今年の七夕何作ろ？⇒気分を盛り上げてくれる七夕レシピ5選

七夕をお祝いするためのメニューといえば？ どんな料理を入れたらいい？ お祝い時の定番のものから、お休みではない日でも用意できるものまで集めてみました。七夕らしい演出にするポイントも紹介していますので、今年の献立を考えるときのヒントにしてみてください。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

七夕は五節句のひとつで、中国から伝わったものが日本でも形を変えてお祝いされてきた年中行事です。お祝いの仕方は時代や地域によって変化してきましたが、現代では短冊に願いを書いて笹に飾ったり、季節のものを食べたり、織姫や彦星の話をして夜空を眺めたりしてお祝いしますよね。

国の祝日とは違い、五節句はお休みではない日も多く、七夕の日も仕事や学校などは通常通り。当日にお祝いをしようと思っても準備の時間はあまりないので、手早く作れるものや、失敗しないようなもので献立を考えると◎。普段よく作るメニューでも、ひと手間で七夕仕様に変身させることができますよ♪

七夕レシピ

七夕には素麺など定番のメニューがありますが、可愛くデコレーションをしたり、好みでアレンジしたりすれば、さらに食べやすく華やかになります。織姫や彦星、天の川や笹飾りなどのモチーフを意識すると、七夕らしさが一気に出るので試してみてくださいね♪

七夕手毬寿司

華やかなお祝いメニューとしてちらし寿司などがよく作られますが、かわいいビジュアルにするなら手毬寿司がイチオシ！ 丸める手間はかかりますが、取り分けやすさや、好みのものを選べるメリットもあり、人数や顔ぶれに合わせて調整もしやすいですよね。七夕用にデコレーションすれば、かわいくて華やかな仕上がりになります。

材料（4人分）
・酢飯……2合
・刺身（まぐろ、サーモンなどお好みで）……適量
・薄焼き卵……1枚（卵1個分）
・キュウリ……1/2本
・ニンジン……4cm
・海苔……1/4枚
・ごま……適量
・絹さや……2枚
・ブロッコリースプラウト……適量
・細ネギ……適量
・大葉……適量

織姫・彦星
手毬寿司の中に織姫と彦星が入ると、一気にかわいくなります。ピックや抜き型、パンチなどを使えば、細かなパーツも簡単に作れてしまうので、上手に活用してみてください。

① ラップに酢飯を乗せ、きゅっと絞って丸く形を整える。
② 海苔を前髪の形にカットし、それ以外の端に切り込みを入れる。
③ ラップを外し、酢飯に海苔を被せて再度包んで馴染ませる。同じようにもうひとつ作る。
④ 細長くカットした海苔に酢飯を乗せて巻く（織姫の分のみ）。
⑤ 両端を中心に合わせて曲げ、中心にピックを刺して③の頭部分に固定する。もうひとつにもピックを刺す。
⑥ 海苔をカットして目・口・鼻を作る。ゆでたニンジンを丸く抜いてほっぺにする。それぞれのパーツに薄くマヨネーズを塗って貼る。

※海苔のカットはパンチ、ハサミで、ニンジンは抜き型やストローで抜いて作ります。
※ピックは100均で購入したものを使用しています。和風なピックは年中行事等で使いやすいものがたくさんあるので、織姫や彦星の頭飾りに使えそうなものを活用してみてください。無い場合は、ニンジンやキュウリなどの食材をカットして使えばOK！

キュウリのお花
海鮮の手毬寿司は赤系の色合いが多くなるので、キュウリで作ったお花がよく映えます。

① キュウリを輪切りにして塩（分量外）をふり、水分が出たら絞る。
② ラップを広げてキュウリを6枚重ねて花の形にする。
③ 酢飯を乗せてラップをきゅっと絞って丸く形を整える。
④ ラップを外して中心にごまをつける。

卵
薄焼き卵はデコ用に少し残して細くカットして錦糸卵にし、ラップに広げてから酢飯を乗せて、同じように丸く成形。仕上げに小口切りにした細ネギをトッピング。

海鮮
ラップを広げて刺身を敷き、酢飯を乗せて同じように成形。ブロッコリースプラウトや星形に抜いたニンジンなどでデコレーション。笹はゆでた絹さやをはさみでカットし、星形に抜いた薄焼き卵や細ネギと一緒にデコ。刺身はサイズに合わせて1枚で覆えないようなら、2枚重ねて包んでください。種類の違うものを使ってバイカラーにもできます。

※デコ食材は、色や形で使えそうなもの、味の組み合わせが大丈夫なものを使うようにすれば、ほかのもので代用してOKです♪

冷しゃぶ素麺

七夕メニューの定番の素麺を、冷しゃぶサラダ風にしてたんぱく質や野菜もしっかり摂れる一品に。天の川をちょっと意識した盛りつけにしてみました。

材料（1人分）
・素麺（乾麺）……100g
・豚肉……100g
・オクラ……1本
・きゅうり……1/2本
・玉ねぎ……1/4個
・トマト……1/2個
・大葉……3枚
・細ネギ……1/2本
・めんつゆ（3倍濃縮）……大さじ3
・酢……小さじ2
・ごま油……小さじ1
・ごま……小さじ1
・しょうが汁……小さじ1
・レモン汁……小さじ1
・豚肉のゆで汁……100ml

