この宿を目的に、ぜひ松山へ。旅ライターも感動した憧れのホテル「瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新」
- マイナビウーマン |
「○○が食べたい」「絶景が見たい」「友達に会いたい」ーー。旅に行く理由はその時々ながら、旅行は行きたい場所を決めてから宿を予約するのが一般的。でも、時には「この宿に泊まりたい」という理由で旅に行くこともありますよね。
そんな旅の目的になる宿が、愛媛県松山市にある「瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新」。安藤忠雄さんが建築・設計した建物に泊まれる全7室のスモール・ラグジュアリー・ホテルです。旅ライターの私も度肝を抜かれる、感動の宿でした……!
圧巻の安藤建築! 美術館のような瀬戸内のリゾート
瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新はもともと美術館だった安藤忠雄さんの建築を受け継ぎ、2015年に誕生したホテル。直島に建つ「地中美術館」などと並び、瀬戸内を代表する安藤建築の一つです。「Minimal Luxury」をコンセプトに、余計なものを削ぎ落とし、瀬戸内の静かな「凪」を堪能できる空間となっています。
小高い山の上に位置する瀬戸内リトリート青凪へのアクセスはレンタカーが便利。もしくは松山空港や道後温泉駅から定額タクシーを予約することも可能です。道後温泉駅→ 瀬戸内リトリート青凪の料金は3,500円。みかん畑が広がるのどかな風景を見ながらぐんぐんと山を登ると、圧倒的な存在感を放つ安藤建築が見えてきます。この空間だけ、異世界のよう……!
館内に入ると、そこはまさに「美術館」。エントランスのある1階はギャラリーとして国内外のアーティストによる作品が展示されています。瀬戸内海の凪いだ様子を苔で表現した庭もあり、アートを鑑賞しながらラウンジへと向かいました。
チェックインは愛媛県産のジュースやスパークリングワインをいただきながら。2つを合わせたミモザ風のカクテルも注文可能です。最大7組しか泊まれないので、客室だけではなくパブリックスペースのラウンジやレセプションも、とても静かーー。美術館特有の、あの“凛とした空気”の中で泊まる体験は、ほかではなかなかできません……。
こんな客室、見たことない……「THE AONAGI スイート」
瀬戸内リトリート青凪は客室によって趣きが異なりますが、一番人気は広さ約170平米&天井高約8mの「THE AONAGI スイート」。本館最上階5階に位置する、メゾネットタイプの最上級スイートです。
2フロア分の窓から見えるのは、絵葉書のように美しい瀬戸内海と島々。「こんな絶景が見られるなんて、信じられない……」と、呆然するほどの景色が広がっていました。すごすぎる……!
下階のリビングでは大きなソファ、ダイニングテーブル、テラスなど、自分の好きな場所でゆったりとくつろげます。私はソファに身を委ね、刻一刻と変わる瀬戸内海の景色をただひたすらに堪能していました。
絶景のおともには、瀬戸内ならではのドリンクを。客室内にあるドリンクやお菓子はすべてインクルーシブで、愛媛みかん「清見タンゴール」のジュース、瀬戸内産レモン果汁のレモネード、ビール、コーヒー、玄米茶など自由に楽しむことができます。
上階はベッドルームとバスルーム。ベッドルームは2台ダブルベットが設置され、日本画家・三森麻理亜さんの作品が展示されていました。広々としたバスルームはジャグジー付きで、シャンプーなど瀬戸内ならではの柑橘の香り漂うバスアメニティも備わっています。個人的にはMiMCのスキンケアセットが用意されてるのが嬉しすぎました……!
温泉好きさんにおすすめ。「露天温泉スイート」
瀬戸内リトリート青凪は全室スイートで、THE AONAGI スイート以外にもニーズに合わせて客室を選択できます。「温泉でゆっくりしたい」という人におすすめなのが別館の1〜3階にある「半露天温泉スイート(フォレストビュー)」。湯船が寝転んでくつろげるフルフラット寝湯付きの半露天風呂となっており、炭酸水素イオンやラドンなどを豊富に含む温泉を客室で楽しめます。
くつろぎのアート ラウンジ&幻想的なインフィニティプール
ゆったりくつろげるスペースは客室以外にも。本館2階「アート ラウンジ」ではレコードの音楽に耳を傾けながら、スパークリングワインやみかんジュースをインクルーシブで楽しめます。ここには安藤忠雄さんをはじめ建築やアートに関する書籍もあり、スマホを置いてパラパラとアートブックをめくるだけで、心が洗われるような時を過ごせました。
本館2階には瀬戸内リトリート青凪のシンボリックなインフィニティプールもあります。瀬戸内海へと続いているような約30mのプールはとても幻想的。この日はちょうどメタセコイアが紅葉し、美しい青空と青い海に彩りを添えていました。きれい……!
