朝ドラヒロイン、元子役、アイドル出身…2021年、最も輝いていた女優5選
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2021年が終わりを迎えようとしています。昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響を受けつつも、ドラマ、映画、舞台など、今年も多くの女優たちが作品を通して、抜群の存在感を放ちました。
そんな2021年のエンターテインメントシーンを振り返り、作家・芸能評論家の宝泉薫さんが、2021年を彩った女優を5人選出しました。
精力的な活動が目立った、杉咲花
■杉咲花さん
「梶浦花」の芸名で子役として活動し、2011年から現在の芸名に。2016年公開の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」で「第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・新人俳優賞」を受賞。今年の主な出演作は「おちょやん」(NHK総合)、「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ系)、映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」(声)など。
「今年のエンタメ界の真ん中にいた女優の一人。作品を通して、いろんな引き出しを見ることができました」(宝泉さん)
「朝ドラヒロインから民放ドラマの主演という流れの中、『おちょやん』と『恋です!』ではある意味、真逆の芝居を見せてくれました。7月に公開された映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』では声優を、年末にはスペシャルドラマと劇場版が公開される『99.9』にも出演するなど、精力的な活動が目立った1年でした」
■福原遥さん
2005年放送の「ドラマ恋の時間」(TBS系)に出演し子役としてデビュー。2009年から放送された子ども向け料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(NHK・Eテレ)で主人公・柊まいん、通称「まいんちゃん」を演じブレーク。今年の主な出演作は「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)、「ゆるキャン△2」(テレビ東京系)、「アンラッキーガール!」(読売テレビ・日本テレビ系)など。
「2022年度後期の朝ドラ『舞いあがれ!』のヒロインに決定した福原さん。『まいんちゃん』のイメージをどう超えるかが彼女にとっての課題でもありました」
「今年も数多くの作品に出演した福原さんですが、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』『アンラッキーガール!』で見せた演技が印象的でしたし、『ゆるキャン△2』も、福原さんなしでは成立しないくらい際立っていました。一つ一つの作品を真面目に、しっかりこなし、子役時代の代表作だけではない姿を今年は特に見ることができました」
■伊藤沙莉さん
2003年放送のドラマ「14ヶ月~妻が子供に還っていく~」(読売テレビ・日本テレビ系)で子役としてデビュー。今年2月、「第45回エランドール賞」で新人賞を受賞。今年の主な出演作は「いいね!光源氏くん し~ずん2」(NHK総合)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(関西テレビ・フジテレビ系)など。
「伊藤さんの声には元々、定評がありましたが、それが存分に生かされたのが『大豆田とわ子と三人の元夫』でした」
「会話劇が中心の言葉のドラマだっただけに、伊藤さんのナレーションがあったからこそ、ドラマがより魅力的になり、作品に一本の筋を通していました。もちろん、ナレーションなので伊藤さんの顔が見えることはありませんが、その表情が見えるのではないかと思うくらいの存在感で、抜群のハマり具合でした」
「TOKYO MER」の衝撃、佐藤栞里
■西野七瀬さん
2011年、アイドルグループ・乃木坂46のメンバーとしてCDデビュー。グループ卒業後は女優として活動し、2019年放送のドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)で演じた、黒島沙和役が話題に。今年の主な出演作は「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(同)、「言霊荘」(テレビ朝日系)、映画「孤狼の血 LEVEL2」など。
「ある意味、個性的な存在で、試行錯誤していた姿が見えた1年でもありました」
「西野さんについては、脇役で味を出すというよりも、『言霊荘』のような主演、もしくは『孤狼の血』のような紅一点というポジションの方がハマり、光るような気がしています。アイドル出身の女優が求められる“華”のようなものは出せていたように思いますし、アイドル時代にセンターにいた人たちがみんな、脇の役者になるのは面白くないので、もっと王道を進んでもいいのではと思うのです」
■佐藤栞里さん
2001年、ファッション誌「ピチレモン」の専属モデルオーディションに合格し、芸能界入り。モデル業に加え、「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(日本テレビ系)や、「有吉の壁」(同)、「王様のブランチ」(TBS系)などバラエティー番組を中心に数多く出演。今年の主な出演作は「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(同)など。
「『TOKYO MER』での佐藤さんの最後の姿は、今年のドラマシーン全体を振り返っても、特筆すべきものでした」
「作中でのオアシス的存在から一転、悲劇のポジションになってしまう展開になるとは全く読めませんでしたし、驚きでもありました。これまで、バラエティーを中心に活躍していたこともあり、女優のイメージがない佐藤さんだからこそできた好演で、そのことが大きなインパクトにもつながったのではないでしょうか」
オトナンサー編集部
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