肩こり&腰痛がひどい時の「マッサージチェア」 実は“危険”? 専門家に聞いたメリットと注意点
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「マッサージチェア」のメリットとデメリットとは…
肩こりや腰痛がつらい時に、「マッサージチェアでほぐせば楽になるかも」と考えている人も多いのではないでしょうか。座るだけでケアできる手軽さは魅力ですが、使い方によっては逆に不調を招くことがあります。そこで、「マッサージチェア」のメリットや注意点、毎日使用する場合の目安などについて、匡正堂齋藤整骨院 永福で院長を務める柔道整復師の齋藤洋一郎さんに聞きました。
血流を促し、筋肉の緊張を一時的に緩和する効果が期待
Q.「マッサージチェア」を使うことに、どのようなメリットがあるのか教えてください。
齋藤さん「マッサージチェアには、血流を促し、筋肉の緊張を一時的に緩和する効果が期待できます。また、リラックス効果によって自律神経が落ち着き、心身の緊張をゆるめるきっかけになることもあります。
就寝前に使用することで、睡眠の質を高める効果も期待できるでしょう。何より座るだけでケアができる点は、疲れているときでも取り入れやすいメリットといえます」
Q.「マッサージチェア」を使う際の注意点についても教えてください。
齋藤さん「注意点として、一般的なマッサージチェアは刺激が強くなりやすく、同じ部位に繰り返し圧がかかる構造になっています。そのため、靱帯(じんたい)や関節、神経などの支持組織に負担がかかり、かえって違和感や不調が出やすくなるケースもあります。痛みを感じているときは、使用を控えたほうがよいでしょう。『気持ちいい=体が良くなっている』とは限りませんので、目的を意識して慎重に使うことが大切です」
Q.「マッサージチェア」を毎日使っても問題はないのでしょうか。 毎日使う場合、どの程度ならOKなど指標があれば教えてください。
齋藤さん「毎日の使用自体が直ちに問題になるわけではありませんが、強い刺激を長時間、頻繁に与える使い方はおすすめできません。
短時間で優しい刺激を与える程度にリラックス目的で使う分には問題ありませんが、慢性的な痛みや不調の改善を目的として、毎日長時間使用することは、かえって体の回復力を低下させる可能性もあります。一回10~15分程度を目安にして使用するのがよいでしょう」
※ ※ ※
マッサージチェアは、血流促進やリラックス効果が期待でき、上手に使えば心身の緊張をゆるめるサポートになります。一方で、痛みがあるときの使用や、強い刺激を長時間続ける使い方は逆効果になることも。体の不調の根本的な改善にはならないので、日常の姿勢や生活習慣の見直しなどと合わせて、上手に活用していきましょう。
オトナンサー編集部
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