絶景を望む「ALL THAT SPA SETOUCHI」
とことんリラックスする松山女子旅なら、「ALL THAT SPA SETOUCHI」で癒やしの時間を。柚子、みかん、文旦など瀬戸内にまつわる自然の恵みを用いたオリジナルプロダクトによるトリートメントを受けられます。スパは本館3階にあり、瀬戸内海×インフィニティプールの絶景を眺められるのも魅力です。
愛媛県産の海の幸を大満喫。ダイニングでディナー
朝・夕の食事は本館B1の「ダイニング」で。目の前に流れる水の音を聞きながら、カウンターもしくはテーブルで楽しめます。吹き抜けになっているので、とても開放的!安藤建築に惚れ惚れしながら食事ができる空間です。
夕食は愛媛の山海の恵みを中心に味わえる「懐石料理」。「蓮根蒸し・愛媛柑橘ジュレ」からはじまる8品を、ソムリエおすすめの愛媛の地酒とともに味わいました。献立は毎月変わりますが、この日は8品中6品が愛媛で獲れた魚介を使った料理。香ばしく焼き上げた金目鯛にメレンゲをあわせた白子淡雪仕立てや、太刀魚をカダイフで揚げた一品など、新鮮な愛媛の海の幸を多彩な調理技法で堪能できました。はぁ、おいしい……!
そして締めのごはんとしていただいたのは「俊野さん家の新米鯛ご飯」です。俊野さんとはなんとホテルのスタッフで、松山市中心部からほど近い針田町でお米を作っているとのこと! ふっくら炊き上がった新米に紫蘇や梅を合わせた瀬戸内リトリート青凪流の鯛ご飯がおいしすぎて、食べきれなかったご飯は夜食としておにぎりにしてもらいました。ちなみに鯛を白米と炊き込む「鯛めし」は、松山のご当地グルメです!
心も身体もととのう。プライベートプール&サウナ
静けさが増す夜は、「プライベートプール&サウナ」でリフレッシュ。インドアプール、温泉ジャグジー、サウナを1時間貸切で楽しむことができます。通常は1時間11,000円ですが、瀬戸内リトリート青凪の公式ホームページより予約すると、「屋内プライベートプール1時間貸切無料」と客室に用意される「フルボトルスパークリングワイン」が特典として受け取れます。
サウナは90度を超えるドライサウナで、サウナ女子も納得の温度。「ALL THAT SPA」のシャンプーやボディークリームが用意されているほか、レンタル用水着もあり、至れり尽せりです。サウナでポカポカ温まり、シャワーで汗を逃した後にプールで泳ぐのは、気分爽快でした……!
松山あげに、温州みかん。愛媛尽くしの朝食
夜が明けて圧倒的な瀬戸内海の絶景に再び感動した翌朝。ダイニングで朝食をいただきました。美しい盛り付けで登場したのは、松山あげ入りの麦味噌汁、温州みかんのドレッシングで味わうサラダ、じゃこ天と愛媛尽くしの料理。意外にも「キウイ」も愛媛県産で、愛媛はキウイの生産が日本一です! みかんだけじゃない、愛媛のおいしいフルーツも堪能できる朝食でした。
驚くほどの絶景に、言葉で言い表せないほど感動した瀬戸内リトリート青凪の「THE AONAGI スイート」。もちろん気軽には行けないラグジュアリーな客室ですが、手を伸ばしてでも泊まる価値のあるお部屋と感じました……。松山市のふるさと納税でトラベルクーポンを手に入れるのもおすすめの旅ワザ。働く女子のみなさま、一生に一度は泊まりたいホテルリストにぜひ加えてみてくださいね。
・瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新
住所:愛媛県松山市柳谷町794-1
URL:https://setouchi.by-onko-chishin.com/
(撮影・取材・文:小浜みゆ)
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