「ヤバッ、カード忘れた!」ETC専用料金所へ“誤進入”したらどうなる!? 絶対やってはいけないNG行動とは
- 乗りものニュース |

急ピッチで進む「料金所のETC専用化」
高速道路の料金所が、いま急ピッチで「ETC専用」へと切り替わっています。首都高では全178か所の料金所のうち、2026年度内に134か所がETC専用となる予定です。またこの動きは都市部から地方へと徐々に広がっており、高速道路各社は2030年度ごろまでに、ほぼすべての料金所をETC専用へと変更するとしています。
2024年からETC専用化されている東海環状道の大垣西IC(乗りものニュース編集部撮影)ETC専用レーンに誤進入した場合の正しい対処とは(画像:)
ここで気になるのが、ETC専用の料金所に、うっかりETCが使えないクルマで入ってしまった場合の対処法です。「カードを入れ忘れた」「有効期限が切れていた」「そもそも車載器を搭載していなかった」など想定できるケースはさまざまで、誰にでも起こりうる事態でしょう。
では間違えて突っ込んでしまったら、いったいどうすればいいのでしょうか。まず絶対にやってはいけないのが「バック」や「Uターン」です。NEXCO各社も公式サイトなどで、「危険ですので、逆走・バックは絶対にしないでください」と呼びかけています。後続車との接触といった事故リスクを考えれば、慌てて戻ろうとすることが、いちばん危ない行動なのです。
もちろん、開閉バーを無理に押し開けて通るのも厳禁です。料金を支払わずにそのまま放置すると、不正通行として扱われる場合があります。
誤って進入した場合は、「サポート」または「ETC/サポート」と表示されたレーンへ進むのが正解です。サポートレーンでは、開閉バーの手前でいったん停止し、インターホンなどを通じて係員の指示を受けます。設備や案内方法は料金所によって異なるため、必ず現地の表示に従うようにしましょう。
サポートレーンなら「その場で現金払い」できる?
このとき注意すべきなのは「サポートレーン=従来の一般レーン」ではないということです。その場で現金やクレジットカードを渡して支払う、という感覚でいると戸惑うことになります。
「サポート」レーンのイメージ(画像:NEXCO中日本)
ETC専用の料金所では、現金やクレジットカード、ETCカードを係員へ手渡して支払うことはできず、その場で利用証明書を発行してもらうこともできません。また、実際の精算方法は道路会社や料金所によって異なり、すべてがその場で精算、または後日払いになるわけではありません。
例えば首都高は、ETCを利用できない車両が進入した場合、係員の指示に従って通行し、指定された方法で後日支払うことになります。この際、氏名や連絡先を尋ねられたり、車検証や運転免許証などの提示・撮影を求められたりします。
一方、NEXCO東日本管内では対応が分かれます。外環道のETC専用料金所では、後日送付される払込票でコンビニ支払いとなり、手数料は当面かかりません。外環道以外のETC専用料金所では、サポートレーンに設置された料金精算機で支払います。
ちなみに、カードはきちんと挿してあるのに、通信エラーでバーが開かないケースもありますが、その場合も対処法は同様です。その場で停止して、係員の指示に従ってください。NEXCO東日本によると、ETCバーが開かない理由で最多を占めているのはカードの入れ忘れとのことです。
まとめると、高速道路を利用する前には、カードが確実に挿入され、車載器が正常に作動しているかを確かめておくべきでしょう。また誤って進入してしまった際にいちばん大切なのは、何があっても慌てないこと。バックやUターンをせず、サポートレーンでいったん停止し、インターホンなどを通じて係員の指示を受ける。この手順さえ覚えておけば、パニックにならずに済むはずです。
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