列車「52席の至福」のサービスを手掛ける株式会社NKBが担当します。一般の利用者が「夢空間」の車内が見られるのは、2026年のゴールデンウィーク頃となる予定です。

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