リニアと富士急を結ぶ!? 山梨の超重要ルート“3本目のトンネル”どうなった? ここさえできればクネクネ解消で“高規格化”
- 乗りものニュース |

山梨県で国道137号の「新たな御坂トンネル」の実現に向けた検討が進んでいます。「御坂峠」を貫く3本目のトンネル計画、どこまで進んだのでしょうか。
山梨県で国道137号の「新たな御坂トンネル」の実現に向けた検討が進んでいます。山で隔てられた同県の“二大生活圏”を結ぶ大動脈を、より広域的に“使えるルート”へと変える、「御坂峠」を貫く3本目のトンネル計画です。
既存の新御坂トンネル(画像:山梨県)。
御坂峠は、山梨県の甲府盆地と富士五湖エリアを結ぶ古くからの交通の要衝で、昭和初期に最初の御坂トンネル(396m)が開通。甲府と富士吉田を結ぶ路線バスなども走るなど、大月を経由せず県の二大生活圏を短絡するルートとして機能が強化されてきました。
1967年には現在のメインとなっている新御坂トンネル(2770m)が開通。「御坂トンネル有料道路」として供用され、1994年に無料開放されています。これに代わる「新たな御坂トンネル」を含む新道の建設が2022年から事業化されています。
新御坂トンネルは老朽化が著しいほか、4.2mの高さ制限が存在。またトンネル前後につづら折りの急カーブが多数存在します。老朽トンネルと走行に難がある区間の課題を一気に解消すべく、約4.6kmの新トンネルを含む5.5kmのバイパスが整備される予定です。
県道路整備課によると、現在は地質調査と並行して設計を進めている段階。2025年2月には5回目の有識者を交えた整備検討委員会が開催され、トンネル本坑と避難坑の位置が確定するところまで来ています。
このルートは「甲府富士北麓連絡道路」と呼ばれる国の高規格道路構想路線として、今回のバイパス前後区間も高規格化する構想がありますが、「前後区間の現道は改良が終わっているので、ひとまず現道につなげます。信号はありますが数は少なく、走行速度も確保されています」(道路整備課)のこと。
新トンネル前後のつづら折り区間を除けば、地域高規格道路が目標とする概ね60km/h以上の走行が可能とされています。整備後は当該区間の所要時間が10分から5分に短縮されるということです。
現在、新御坂トンネルを経由して甲府駅-富士急ハイランド-富士山駅間で路線バスが運行されています。甲府市に“山梨県駅”ができるリニア中央新幹線の開通後は、リニアと富士急ハイランドを結ぶ役割も担うと考えられます。
それだけでなく、甲府盆地は中部横断道に加え、整備中の新山梨環状道路、西関東連絡道路がつながれば、関東・長野・静岡方面からの交通が集まる新たな拠点となる見込みです。そこへさらに、高規格の御坂峠ルートが加われば、東富士五湖道路などを介して御殿場方面への短絡ルートも形成されます。
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