※豚肉の代わりにお牛肉に変えてもOK。

作り方
① オクラ、豚肉をゆでる。
② 玉ねぎは薄切り、大葉は千切りにし、めんつゆ、酢、ごま油、ごま、しょうが汁、レモン汁、豚肉のゆで汁（アクを濾して使用）を加えて混ぜる。
③ トマトをざく切りにし、豚肉と一緒に②に加えて和える。
④ オクラを輪切りにし、きゅうりはピーラーで縦に薄くスライス。
⑤ 素麺をゆで、冷水でしっかり揉み洗いしてから水を切る。
⑥ お皿に素麺を盛りつけてから④を上にかけ、オクラ、きゅうり、小口知りにした細ネギを飾る。

※盛りつけのときに、トマト・きゅうり・オクラを半分に寄せて天の川の流れをイメージしています。

グラスを使って少量ずつ盛りつけても◎。中身は同じでも、ちょっとオシャレで涼しげな雰囲気に。

ミートローフ

ハンバーグのようにひとつひとつ成形して焼いたりする手間がないミートローフは、忙しいときこそオススメ。焼き立てよりも、冷ましてからのほうがしっとりとして味も馴染むため、事前に作っておけるのもイイですよね。オクラとうずらの卵で、断面にお星さま模様にして七夕っぽくしました。

材料（パウンド型1本分）
・豚ひき肉……300g
・ベーコン……4枚
・玉ねぎ……1個
・にんじん……1/2本
・オクラ…4本
・うずらの卵……5個
・にんにく……1片
・パン粉……大さじ3
・牛乳……大さじ1
・薄力粉……小さじ1
・油……小さじ1
・味噌……大さじ1
・塩こしょう……適量
（ソース）
・ケチャップ……大さじ3
・ウスターソース……大さじ3
・粒マスタード……小さじ2

作り方
① オクラとうずらの卵をゆでる。オクラはヘタを切り落とし、うずらの卵は皮を剥く。
② 玉ねぎをみじん切りにして、油を引いたフライパンできつね色になるまで炒めて冷まし、ひき肉、みじん切りにしたにんじんとにんにく、パン粉、牛乳、薄力粉、味噌、塩こしょうと一緒に粘りが出るまで練る。
③ パウンド型にベーコンを敷く。
④ 肉ダネの半分を斜めに詰める。
⑤ 斜めになっている中心に、半分埋め込むようにうずらの卵を並べ、その両端にオクラも埋め込むように並べる。
⑥ 残りの肉ダネを詰めて、ベーコンの端を内側にたたむ。
⑦ 200℃に予熱したオーブンで40分焼く。

焼きあがってから冷めるまで待ち、型から外してカットします。出てきた肉汁を集め、ケチャップ・ウスターソース・粒マスタードを混ぜて、お肉の旨味入りのソースにします。

お星さまポテト

絶大な人気のフライドポテト。星形にしたら一気に七夕仕様になっちゃいます。定番のじゃがいももおいしいですが、さつまいもの素揚げもおいしいので、ダブルポテトにしてみました。余った切れ端も集めてかき揚げにすれば無駄なし♪

材料
じゃがいも、さつまいも、揚げ油、塩、てんぷら粉

作り方
1.5cm幅に輪切りにしてから星型にカットし、素揚げにするだけ。熱いうちに塩をふってください。

切れ端はざく切りにして、てんぷら粉で衣を作って揚げます。皮のうまみもおいしいので、どちらの芋も皮つき。七夕の5色〔青（または緑）、赤、黄、白、黒（または紫）〕に合わせて、ほかの食材も加えて5色かき揚げもイイですね！

オクラとチーズベーコンの油揚げ巻き

あと一品欲しいときにもオススメなのが油揚げ巻き。オクラを中心に、チーズとベーコンも巻いて焼き上げれば、香ばしくてうまみもある味に。オクラのとろっとした食感、トロトロのチーズ、パリッとした油揚げの食感の違いも楽しめます。ちょっとしたおつまみにも◎

材料（1本分）
・油揚げ……1枚
・ベーコン……1枚
・スライスチーズ……1枚
・オクラ……1本
・大葉……1枚

作り方
① オクラをゆでる。
② 油揚げの上で菜箸を転がし、端を切って広げる。
③ 油揚げの上に半分に切ったベーコン、スライスチーズ、オクラを手前のほうに乗せて、端からクルクル巻く。
④ 爪楊枝で両端を止める。
⑤ フライパンでこんがり焼く。

※油揚げから油が出るので、焼くときは油を引く必要はありません。

オクラは切るだけで星形になり、七夕でも大活躍。色もキレイで栄養価も高く、さっとゆでるだけで食べられる優秀食材です。デコレーション食材として使いやすいのでオススメですよ♪

まとめ

七夕らしさを演出するには、色の華やかさや七夕モチーフを取り入れることが近道。織姫や彦星、天の川や短冊など、七夕ならではのイメージを加えてあげると雰囲気が出ます。

食材の色や形を生かし、足りなければカトラリーや小物使いでプラスしてみて。蒸し暑い季節なので、涼しげな演出もオススメですよ♪

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